米調査会社レイクマン・リサーチ・グループ(LRG)はこのほど、4月7日から米国ラスベガスで開催される全米放送事業者協会(NAB)主催の放送機器展示会「2014NABショー」を前に、4Kテレビに対する米消費者の認知度などを調べた調査結果を発表した。米国ではウルトラHD(超高精細度)テレビなどと呼ばれる4Kテレビを「聞いたことがある」と答えた人は全体の30%にとどまったほか、実際に「4Kテレビを(店頭などで)見たことがある」と答えた人は同グループの三分の一に過ぎなかったことが分かった。NABショーではNHKが解像度が4Kテレビのさらに4倍となる8Kテレビを展示する模様だが、米消費者の4Kや8Kに対する関心は極めて低いのが現状だ。 さらにLRGの調べでは「4Kテレビを見たことがある」と答えた人の中で「購入したい」と思う人は28%、「4Kテレビのことを聞いたことがある」と答えた人の中では15%とな