「ラムダ株」の威力はとてつもない(新型コロナウイルスで亡くなった人の葬儀をいとなむ家族ら=ペルー、リマ)/(C)ロイター インド株を超える脅威となるのか――。南米ペルーで大流行している新型コロナウイルスの「ラムダ株」の威力はハンパじゃない。東京五輪を機に上陸する恐れが浮上している。 日本で感染続々「デルタ株」に続き南米では「ラムダ株」が!コロナウイルス変異どこまで ◇ ◇ ◇ ペルーは感染者数が200万人を超え、死者数は20万人に迫る。人口10万人当たりの死者数約600人は世界最多だ。昨年8月、同国で見つかったラムダ株が感染を広げている。今年4月以降の感染者の81%がラムダ株だった。 近隣のアルゼンチンやチリでも3割を占め、米国、ドイツ、イスラエルなど南米以外でもラムダ株が確認されている。15日時点で29カ国で見つかっている。 恐ろしいのが、ラムダ株がワクチンの効果を大幅に低減させる可