南アフリカのケープタウン大学で、学生らに黒いビニール袋を巻き付けられた英植民地開拓者セシル・ローズの銅像(2015年3月20日撮影)。(c)AFP/RODGER BOSCH 【4月9日 AFP】南アフリカで最も歴史が古いケープタウン大学(University of Cape Town、UCT)の評議会は8日、植民地時代の実業家セシル・ローズ(Cecil Rhodes)の銅像を大学キャンパスから撤去することを決めた。この1か月間、この像を過去の白人支配の象徴とみなした学生たちが、抗議活動をしていた。 大学は評議会の決定を受けて歴史遺産当局に撤去を申請する予定で、当局への引き渡しの前に早ければ9日にも銅像は撤去される可能性があるという。 一方、銅像を自身たちの歴史的遺産とみなすアフリカーナー(南アフリカ系白人)のロビー団体「アフリフォーラム(Afriforum)」の青年組織は9日朝、銅像の撤去
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