人工知能(AI)やVRといったテクノロジーの進歩が目覚ましい昨今。日本でもAIスピーカーやAlphaGo(アルファ碁)、VR(バーチャルリアリティ)施設などのニュースが連日報道されている。それらの技術革新の影響は、音楽業界にも多大な影響を与えており、AIを活用した音楽アプリやVRを利用したライブ体験、プロジェクションマッピングや3Dホログラムを利用した画期的な演出など、音楽を製作する環境も、楽しむ環境も日夜変化を続けている。 これから先、ますますイノベーションが加速していく中で、これからの日常生活やエンタメシーンはどのように変化していくのか。また、その時にどんな考え方やライフスタイルを心掛けていくことがキーになるのか……今年3月に著書『超AI時代の生存戦略 ーーシンギュラリティ<2040年代>に備える34のリスト』を刊行した落合陽一氏に、これから訪れる一歩先の未来について話を聞いてみた。(