F1のコースをママチャリで走る大会があるのだが出ないか、というお誘いを頂いた。F1のコースを走れるという時点でうれしいし、なにより普段ママチャリで駅まで通っている僕としては少々の自信もあったので「もちろん!」と二つ返事で参加させてもらった。 そうしたらそれはもう、すごいレースだったのでした。 (安藤昌教) ママチャリには自信あります ママチャリは通勤通学、その他ちょっと近所へ買い物へいく時なんかに非常に重宝する乗り物だ。僕も最寄りの駅までママチャリで通っている。 そんなママチャリでF1のコースを走れるレースがあるという。音速の乗り物が走る場所だ、それだけで興味あるのだが、加えて毎朝ママチャリに乗って、駅までの道のりを一分でも縮めることに命をかけている僕にとってこれは一つの舞台ではないかと思えた。 舞台は富士山の麓に位置するサーキット、富士スピードウェイ。F1日本グランプリが行われる公式コー
今朝の新聞に、「病院の救急受付がいかに危険か」という記事が載っていた。 シリコンバレーはSan JoseにValley Medical Centerという公立病院があるのだが、そこの救急受付にはガラスのシールドがある。患者と病院の受付の人との間が強化ガラスで仕切ってあって、怒り狂った患者から病院職員を守っているのであった。で、このガラスを取り外そう、という案があり、受付で働く人から「身の危険が!」とクレームがあがっている、と言う記事だ。強化ガラスの厳重な仕切りっぷりはリンク先の写真を見てください。 なんでこんなことが起こるかと言うと: アメリカ国民3億人中、4700万人が無保険。生活保護を受けるほど貧困だと公的保険があるので、無保険はいわゆる「ワーキングプア」の人たち。 そういう人たちは、本当に具合が悪くなったらやむなく公立病院の救急へ行く。基本的に救急はどこの病院でも患者を拒否しては行け
G7以上に中身が多国間プロパガンダになってて、新自由主義後退後の荒涼とした景色が非常に見てて諸行無常な感じがするんですけど。 まず、お決まりの中国。 温首相「中国経済、昨年末から回復の兆し」 ダボス会議 http://www.asahi.com/business/update/0129/TKY200901290282.html 動画で見てるとちょっと内容が不鮮明ながら「中国経済大丈夫ですよアピール」が中心で、世界経済の中枢としての中国経済に死角なし風の発言が続いて自画自賛状態であります。 中国首相、8%成長を公約 ダボス会議で http://www.47news.jp/CN/200901/CN2009012901000091.html いや、だからその毎年適当に鉛筆舐めて伸びたり縮んだりする経済成長を公約に掲げないで欲しいというのが正直なところなんですが。他にも、ロシア同様経済危機が中国に
2006年に思想的には極右だが経済政策的には左よりの政策を標榜する勢力の台頭の可能性について言及した。 ○2006-10-12 20世紀の復活 それから2年以上経ったが、その可能性は無視できない程高まっていると考える。当時は、格差の拡大がその原動力では無いか、という考えで有ったが、経済が上昇基調時の格差の拡大は、恐慌に陥りつつある今から見れば、実に小さいものであった事に気付く。深刻なリセッションの時の格差の拡大は、経費カットを嘆くに止まるホワイトカラーの正社員と、今日の食事の心配をしなければならない非正規労働者という形で、より大きなものとなる。 中南米からの帰りの飛行機の中で、久しぶりに朝日新聞を読んだ。そこには、赤旗購読者の増加に関する記事や、共産党の党勢拡大の特集が有った。共産党が支持を集めるのも無理はない。しかし、冷静に考えれば、生活に不安を感じる人々の政治的主張の受け皿は、むしろ既
SBMのS-1は投票者、つまりSBM加入者にも1千万円の賞金が出るという。 これってどうやって景品規制をクリアしているのだろうか? http://www.jftc.go.jp/keihyo/keihin/keihingaiyo.html Comments:4 fSO 2009年1月30日 01:31 桜以外おそらく大失敗する予感 Anonymous 2009年1月30日 11:21 これはTV放送(年間チャンピオン)時の投票者では? YASU 2009年1月30日 15:44 賞金の上限はクローズドでは10万円(商品価額が5000円未満のものは商品価額の20倍まで)で、オープンだと上限なし。 なので、一般参加可能な年間チャンピオンへの投票者への賞金としては問題ないかと... wanko 2009年2月 1日 10:44 参加者を自社携帯に限定すると、クローズド懸賞になります。 どうするんだ
(Japanese only...) この記事では、まとまりは無いが、愚痴を言わせてほしい。 日本経済を語る上で、良く言われる話は生産性の向上という議論であるかと思う。単純にインプットを人為的に増やすような愚策は短期的には効果はあるかもしれないが、長期的な経済成長には意味がもう薄いというのは私も同意する点だ。要は一定量のインプットに対してのアウトプットをいかに上げるかが重要であり、特に日本経済は一部の輸出産業を除いてその上昇余地が大きいというのがその根拠にあるかと思う。 ただ、実は私は、この「生産性の向上」というあやふやな議論が大嫌いだ。経済学を専攻した人ならまだしも、自分の様な素人だと、なんか日本のサービス業の質が低い様に聞こえるのも感覚的にいやであるし、「生産性の向上」といっても具体的に何をすれば良いのか、何が問題なのかさっぱり解らないという事もある。 実際、生産性とい
去年の夏に大台ヶ原(おおだいがはら)というところに行ってきました。重く立ちこめる霧、白骨のような立ち枯れのトウヒ、虚無的な鹿のまなざし…いままでに見た景色の中でもっとも冥府に近そうな神秘的な場所です。とはいえ冥府について本気出して考えたことはあまりないので、「冥府はぜんぜんこんなじゃないです」と言われたら困るのですが…。 大台ヶ原は三重県と奈良県の県境に位置する高原です。標高1694.9mの日出ヶ岳をはじめとする同じような高さの峰が集まって、切り立った崖に囲まれた平原になっています。大和上市駅から奈良交通バス(上下各一本)で山道をのぼって二時間弱で大台ヶ原駐車場に着くと、下界とは段違いの冷気にさらされ「えらいところに来てしまった」という気分に…。 日出ヶ岳 今回歩くのは、見どころが多く初心者向けの東大台コース*1。全長約8km、所要時間は4時間。平地ならなんということはありませんが標高差が
友人の部屋でこれを書いている。今は日曜の朝だ。僕はこの、初めて訪れた新百合ヶ丘の部屋で、僕の二十世紀末を再生した。違う。自分にしかわからないクロニクルを語るときは正確に記述するんだ。スポーツマンが、ソテーから慎重な手つきで脂肪を切り離すように、曖昧さは排除しなければならない。言葉よ、贅肉を削ぎ落として正しいフォームを獲得しろ。雑食主義を否定しろ。必要なのは正確さ、そしてピュアネス。違うかい?僕は訊ねる。闇は答えない。友人も答えない。僕も、答えを求めていない。僕はこの部屋を知っている。友人の部屋は僕の部屋と同じにおいがした。前世紀の終わり、僕は、この部屋にいた。 2000年の初夏、多くのロックスターが黄泉へダイブした年齢に並んだ僕は、突発性の熱病に冒されたように誰にも相談することなく会社を辞めた。金曜の夜。中華料理屋のカウンター席。飛び交うチャイニーズ怒号。乱雑に扱われがちゃがちゃと悲鳴をあ
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