サッカー・ワールドカップ(W杯)開幕を11日に控えた南アフリカの最大都市ヨハネスブルク近郊、旧黒人居住区ソウェトで5日、武装強盗団と警官隊が銃撃戦になり、警官1人が死亡した。地元メディアが伝えた。 ソウェト近くには、W杯の開幕戦と決勝戦が行われるサッカーシティー競技場もある。警察はW杯に向け約4万4千人を新たに採用、治安対策に力を入れている。 地元警察当局者によると、5台ほどの車に分乗した武装集団が5日、幹線道路を通行中の現金輸送車2台を襲撃し、現金を奪って逃走。追跡した警官隊と銃撃戦となった。強盗団の3人を逮捕したが、警官1人が死亡、別の1人も負傷した。(共同)