気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 米国にも英国にも「プルデンシャル」という名の保険会社がある。プルーデント(prudent)であることが金融機関にとって最も重要な価値観とされた時代に設立されたのであろう。プルーデントを辞書で引くと、「慎重であること、用心深いこと、分別があること」と出ている。 32年前に住友銀行(現・三井住友銀行)に入った時の研修で「貸出金利が低すぎて潰れた銀行はない。銀行が潰れるのは元本が焦げた時だ」と教わった。当時プルーデンスという価値観は明確に収益性より重視されていたが、現代の銀行経営者の発言を聞いていると、もはや過去のものとなってしまったようだ。 6月に福岡で「Asia Innovation Initiative(AII)」というコンファレンスが開催さ
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