タグ

2012年9月28日のブックマーク (8件)

  • 中国経済は破綻するか: 極東ブログ

    中国が抱える問題は各種存在するが、中央政府にとって大きな課題になっているのは経済問題である。その現状をどう見るかについて「ディプロマット」に10日、簡素なまとめ記事があったのでそれを紹介し、そこから気楽な印象を述べてみたい。気になるかたや、そんなことがあるのかと疑問に思うかたは、リンクを辿って原文を読むといいだろう。 該当記事は「中国の銀行は債務の超大型爆弾を秘匿しているのか?(Are Chinese Banks Hiding “The Mother of All Debt Bombs”?)」(参照)である。今週の日語版ニューズウィークにも抄訳が掲載されている。 記事の前半には問題の概要となる数字が上がっている。それによると中国は、2009年初頭から今年6月末までに、中国の国内総生産(GDP)の73%に相当する35兆元(5兆4000億ドル)の新規貸し付けを行った。その三分の二は2009年

  • 自民党安倍新総裁誕生の感想: 極東ブログ

    自民党の新総裁に安倍晋三元首相(58)が選出された。二度目の総裁である。選出自体に驚きはなかった。数日前から票読みの報道があり、安倍さんに決まるという予想が出ていた。が、自民党総裁選全体で見れば、こういう流れになると読めていたかというとそうでもない。当初は石破さんあたりになるのではないかと思っていた。石原伸晃さんが総裁選の過程で面白いようにボロを出し、安倍さんが石破さんと政策的に組んだあたりで、ああ、安倍さんは一歩引くのか、とも思った。以前政権を結果的に投げだしたことのけじめをそうつけているのだろうとも思った。 今日の総裁選自体に意外感はなかったが、一発で決まらないところが面白いといえば面白かった。初回の投票では、石破さんが地方票165票を獲得し圧勝した。自民党の党員全体では、派閥の支えのない石破さんに期待を寄せていたわけである。そして、そのことは私たちの身近な自民党として納得しやすいもの

  • 対中武器禁輸解除問題を巡って: 極東ブログ

    ブリュッセルで20日に開催された欧州連合(EU)と中国首脳の会議における対中武器禁輸解除問題について日での報道は少ないようだった。英語圏での報道は少なくはないがいまひとつ曖昧な印象を受けた。この問題は日の将来にも関係すると思うので、少し言及しておきたい。 とりあえず日語で読める報道としては時事「中国、EUに武器解禁要求=「市場経済国」承認を」(参照)がある。概要の代わりに引用しよう。 【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)と中国の首脳会議が20日、ブリュッセルで開かれ、温家宝首相はEUが1989年の天安門事件を受けて導入した対中武器禁輸の解除を改めて求めた。また、中国を「市場経済国」として速やかに承認するよう呼び掛けた。 同首相は会議冒頭のあいさつで、中国は両問題をめぐり10年にわたってEUに働き掛けてきたが、解決の見通しは立たず、「極めて残念だ」と強調。中国の要求が実現するよう、「E

  • 日米による離島防衛上陸訓練に関連して: 極東ブログ

    の陸上自衛隊と米国海兵隊は、敵に奪われた離島を奪還するとのシナリオのもと米領グアムで実施した離島防衛の日米共同訓練映像を今日公開した。共同訓練自体は8月末に開始されたものだが、現時点ので報道関係者への公開は、現在の尖閣諸島問題やオスプレイ配備問題といった文脈を意識してのことだろう。 日の陸上自衛隊が参加したことで日ということが注目されるのもしかたがないが、各社報道を読むと、全体構図があまり正確ではないので、背景について補足しておいたほうがよいかもしれないと思えた。簡単に言及しておきたい。 まず、日でのありがちな反応の例は、朝日放送「日米で「離島奪還」訓練“尖閣”念頭で中国刺激?」(参照)である。ニュース自体は短いながら、タイトルに「尖閣」を意識させていた。 共同は比較的平易な報道だった。「日米、グアムで「離島奪還」訓練を公開 「特定の島、想定せず」」(参照)より。なお、タイトルは

  • 2chの偉人大杉ワロタwwwwwwwwwwwwwwww : キニ速

  • 電子書籍の情報をまとめてみる

    【日】 著者との契約は「口約束」「暗黙の了解」がほとんど 出版社は「著作権」を持っていない デジタル化する場合には改めて著者の許諾が必要。 なので雑誌は特に大変(カメラマン、イラストレーター、デザイナー等) 委託制(売れなければ返品) 再販制(価格は変えられない) 取次中心の流通システム(書籍も雑誌も一緒) の価格は安い(大量流通でコスト減) 書店数多く、を手に入れやすい環境 【アメリカ】 契約社会のアメリカではまず「契約書」を交わす オールライト(全ての権利)を取りにいくのが基 なのでデジタル化の際、許諾を得るのは出版社だけでいい は書店の買い切り制 価格は変わる。新刊ハードカバーもバーゲンに 書店と出版社が直接やりとり(取次は補助的存在) 雑誌はほとんどが定期購読である(書籍とは別流通) の価格は高い(ハードカバーで2600円程度) 書店の数は少ない アメリカでは電子書籍

  • 出版状況クロニクル

    前回、高村光太郎と智恵子にふれたことからすれば、その『智恵子抄』に言及しなければならないだろう。しかも昭和十六年の初版のかたちをそのまま残している夫婦函入の龍星閣版が手元にあり、しばらく前に浜松の時代舎で買い求めているからだ。 ただその前に断わっておけば、私の場合、日の近代詩は萩原朔太郎の『月に吠える』から読み始めているので、高村の『道程』や『智恵子抄』は素通りしてしまった感が強い。それは教科書などにおける『道程』の印象、『智恵子抄』がかもし出していた社会的モードなどにもよっている。例えば、昭和四十三年の通版六十五刷の帯にもつきまとい、そこには「全国学校図書館協議会選定/必読図書」として、次のようにしたためられていた。「初版発行以来27年間、『永遠のベストセラー』といわれる決定版!/『智恵子抄』は永い間、結婚祝いのおくりものとして感謝されてきました」と。 (『月に吠える』 もちろん新潮社

    出版状況クロニクル
    shibudqn
    shibudqn 2012/09/28
  • 電子書籍の情報をまとめてみる

    紙の出版市場規模 出版科学研究所によると、日における紙のの販売金額は1996年をピークに毎年減少し続け、2013年は1兆6823億円(96年比で37%減)。 内訳は、書籍:7851億円(前年比2.0%減)、雑誌:8972億円(同4.4%減) ▲出版市場規模の推移(数値は出版科学研究所調べ。電子書籍は含まず) 書籍の新刊発行点数と販売部数 2012年の書籍の新刊発行点数は7万8349点(前年比3.3%増)。書籍の販売部数は6億8790万冊(出版科学研究所調べ)。 ▲書籍の新刊発行点数と販売部数のグラフ(2年ごと)を重ねてみた ※書籍新刊発行点数の収録範囲は1995年に改訂(自主出版の点数も統計に追加) ※販売部数の算出方法は、取次出荷部数-小売店から取次への返品部数=販売部数 発行点数は増えているのに、販売部数は減っている!? が売れないから(それをカバーするために)たくさん作る、典型