5日、高級コンパクトデジタルカメラ「GR DIGITAL III」(GRD III)がリコーから発売された。GRシリーズとしては3代目となる製品だ(関連記事)。 GRD IIIは、従来モデルの「GR DIGITAL II」(GRD II)と外観がほとんど同じで、大きさも2mmくらいしか違わないため、「前作のマイナーチェンジか?」と思っている人もいるかもしれない。しかし進化の度合いを見れば、実は初代からGRD IIよりも、GRD IIからGRD IIIのほうが大きく変わった。かなり本質的な部分がステップアップしたのである。 それではリコーとしては、GRD IIIの開発時にどこに力を入れたのだろうか? GRD IIIの企画・設計を担当する方々にお話をうかがってみた。 なお、GRD IIユーザーの皆様で、「あまり違わないみたいだから、買い換えなくていい」とホッと胸をなで下ろしている方は、今回の記
28ミリ相当の広角単焦点レンズを搭載 リコーGR DIGITALシリーズの最新モデル「GR DIGITAL III」が登場した。2007年に発売された「GR DIGITAL II」の後継機にあたり、レンズやCCD、処理エンジン、液晶モニタなどの主要装備を改良している。 ひと目見た印象は従来機とほとんど変わらない。外装は、表面にシボ処理を施したマグネシウム合金製で、グリップ部には手に吸い付くようにフィットするラバーが張られている。無駄な意匠を排除した、シンプルで渋いフルブラックボディはやや味気ないともいえるが、生真面目で質実剛健な雰囲気が漂い、一般的なコンパクトデジカメとは性格が異なることを外観からアピールしている。 ボディサイズは、従来機GR DIGITAL IIに比べて幅と高さ、奥行きがそれぞれわずかにアップし、本体質量は約168グラムから約188グラムへと増加した。これは、レンズや液晶
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く