宮崎駿最新作『君たちはどう生きるか』を理解できなかった人のためのネタバレ謎解き。+おまけ記事30000文字。 1000スキありがとうございます! さらに調子に乗っておまけとして有料文章30000文字を追加してみました。有料ではありますが、宣伝ツイートをRTしていただくと無料で読めます。くわしくは↓の有料個所から飛んでください。無料でもぜんぜんかまわないので、ぜひ読んでみてください。よろしくお願いします。 昨日、宮崎駿監督の『風立ちぬ』以来、10年ぶりの新作映画『君たちはどう生きるか』が公開されたので、ひとりのアニメファンとして当然ながら初日初回で見てきた。 個人的にはリッチなアニメーションと幻想的なストーリーテリングを楽しんだが、予想通りというかいつものことというか、ネットでは賛否両論である。 それ自体はおおよそ想像できた展開ではあるのだが、予想外だったのは「ストーリーがわからない」という
『君たちはどう生きるか』観てきました。 すごかったです。とにかくすごかった。ポスタービジュアル以外何も公開されない特殊な宣伝手法もあって、ストーリーも登場人物も全く前情報がない状態で観た宮崎駿監督の最新作。年齢を考えるとこれが最後の作品になってもおかしくない。 なので最初は「これはどういうことだろう」とか「この描写の意図は」とか、筋書きに追いつくためにいろいろ考えながら観てたんだけど、気付いたら途中からそういうのぶっ飛んでた。圧倒的な体験で、気がついたら涙ぐんでました。 でもこれ、観る人によっては「これって一体なんのことだったんだろう……?」みたいな人もいるだろうな、とも思った。特に後半はイマジネーションの奔流のような展開なので、理屈で捉えようとすると何がなんだか全然わからないままで終わるという可能性もある。 でも、そういう人に向けた“わかりやすさ”みたいなものを一切放棄して、とにかく自身
株式会社レコチョク(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:板橋 徹、以下、レコチョク)は、2023年7月13日(木)、レコチョクが展開する音楽配信サービス、ダウンロードランキング「レコチョク上半期ランキング2023」、サブスクランキング「TOWER RECORDS MUSIC 2023 上半期再生ランキング」「dヒッツ® powered by レコチョク(以下、dヒッツ)上半期ランキング2023」、計3つのランキング(15部門)を発表いたします(集計期間:2023年1月1日~2023年6月30日)。 複数の音楽配信サービスを通して見えてくる2023年上半期の音楽シーンを、音楽ジャーナリスト・柴 那典氏に読み解いていただきました。 【レコチョクが発表した「2023年上半期ランキング」から音楽シーンの“今”を解析する】 ヒットソングの現在地はどこにあるのか。流行歌はどのようにして生まれてくるのか
東京の美味しいパン屋を紹介するから、 神戸の美味しいパン屋を教えてくれよな。 ============================================= ■Sランク(一口目から違いがわかる。感動の名店。存在に感謝) ・s.igarashi(木場) ・ブーランジェリー セイジアサクラ(高輪台) ■Aランク(めちゃおいしい。おすすめしたくなる) ・ツォップ(松戸) ・ザクロ(久里浜) ・ブレッド&タパス 沢村(広尾) ・パーラー江古田(江古田) ・シナボン(六本木) ■Bランク(期待以上。またいきたいお店) ・VIRON(渋谷) ・ブーランジェリー ブルディガラ(広尾) ・ブーランジェリーアンサンブル(鎌倉) ・365日(代々木八幡) ・峰屋(新宿御苑) ・ドゥヌラルテ(青山) ■Cランク(期待通り。求めてた味を提供してくれる。値段に見合った美味しさ) ・PAUL(神楽
ChatGPTユーザーであればぜひ入れておきたい 「Superpower ChatGPT」 今、大ブレイク中のChatGPTだが、UIがシンプルで使いやすいものの、いろいろと使い倒すには機能が足りないと感じることも多い。そんなChatGPTヘビーユーザーにお勧めなのが、ChatGPTを使いやすくしてくれる拡張機能だ。 通常、ブラウザの拡張機能と言うと、ひとつの機能に絞ったものが多いのだが、今回紹介する「Superpower ChatGPT」は多彩な機能を搭載し、ChatGPTを別物にしてくれるのが特徴。ChatGPTユーザーであればぜひ入れておきたい。 まずは、Chromeウェブストアから「Superpower ChatGPT」(https://chrome.google.com/webstore/detail/superpower-chatgpt/amhmeenmapldpjdedeka
三島由紀夫からユーミンまで、数々の芸術家や文化人が通い詰めたイタリアン・レストラン「キャンティ」。数々の舞台や公演を手掛けるなど日本と海外の文化交流に奔走した川添浩史が妻の梶子と立ち上げた伝説的な店である。 作曲家/音楽プロデューサーの村井邦彦が日本経済新聞社編集委員の吉田俊宏とともに著した『モンパルナス1934』は、川添浩史の若き日々を綴った小説だ。川添は1934年に21歳でパリへ渡り、ロバート・キャパや岡本太郎、坂倉準三など多くの芸術家と交流を持ち、国内外に人脈を築き上げる。 ユーミン、YMO、吉田美奈子、カシオペアなど数々の才能を世に送り出した村井は、10代で過ごしたキャンティの日々、そして川添浩史からの影響が自分のキャリアの原点にあるという。前後編インタビューの後編では、川添浩史が築いた文化交流の基盤について、そして海外に通用する日本のポップカルチャーを発信する秘訣について語っても
今年5月9日、Spotifyに〈Gacha Pop〉という名前のプレイリストが登場した。YOASOBI「アイドル」、imase「NIGHT DANCER」、米津玄師「KICK BACK」、Ado「いばら」など日本国内のみならず、海外でも人気の高い楽曲がずらりと並ぶ。この新たなプレイリストは瞬く間に拡散され、ローンチからわずか1カ月にして、数年間かけて人気プレイリストとなった「Tokyo Super Hits!」「令和ポップス」に続くSpotify J-TrackプレイリストランキングのTOP3に食い込んだ。 誕生までの背景「カリフォルニアロール現象」 Spotify Japanの芦澤紀子氏は、世界的なシティポップブームをけん引した「真夜中のドア」のヒット辺りから始まった、ここ数年の日本の楽曲がグローバルでバイラルヒットしている状況を踏まえ、「日本のポップカルチャーを括る新しいワードを生み出
ceroの新作「e o」の話で、あちこちがざわついている。2015年発表の3rdアルバム「Obscure Ride」でのブラックミュージックへの接近や、2018年発表の4thアルバム「POLY LIFE MULTI SOUL」での縦横無尽なリズムの洪水に対しても驚嘆の声が多く上がったことは今でも覚えている。 だが、今回の「e o」への反応は特別だ。理解を超えながら心身に染み入ってくるこの静謐で緻密な音楽は、ある意味、現行のポップミュージックの範疇とは別枠のものかもしれない。なのに、誰もが戸惑いながらもこの音や歌や言葉に心を揺さぶられている。クエスチョンマークとシンパシーが溶け合った状態、と言ってもいいだろう。あらゆる世界の音楽と真偽や人智を超えた情報がハイスピードで行き交う時代にあって、ceroの新作が多くの耳に止まった、いや、耳を止めた。その事実が特別だと感じる。 前作「POLY LIF
音楽配信プラットフォーム・Spotifyが作成した公式プレイリスト「Gacha Pop」が、2023年にSNS上で話題となった。 “日本のポップ音楽を世界に届ける”と銘打たれ、Xで発表された本プレイリストは、1ヶ月で約9万人が「お気に入り」として登録。2024年現在、「お気に入り」登録数は30万人近くに上っている。 ⋱NEW PLAYLIST⋰ 𝗚𝗮𝗰𝗵𝗮 𝗣𝗼𝗽  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 日本のポップ音楽を世界に届ける 新しいグローバルプレイリストが登場🎉 記念すべき最初のカバーはAdo🎤 本日配信リリースした "いばら" を含む 楽曲をたくさん楽しんで🎧https://t.co/7YQ0zDNcsU#GachaPop@ado1024imokenp pic.twitter.com/SuYrC1hfWM — Spotify Japan (@SpotifyJP) May 9,
「Gacha Pop」はJ-POPに代わる新ジャンルになるのか? 日本のポップミュージックの新たな呼び名を提案したSpotifyに、その狙いを聞く 2023年6月15日 12:10 114 25 今年5月、Spotifyは日本のポップミュージックを世界に届けることを目的としたグローバルプレイリスト「Gacha Pop」を公開した。概要欄に「What pops out!? Roll the gacha and find your Neo J-Pop treasure.(何が出るかな!? ガチャを回して新しいJ-Popのお宝を見つけてね)」と書かれたこのプレイリストに並んでいるのは、Ado、YOASOBI、imase、米津玄師、ずっと真夜中でいいのに。、なとり、藤井風、新しい学校のリーダーズなどの75曲(2023年6月15日現在)。音楽性の統一感はあまりないように見えるが、いずれも海外でストリ
※以下、ネタバレを含みます。 火と水と怪物と映画の冒頭、スニーカーをはいて暗い草むらを歩くこどもの足が映る。こどもは湖の岸辺に着くと火事を遠目に見る。ライターかチャッカマンらしきものを手にしているようだ。けたたましいサイレンを鳴らして走る消防車。燃え上がるビル。そして夜の空に立ち上る炎と黒煙、火の粉の上に赤い文字で「怪物」というタイトルが浮かび上がる。 映画『怪物』は、このように不穏な火事で幕を開ける。はたしてこどもが放火したのか? 心をざわつかせるこの問いは、怪物というタイトルと結びついて火を噴くドラゴンのイメージをほんの一瞬喚起したりもするが、クリーニング店で働く麦野早織(安藤サクラ)とその息子・湊(黒川想矢)の平穏な朝のシーンによってかき消され、宙づりにされる。やがてその穏やかな日常も、湊が学校で担任の保利道敏(永山瑛太)にいじめられているのではないかという疑惑に浸食されていく。 は
Photo by Sepia Times/Universal Images Group via Getty Images 「GPT-4」の登場で2023年最大のゲームチェンジャーとなった「対話型AI」。その使用例や、AI論争ではお馴染みの雇用をめぐる危惧、「人間のクリエイティビティ」にまつわる議論が喧しいが、そもそもわたしたちは、それが紡ぎ出す「ことば」とどう向き合うことが可能なのか。ChatGPTは、わたしたちにいったい何を問い返しているのか。本誌編集長が整理してみた。 Text by Shotaro Yamashita(WORKSIGHT) ChatGPTという見知らぬ他者と出会うことをめぐる混乱についての覚書 音声アシスタントにとどめを刺す AIアシスタント「Siri」が登場したのがいまから12年前の2011年。以来、Siri、Alexa、Google Assistantのような音声
CULTURE | 2023/06/05 人間がAIに「模倣」ではなく「創造」させるための「4つの指針」AI研究者とアーティストを両方経験して見える風景【AIはクリエイティブの何を変えるのか】 「AIとクリエイティブ」について考える際、爆発的な技術普及が始まったばかりの現状はどうしても「既存のクリエイターの作風に... 「AIとクリエイティブ」について考える際、爆発的な技術普及が始まったばかりの現状はどうしても「既存のクリエイターの作風に似せた作品が大量に出回ったらどうするのか」という議論が多くなってしまっているが(もちろんそれも重要な議論だが)、同時に考えるべきは「AIを使ったどんな新しいクリエイティブが生み出せるか」ということだろう。 今回お話をうかがった徳井直生氏は、1990年代後半から「プログラミングを用いたアート作品」の研究や技術開発を行う一方、ミュージシャンとしても活動しており
スピッツの『ひみつスタジオ』がすごくいい。 これまでのスピッツのアルバムの中で一番好きかもしれない。何度か聴き返して、どういうところが好きなのか改めてわかってきた。 ストリーミングチャートでヒットして新たな代表曲になりつつある「美しい鰭」とか、リード曲「ときめきpart1」とか、タイアップ曲も沢山入っているけれど、たぶん、アルバムの中で最も重要な楽曲は「オバケのロックバンド」。草野マサムネだけでなく、三輪テツヤ、田村明浩、崎山龍男と、メンバー全員が代わる代わる歌う一曲。奇抜なアイディアだけど、これ、“遊び”でも“企画モノ”でもなく、メンバー1人1人の自己紹介的なフレーズと、スピッツというバンドのアイデンティティを真正面から歌ったキーポイント的な曲だと僕は思う。 《子供のリアリティ 大人のファンタジー》 とか 《毒も癒しも 真心込めて》 とか、ほんとにそうだよな、と思う。 この曲から、そして
ここがceroの本当の始まり――高城晶平&荒内佑が語る『e o』。真新しいものがなくなり、音楽はどこへ? たとえば、世の中に数多ある音楽作品を「語りやすい作品」とそうでない作品に分けるとするなら、ceroの5作目『e o』は後者にあたるだろう。前々作『Obscure Ride』(2015年)は、ネオソウルやR&B、ニュージャズといったジャンルやサウンドを独自に消化し、コンセプチュアルに制作された傑作であると同時に、本人らも公言しているようにある種「語りやすい作品」でもあった。 「語りやすさ」と作品の強度、クオリティーはおそらく何ら関係はない。実際『e o』は、歌詞とサウンドの関係性がこれまで以上に緊密になっている、という一点から見ても、ceroの作品のなかで一番の音楽的到達点にあると思う。なのだが、この作品を説明したり、語ることはとにかく難しい。 そのことは、本作がコンセプトや指標のような
僕が『平成のヒット曲』という本を出したのは約2年前の2021年のこと。そこの後書きにはこう書いた。 改めて振り返った今、ひょっとしたら我々が過ごしてきたのは、ある種の「幸福な時代」だったのではないだろうかという思いがある。 もちろん、そう考えない人も多いだろう。バブル崩壊後の経済停滞は長く続いた。二度の震災もあった。本書の中でも「失われた」という言葉は頻出している。 それでも、ポピュラー音楽、大衆文化について考える時には、「平成」という言葉は、(たとえば「大正」と同じように)、ある種の豊かさのイメージと共に振り返られるようになっていくのではないかという予感がある。 その予感は、いい意味でも、悪い意味でも、当たったような気がしている。 悪い意味というのは、その「豊かさ」の感覚が、いよいよ失われつつある、ということ。日本という国が他の国と比べて相対的に貧しくなっているというのは、たとえば海外旅
韓国で話題沸騰中の5人組K-POPガールズグループNewJeans(ニュージーンズ)の独占インタビューが米ローリングストーン誌で実現。1月2日にリリースされた初シングルアルバム『OMG』をはじめ、音楽やスタイル、ファッション、そしてファンについて語ってもらった。 【写真を見る】RS誌が選んだ2022年の年間ベストアルバムTOP100(NewJeansは46位にランクイン) 華々しいデビューによって2022年を明るく盛り上げてくれたアーティストといえば、NewJeansをおいてほかにいない。韓国の大手芸能プロダクションHYBEの新レーベル「ADOR」から2022年の夏にデビューしたこの5人組K-POPガールズグループは、ノスタルジックでありながらも実験的で爽快な音楽を生み出しただけでなく、1990年代と2000年代のファッションを新次元に昇華させ、きわめて中毒性の高いコレオグラフィーを私たち
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