月曜ブック一筆啓上に山野浩一が馬名について書いている。多くの人からいい加減な馬名はどうにかならないかという声があるらしい。で、かつてのJRAの基準はお堅い感じで、それをあまりにもひどいもの以外は通すべきだと言ったのが山野先生らしい。なので、責任を取って珍名擁護にいくのだが、個人的には超展開な擁護論だった。 どんな馬名が好ましく、どんな馬名が奇異に思えるかは人によってさまざまで、生活環境や教養、経験などによって違ってくるものともいえよう。 世界史やドイツ語に親しんだ人なら○○ダンジグというような馬名が無教養で恥ずかしいものだろうが、ダンツィヒに関する教養を持った人の方が少数派で、実際にアメリカ人の90%以上がダンジグとしか発声せず、教養ある人もダンツィヒでは通じないので諦めてダンジグで会話している場合も少なくない。 あまりの上から目線と、まだこういうこと言ってるのかという執念に感心した。まっ