埼玉県宮代町の東武動物公園では、珍しいホワイトタイガーの赤ちゃん4頭が誕生し、元気に成長しています。 ホワイトタイガーは世界におよそ200頭しかいないとされるベンガルトラの変種で、毛並みが白く、目が青いのが特徴です。 宮代町にある東武動物公園では、メスの「カーラ」がおととし4頭の赤ちゃんを出産したのに続いて、先月25日の深夜から翌日の未明にかけて新たに4頭の赤ちゃんを出産しました。赤ちゃんは、現在、体長が15センチほどでまだ目は開いていませんが、おなかが膨らむほど母乳を飲み、元気に成長しているということです。 飼育員の板倉博己さんは「2度目の出産なので落ち着いて対応できました。赤ちゃんの成長は早いので、かわいい姿を多くのお客さんに見てほしいです」と話していました。ホワイトタイガーの赤ちゃんは、順調に成長すれば、ことし4月中旬ごろに一般に公開される予定だということです。