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ブックマーク / xtech.nikkei.com (61)

  • OSは変わった

    OS、Operating System、基ソフト--。我々がそう呼ぶものの正体は、大きく変貌を遂げた。米グーグルのルイズ・アンドレ・バロッソ氏とウルス・ヘルツル氏は著書「The Datacenter as a Computer」で、「クラスタレベル・インフラストラクチャ」こそがOSなのだという。もはや単一のコンピュータしか制御しないソフトウエアはOSの名に値しないのかもしれない。 「The Datacenter as a Computer」はグーグルが2009年5月に刊行した書籍で、紙のとして購入できるほか、108ページに及ぶ全文をPDFファイルとしてダウンロードできる(出版元のWebサイト)。著者のバロッソ氏はグーグルの「Distinguished Engineer(最上級エンジニア)」、もう一方の著者であるヘルツル氏の肩書きは「運営上級副社長兼Googleフェロー」といい、グーグル

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  • 知られざるMicrosoft RPCの危険性---目次

    2003年はMicrosoft RPCにとって非常に不名誉な年であった。「Microsoft RPCの危険性は低い」という“神話”が完全に崩壊したからだ。 2002年に公開された米Microsoft社の技術ドキュメントに次のような内容のものがある。「RPCを通すファイアウォールなんて<侵入容易>という看板を掲げているようなもので,米Cisco Systems社の調査でも最も脆弱なインターネットサービスはRPCとなっており,WindowsのコミュニティでもRPCは害悪で使用を制限すべきものというのが一般的な認識である。とはいうものの,SANSのインターネットセキュリティ脆弱性リスト(SANSトップ20リスト)にあるのはUNIXのRPCで,WindowsのRPCは載っていないし,CERTにもWindows 2000のRPCに関する重大な脆弱性は掲載されていない」(筆者概訳)。 知られざるMic

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  • IPv6/IPv4トランスレータ入門

    IPv4アドレスの枯渇時期が迫ってきました。これを踏まえて次世代アドレスであるIPv6への移行を考え始める企業や通信事業者,データセンター事業者が今後増えていくと予想されます。IPv6への移行方法がいくつかあるなかで,注目されているのが「IPv6/IPv4トランスレータ」の導入。IPv4で使っているネットワーク機器やサーバー,パソコンにほとんど手を入れることなく,短期間でIPv6に対応させることが可能です。連載では,IPv6/IPv4トランスレータの動作概念をわかりやすく解説したあと,利用例を紹介していきます。 目次 IPv6フォーラム特別研究員,TAHI Project主査,IPv6普及高度化推進協議会 サーティフィケーションWG副主査。1995年より,インターネット関連のコンサルティング業務に携わる。1998年よりTAHIプロジェクトに参画し,IPv6関連技術の相互接続性向上にむけた

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  • 再編は不可避、2010年に生き残るのは誰か――ウォッチャー対談・サーバー・メーカーの明日(後編)

    亦賀 忠明(またが ただあき) ガートナー ジャパン リサーチ バイスプレジデント サーバーを含むITインフラストラクチャに関する技術や市場のトレンド分析、将来予測、ベンダー戦略分析と提言を手がける。 北川(賢一、日経BP社コンピュータ・ネットワーク局主任編集委員) この間、大手ITサービス・プロバイダのテクノロジー担当と懇親会で立ち話をしたんだけれど、「将来的には富士通、日立、NECはサーバーから撤退することになるだろう」って言うんだよ。この企業は国産メーカーにとって、とても大切なお客さんだよ。ちょっとお酒が入っていたけど、そのお客が心配しているわけ。心配するということは、国産メーカー3社の将来のサーバーにコミットできない、ということ。その担当者は、国策で何か方策を考えなきゃいけない、さもないとみんな(国産ベンダーから)逃げだすよ、とまで言っている。 また別の大手サービス・プロバイダのイ

    再編は不可避、2010年に生き残るのは誰か――ウォッチャー対談・サーバー・メーカーの明日(後編)
  • 富士通よ、プロセサ開発を止めるな!――ウォッチャー対談・サーバー・メーカーの明日(前編)

    亦賀 忠明(またが ただあき) ガートナー ジャパン リサーチ バイスプレジデント サーバーを含むITインフラストラクチャに関する技術や市場のトレンド分析、将来予測、ベンダー戦略分析と提言を手がける。 北川(賢一、日経BP社コンピュータ・ネットワーク局主任編集委員) 日のユーザー企業がどのぐらい認知しているかは別として、ハイエンドサーバーを見たときに、プロセサ・テクノロジー面で新世代に入りつつある。そうした中、国産メーカーはどうなっていくのか。ユーザー企業はどう考えていくべきか。このあたりを考えたい。まず、サーバーの世の中が変わってきたというあたりから話してもらえますか。 亦賀 (忠明、ガートナー ジャパン リサーチ バイスプレジデント) 私なんかより、北川さんは正直どう思いますか、サーバーについて。 北川 いや、あなたが一番物知りなんだからさ。 亦賀 ハイエンドも含めて、サーバー・ハー

    富士通よ、プロセサ開発を止めるな!――ウォッチャー対談・サーバー・メーカーの明日(前編)
  • 2008年度ソリューション・プロバイダ業績ランキング---目次

    2008年度のソリューションプロバイダの業績は、厳しい結果になった。売上高100億円以上の会社を見ると、売上高、営業利益、経常利益のいずれも前年度を下回る。三つの指標がマイナス成長に陥ったのは、6年ぶりのことだ。不況の影響を受けていることが分かる。ただし赤字決算の企業はまだ少なく、過剰に悲観することはない、といえそうだ。かといって、安心できない。各社とも、不況に強い事業構造への転換を迫られている。

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  • VMware Infrastructureインフラ構築実践Tips

    VMware ESX Serverを利用した仮想環境を構築するには,ハードウエア構成,ネットワーク構成,ゲストOSの管理方法など検討しなければならない。これらに加え,VMware ESX ServerとゲストOSの大量展開方法やバックアップ方法,システム管理ソリューションなど,システム構築のポイントについて紹介する。まずは,VMware ESX Server 3.0の構成要素とゲストOSの実装方法などに関して説明する。 VMware Infrastructure 3.0では,その前バージョンに当たるVMware ESX Server 2.xと比べてライセンスの管理方法が変わった。ここでは,ライセンスの管理方法も含めて,VMware ESX Server 3.0とゲストOSの管理方法について説明する。

    VMware Infrastructureインフラ構築実践Tips
  • クラウドのコストは運用費が大半、自動化でグーグル水準に下げる

    「パーソナルクラウド」というビジョンを掲げ、NECビッグローブがWebサービスの拡充を進めている。Webサービスを支える基盤として1万台以上のサーバーを運用し、米グーグルや米アマゾンに対抗できるだけのコスト削減に取り組んでいる。基盤技術に関する戦略について、同社基盤システム部の遠藤由妃夫統括マネージャーと大津裕史マネージャー(システム開発・統括グループ)に聞いた。(聞き手は白井 良=日経コンピュータ) 1万台という規模はグーグルやアマゾンに比べると見劣りする。コスト面で対抗できるのか。 遠藤統括マネージャー:十分に対抗できるレベルだと考えている。仮にアマゾンのようなリソース貸しサービスを提供するとしても、同じくらいの料金を設定できる。 サーバーインフラのコストを分析すると、特に効いてくるのは運用と構築のシステムエンジニアリングの部分だ。ハードウエアのコストは長いスパンで見ると微々たる額に

    クラウドのコストは運用費が大半、自動化でグーグル水準に下げる
  • 津留雅文の「BIOS開発論」(中)

    差別化の手段として使う BIOSはメーカーにとってハードウェア部品の一部という位置付けが大勢である。というのもメーカーが何らかの付加価値をつけるには,その機能がBIOSを経由してシステムに反映されなければならないからだ。従ってBIOSは,ハードウェア同様メーカーの責任の範疇ということになる。 メーカーとして部品の標準化を考えると,このアプローチは有益な手段となる。モデル間のハードウェアの差分をBIOSレイヤーで吸収し,上位ソフトウェア・コンポーネントを共通化することにより,メンテナンス性,品質向上に寄与し,開発コストを低減させるからだ。 製品の優位性を確保する方法として価格やコンセプトなどもあるが,ここでは技術に焦点を当てる。技術面で差別化の方法論を考えると,以前はシステムのコアロジックを独自開発したり,ボードの省スペース化を狙った周辺機能の高集積化などが行われてきた。しかし最近では,CP

    津留雅文の「BIOS開発論」(中)
  • 津留雅文の「BIOS開発論」(下)

    図3●BIOSとOSとの関係 新しいインタフェースの導入はBIOSによる対応が欠かせない。デバイス・ドライバがすでに市場に浸透し簡単に変更することが難しい場合は,エミュレーションのレイヤーを下げBIOSもしくはハードウェア・レベルでのエミュレーションが必要となる。 図4●USBによるPS/2キーボードのエミュレーション OSのインストーラやブートローダーは,システムの起動に必要なコンポーネントを初期化するプログラムを起動してから,徐々に複雑なハードウェアを起動するようになっている。OSの起動プロセスが進行しUSBスタックが有効になるまではPS/2を使うしかない。また,16ビット処理系のアプリケーションなどは,BIOSを経由せずにダイレクトにキーボード・コントローラのI/Oポートをアクセスするものもある。そこでPS/2相当の機能をBIOSでエミュレーションする。 新技術導入に関する基的な考

    津留雅文の「BIOS開発論」(下)
  • 津留雅文の「BIOS開発論」(上)

    従来機と互換性のないパソコンは市場に受け入れらない。既存のハード/ソフト資産との互換性を保つ要がBIOSだ。1Mバイトに満たないサイズで23年間のひずみを吸収してきた。新機能の導入と互換性維持という矛盾した要求に対処しなければならない。 1981年8月に米IBM社の「IBM PC」が発表されて以来23年が経過した。今ではパソコンと言えばIBM PCまたはその互換機というほどの発展を遂げている。その成功の要因は,仕様を公開してアプリケーションや周辺機器の開発を促したことと,後方互換性を保ち続けたことだ。ここで重要な役割を果たしたのがBIOS(Basic Input/Output System)である。 特定アーキテクチャのシステムを普及させるには,そのシステムで動作するOSやアプリケーションの開発,技術者およびユーザー教育,システム・インテグレータの養成,さらにはマーケティング,販路の開拓と

    津留雅文の「BIOS開発論」(上)
  • 「CGとC++は内定してから学んだ」──ゲーム技術書籍を執筆したセガの現役プログラマが語る

    写真●セガAM研究開発部第三AM研究開発部ソフト開発セクションの平山尚氏。1977年北海道生まれ。京都大学大学院修了後,2002年にセガ(当時は子会社のヒットメーカー)入社。PS2用「電脳戦機バーチャロンマーズ 」やPS3およびアーケード用「パワースマッシュ3」などの開発に携わる このを書いたきっかけは? 2007年に新人研修の担当になったのがきっかけです。DirectXといったライブラリに詳しい新人は多いと思ったのですが,それだけだとパソコンや(アーキテクチャにPCを採用している)アーケード・ゲームは大丈夫ですが,プレイステーションなど家庭用ゲーム機の開発ができません。 そこで基的な3次元CG(Computer Graphics)やアルゴリズムを教える必要があると思いました。その際に,「一冊これを読んでおけばゲーム・プログラミングを一通り学べる」といった書籍が見付からず,不便でした

    「CGとC++は内定してから学んだ」──ゲーム技術書籍を執筆したセガの現役プログラマが語る
  • Microsoft Updateが遅くなるトラブルが発生

    2009年5月から8月にかけて,フレッツ網経由のMicrosoft Update/Windows Updateへのアクセスが極端に遅くなっていた。パケット・キャプチャ・データを見ると,Microsoft Updateサイト,またはサイトのごく近くで,TCPハンドシェークのMSS(最大セグメント長)オプションの処理に誤りがあった可能性が高い。マイクロソフトにもユーザーから数件の問い合わせがあったという。ただし,マイクロソフトは自社サイトの問題とは認識せず,対処はしなかった。 フレッツ網経由のアクセスが極端に遅い 7月上旬に問題に気付いたのは,自社のWindowsパソコンをBフレッツ網経由でWindows Updateサイトにアクセスさせていた日工営。技術企画部情報基盤センターの西村 正寛氏(写真)によると,6月下旬には社内の一部から「Windows Updateが遅い」という声が上がり,7

    Microsoft Updateが遅くなるトラブルが発生
  • スチュワーデスが見える席

    あるリンゴに関していささか憤慨している。いや、リンゴが悪いわけでもそれを育てた人に腹を立てているわけでもない。たまたま「奇跡のリンゴ」という話を聞き、どれどれと調べていくうちに嵐のような賛美の声を目の当たりにし、それを読んでるうに熱いものが腹の底からこみ上げてきたのである。 この、奇跡のリンゴなるものの存在を知ったのは、中村修二氏と先日話したことを基に、別の記事を書いている最中だった。聞いてしまったばっかりに、俄然そちらに注意が奪われてしまい、仕事が前に進まなくなってしまった。そんなことで今回は、「それはしばらく後にしたら?」というもう一人の自分の声に抗って、これをテーマにすることにした。というのも、「インチキまくら」とか「天然疑惑」とか、どうも最近この手の話が多いのである。だから、「あぁ、またその手の話ね、聞き飽きたわ」という方も少なからずいらっしゃると思う。それを無理にお引止めすること

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  • 胸を打つのはリスクを取る営業 提案書から本気度を読む

    胸を打つのはリスクを取る営業 提案書から気度を読む 寺田 憲治氏 東急建設 管理部 経営企画部 システムグループリーダー ITベンダーの提案書から我々が読み取るのは、内容だけではない。どのくらい気で受注しようとしているかを知ろうとしている。気度は、提案書やプレゼンテーションから透けて見えるものだ。 直近で、このことを実感したのは、今年4月に3800台のクライアントパソコンを刷新したときだ。 パソコンだけではなく、キッティング作業、保守サポート、ヘルプデスク業務などをまとめて1社に依頼しようと、5社のパソコンメーカーから提案を募った。 2社の提案からは、気度が伝わってきた。両社とも、サービス事業部門の責任者から、当社の要望に応えるよう、来のメニューにはないサービスの提供の確約を取り付けてきていた。提案書にもこのことを明記していた。 提案したのはパソコンの営業担当者である。にもかか

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  • クラウド時代の到来で、コンピュータサイエンスは「終わった」

    クラウド時代の到来で、コンピュータサイエンスは「終わった」 国立情報学研究所 アーキテクチャ科学研究系 教授 佐藤 一郎氏 「コンピュータサイエンスは終わった」。こう広言するコンピュータサイエンスの研究者がいる。国立情報学研究所(NII)の佐藤一郎教授だ。目ぼしい進展が見られない上、有望視されるクラウドコンピューティングの研究はクラウドを「持てる者」でないと困難だからだ。一方で、コンピュータサイエンスの研究成果は様々な分野に応用できると佐藤氏は主張する。(聞き手は、中田 敦=日経コンピュータ) 2008年後半から「コンピュータサイエンスは終わった」と明言しているそうですね。 コンピュータサイエンスが危機に陥っている証拠には事欠きません。バイオサイエンス(生命科学)と比べると、その差は歴然としています。バイオ分野では新しい実験装置や知見、医療技術、薬品が次々と登場しています。ところがコンピュ

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  • 仮想化に初挑戦、技術者不在に苦戦

    データセンターへのハウジングの相談から始まった商談。詳細を詰めるうちにサーバー統合案件に発展した。顧客の要望を叶える技術者がいない。メーカーの技術者が協力し、受注につなげた。 「Hyper-VもiSCSIも、詳しい技術者が社内にいない。このままでは受注できないかもしれない」。グローバルネットコアのネットワーク事業部営業担当主任の富樫正樹は、焦っていた。 富樫が担当していたのは、空調や給排水、衛生設備の設計や施工を手掛ける、ナカムラのサーバー統合案件だ。ナカムラの従来の基幹系システムは、10年近く稼働しており、老朽化が進んでいた。サーバーのなかには、保守サポートの期間が切れていたものもあったという。 サーバー統合の対象は、6台のWindowsサーバーだ。会計などの基幹システムとCADの設計データ管理システムやバックアップ用途、NT4.0のドメインコントローラなどで構成していた。 地震をきっか

    仮想化に初挑戦、技術者不在に苦戦
  • [プラットフォーム編]仮想化環境でゲストOSから取得したCPU使用率を信じてはいけない

    サーバー統合によるコスト削減のため,VMwareやXenといったサーバー仮想化ソフトウエアを利用し,複数のゲストOSを一つの物理サーバー上で稼働させることが主流になりつつある(図1)。このとき,一つの物理サーバーのハードウエア・リソースを分割して使うことになるため,より有効に利用するには,リソースの配分を適切に行うことがポイントとなる。 例えば,CPU使用率の低いゲストOSには必要以上にCPUリソースを割り当てず,よりCPU使用率の高いゲストOSに余裕を持ってCPUリソースを割り当てることで,トータルでの効率的なリソース利用を図る。 そのためには,的確なリソース情報の把握が不可欠だ。ゲストOSの稼働状態を知るため,CPU使用率やメモリー使用率,ネットワーク使用状況といったリソース情報を取得したい場合,通常の物理サーバーにインストールしたときと同様に,OSが提供するリソース情報取得用のコマン

    [プラットフォーム編]仮想化環境でゲストOSから取得したCPU使用率を信じてはいけない
  • [仮想化フォーラム]「VirtageはメインフレームのLPAR(論理区画)と同じ」、日立製作所が強調

    「日立製作所がPCサーバー向けに独自に開発した仮想化ソフト『Virtage』は、メインフレームやハイエンドUNIXサーバーが備えるLPAR(論理区画)と同じことができる。仮想サーバーが物理プロセサや物理メモリーを占有できるため、信頼性、独立性が高くなる」--。日立製作所エンタープライズサーバ事業部の庄山貴彦氏(写真)は、2009年7月29日の「仮想化フォーラム2009 Summer」でこう強調した。 庄山氏は米インテルの分類を引きながら、仮想サーバー技術には三つの方式があると説明する。メインフレームやUNIXサーバーのLPARのように仮想サーバーがハードウエア資源に直接アクセスする「パススルー方式」、ヴイエムウエア製品のようにハイパーバイザーやVMM(バーチャル・マシン・マネージャ)が仮想サーバーに対してI/Oをエミュレーションする「エミュレーション方式」、マイクロソフトの「Hyper-V

    [仮想化フォーラム]「VirtageはメインフレームのLPAR(論理区画)と同じ」、日立製作所が強調
  • [仮想化フォーラム]サーバー統合の成功事例には共通項がある---日立情報システムズ

    「サーバー統合を成功させるためには,5段階ある導入フェーズのそれぞれに,欠かすことのできない重要なポイントがある」---。日立情報システムズでユーザー企業のサーバー統合を手がける流通情報サービス事業部の大江伸登主任技師は2009年7月29日,「仮想化フォーラム2009 Summer」で講演し,事例を通じて明らかになった「サーバー統合を成功に導くためのポイント」を紹介した。 冒頭で大江氏は,サーバー統合がもたらす変化とメリットについて改めて言及した。メリットの1つはサーバー台数が減ることである。利用効率が高まり,無駄を排除できる。設置費用などのランニング・コストも減る。もう1つのメリットは,サーバーの運用スタイルが変わること。例えば,サーバー機の廃棄手続きが簡略化され,システムから仮想マシンを削除するだけで済むようになる。 従来は,業務アプリケーションを増やすごとに,それに合わせてサーバー機

    [仮想化フォーラム]サーバー統合の成功事例には共通項がある---日立情報システムズ