■石破茂・自民党幹事長 もう憲法を改正しなければなりません。きちんとした独立国にふさわしい憲法、軍隊を規定し、異常事態を規定する、そういう憲法の改正にも我が党は取り組んでいく。それは決してうけることではない、人に手をたたいてもらえることでもない。でも人に手をたたいてもらえなくても、うけなくても国のためにやらなければならないことはきちんとする。真実を見極めるまじめさ、それを語る勇気、わかってもらえる真心。自民党はがんばる。 私たちは、他に比べればましでしょという支持率の高さに甘んじてはいけない。ほかの政党がどうのこうのというよりも、自民党が財政再建にしても、農政改革にしても、社会保障の改革にしても、集団的自衛権にしてもうけないけれど一生懸命やって、それで支持率が高いのが、私はあるべき支持率の高さだと思います。政治家がうけを狙ったら国がつぶれますから、私はそんなことはしません。(千葉県内でのイ
警視庁蒲田署地域課の男性巡査長(44)が拳銃自殺したのは上司のパワーハラスメントが原因だったとして、警視庁は21日、同課係長の男性警部補(52)を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分とし、発表した。警部補は巡査部長への降格を申し出ているという。 人事1課の説明では、警部補は2月中旬に2回、巡査長ら部下数人に対して、職務質問による摘発実績が上がっていないことを理由に「お前らはダメだ。今後の身の振り方を家族と相談しろ」と退職を迫った。巡査長は同月15日午後、勤務中に署内のトイレで自殺。遺書に警部補の名を挙げて「許せない。こんなに仕事が嫌になったのは初めて」と書いていたという。 警部補は昨年春ごろから、この巡査長ら部下約10人に「お前は警察官に向いていない」「本当にぶっ飛ばしたくなる」と怒鳴ったり、ジュースの紙パックを投げつけたりしていた。
新人警官へのパワーハラスメントを繰り返したとして静岡県警は23日、40代の男性警部補ら9人を停職1カ月の懲戒処分などにし発表した。警部補と30代の男性巡査部長は同日、依願退職した。 監察課によると、警部補らは昨年4月、歓迎会の席で新人の20代の男性巡査を後ろから押さえつけ、熱い鍋料理の豆腐や野菜を顔に押しつけたり、コンロで熱したトングを右手に押し当てたりした。このほか8月までの間、10回ほどライターの着火装置を放電させながら巡査の体に押し当てたり、机を部屋の隅に押しやって椅子代わりに段ボールへ座らせたりしたという。 9人は「(携帯電話の無料通話アプリの)LINE(ライン)のグループへの誘いを拒んだのがきっかけだった」「『熱い』といった反応が面白くて続けてしまった」などと話しているという。県警の山下晴久首席監察官は「幼稚ないじめの構図だ。今後、より一層パワハラ防止の意識改革に取り組む」と話し
東日本大震災の津波で、児童の約7割が犠牲になった大川小学校(宮城県石巻市)の惨事を調べている有識者の検証委員会(委員長・室崎益輝神戸大名誉教授)は19日、最終報告書案を示した。最大の要因は避難開始の意思決定の遅れと、避難先として河川堤防近くに向かったことと結論づけ、防災対策の不備や、学校に適切な連絡をしなかった行政の問題点などを指摘した。 2月中に最終報告をまとめ、市に提出する。同日の委員との意見交換に出席した遺族からは、決定が遅れた原因の核心はまだ明らかではないとの声が出た。 地震発生後、児童らは校庭に待機。北上川にかかる新北上大橋のたもとに移動を始めた直後に津波に襲われた。早めに移動するか、校舎裏の山に逃げていれば助かった可能性が高い。
将棋の谷川浩司九段(51)が、名人挑戦権を争うトップ棋士10人のリーグ戦「A級順位戦」から陥落することが11日未明、決まった。名人在位を含むA級在籍連続32期は、故・大山康晴十五世名人の44期に次ぐ歴代2位。輝かしい成績で永世名人の資格も手にしたスター棋士が、ひとまず大舞台を降りる。 A級からC級2組まで5クラスある順位戦。頂点の名人から連なる棋士の「順位」を決め、クラスは棋士の「格」を表す。最上位のA級に在籍することは一流棋士の証しだ。 10人で戦うA級は、優勝者が名人に挑戦し、下位2人がB級1組の上位2人と入れ替わる仕組み。同じ成績なら、前期の成績を元に決まる「順位」が下の棋士から陥落する。
【山下知子】豚をタブーとするイスラム教徒が多いインドネシアに、博多などを拠点にしている豚骨ラーメン店が相次いで進出している。ターゲットは、イスラム教徒の比率が低い中華系の住民。じり貧の日本市場とは対照的に、経済成長で大きく伸長している中間層に浸透している。 インドネシアの首都ジャカルタ。国際空港に近い住宅街に豚骨ラーメン「博多一幸舎」(福岡市)の店がある。価格は500円前後。現地の物価では安くないが、昼食時には列ができるほどの人気だ。 日本では9店を展開。インドネシアではパートナー企業が8店を運営し、各店の売り上げは月に1千万円を超える。入沢元・代表取締役(41)は「さらに店を増やしていきたい」と市場に期待する。 インドネシアの人口は約2億4千万人。豚を食べないイスラム教徒がほとんどだが、経済的に余裕があるキリスト教徒などの比率が高い中華系も数%はいる。中国への進出も考えたが、領土や歴史の
ホンダは二輪車スーパーカブの発売55周年を記念して、小型版の「リトルカブ」(排気量50cc)の特別仕様車を15日に発売する。黒と赤の2タイプがあり、どちらも車輪の金属部分を赤くするなど特別塗装した。国内1500台の限定販売。税込み24万9900円。
家電量販最大手のヤマダ電機が7日発表した2013年9月中間決算は、営業損益が前年同期の黒字(213億円)から23億円の赤字に転落した。地上デジタル放送への移行完了後の反動によるテレビ販売の低迷が続いたことに加え、一部店舗で安売りが行き過ぎたことも響いたという。純損益は41億円の赤字(前年同期は139億円の黒字)だった。
自民党の石破茂幹事長は2日、東京電力福島第一原発事故で避難した被災者の帰還について、「『この地域は住めません、その代わりに手立てをします』といつか誰かが言わなきゃいけない時期は必ず来る」と述べ、除染基準の見直しなどで住民が帰還できない地域が出てくるとの考えを示した。政府は避難者全員の帰還を原則としており、今後議論を呼びそうだ。 福島第一原発事故の被災地の避難区域は、年間積算放射線量の低い順に、避難指示解除準備区域、居住制限区域、帰還困難区域の三つに分かれている。石破氏の発言は、年間50ミリシーベルト超の帰還困難区域を念頭に置いたものとみられ、対象住民は2万5千人とされる。 石破氏は札幌市での講演で「除染基準をどうするかについては、いつかは答えを出さないと福島の復興はいつまでたっても進まない」と語り、国が除染による長期目標として示している年間の追加被曝(ひばく)線量1ミリシーベルトについて見
【平林大輔】地図情報大手のゼンリン(北九州市)は22日、2013年9月中間期の業績予想を下方修正し、純損益が2億円の赤字になる見込みだと発表した。5月時点の前回予想では2億円の黒字としていた。中間期に純損益が赤字に転落するのは9年ぶり。 カーナビ用に地図データを提供する事業の売り上げの減少が響く。国内の新車市場では、低燃費で維持費が安い軽自動車に人気が集まり、カーナビも低価格の製品に人気が集中。低価格のカーナビでは、提供する地図データの利用料も安くなり、カーナビをつけない客も増えている。そのあおりを受けたという。 売上高の予想は前回を4・7%下回る240億円、営業利益の予想も95%減の4千万円にそれぞれ引き下げた。通期の業績予想は売上高560億円、純利益25億円のまま据え置いたが、「修正するかどうかを含めて精査中」としている。 ゼンリンは、カーナビ用の地図データを自動車やカーナビのメ
【須藤大輔】国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は27日、ストックホルムで総会を開き、地球温暖化の科学的根拠をまとめた作業部会の報告書を承認した。温暖化の原因は人為起源の温室効果ガスである可能性が「極めて高い」(95%以上)と、これまでで最も強い表現で指摘した。 IPCCが総合的な報告書を公表するのは前回2007年以来6年ぶり5回目。加盟195カ国のチェックを受けて承認されたため、今後の国際的な対策づくりの科学的なよりどころとなる。 報告書では、世界の平均気温は1880年から2012年までに0・85度上昇、海面水位は1901年から2010年までに19センチ上昇したと認定。大気中の二酸化炭素(CO2)濃度は1750年以降40%増加し、過去80万年で前例のない高さだとした。 20世紀後半からの温暖化については「人為影響である可能性が極めて高い」とし、前回の90%を上回る95%以
【泉賢司】政府のアイヌ政策推進会議(座長・菅義偉官房長官)が11日、札幌市で開かれ、アイヌ文化振興の拠点として「民族共生の象徴となる空間(象徴空間)」を、2020年度に北海道白老町に開設する方針を決めた。アイヌ文化を総合的に展示、研究する「国立博物館」をはじめ、伝統的家屋群、アイヌ工芸の工房などを整備する。 象徴空間は、アイヌ民族の歴史と文化を学び伝え、民族共生のシンボルとなるナショナルセンターとして、国が白老町・ポロト湖畔の十数ヘクタールの用地に設ける。湖畔にはアイヌの人たちが設立したアイヌ民族博物館があり、文化伝承者の育成や体験学習活動を続けてきた実績がある。 明治以降、国内の大学が研究目的などで収集・保管してきたアイヌ民族の遺骨について、身元が分からないなどの理由で返還できない遺骨は「尊厳ある慰霊」のため、象徴空間への集約を検討している。 続きを読む関連記事アイヌ文化振興博物館の
最後のショットを決める安倍晋三首相。ゴルフ場でも一挙手一投足に誰もが注目。森喜朗元首相(中央)も見守る=16日、山梨県富士河口湖町、安倍龍太郎撮影 オバマ米大統領のゴルフ漬けの夏休みを見習ったわけではないだろうが、山梨の別荘地で夏休み中の安倍晋三首相がゴルフざんまいの日々を送っている。10、11日に続き、16日も山梨県富士河口湖町のゴルフ場に出かけた。17、18日もグリーンを満喫する予定だ。 首相のゴルフは第1次内閣では1回だったが、再登板後はこの日で7回目。東北地方が豪雨災害に見舞われた際には野党から批判も浴びたが、止まらない。 当初は妻昭恵さんら身内相手が多かったが、最近では国会議員や財界人が目立つ。16日に一緒にプレーしたのは、森喜朗元首相や茂木敏充経済産業相、石原伸晃環境相、萩生田光一・自民党総裁特別補佐らだった。 続きを読む関連記事批判なんのその オバマ大統領、夏休みはゴル
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