デジタル・ネイティブ世代のメディア利用について、米国フロリダ大学(UF)の調査チームが2月25日、興味深いレポートを発表した。18-24歳の青年層を対象としたものだが、「主に利用するニュース情報源」ではオンラインが新聞・雑誌やTV放送を圧倒している。在来メディアはWebを通して利用され、影響力がある。 旧メディアはブランドであってビジネスモデルではない。 フロリダ大学はジャーナリズムとコミュニケーションでは全米でも知られた存在だが、この調査は、メディア接触行動の変化を研究しているMillennial Research Core (MRC)が、ミネアポリスの有力サイトElite Dailyの協力を得て、オンラインで行っている(2014年10月)。必ずしもメディアに限定したものではなく、消費行動の一環として調べたものだ。 オンライン・ニュースサイトがトップで34.5%、在来ニュースメディアのW