小泉グループのオッジ・インターナショナル(大阪府、辰己貴義社長)は、11月2日付けで社名を「レナウン」に変更する。 かつて存在したレナウン(以下、旧レナウン)は、コロナ禍のあおりを受けて2020年5月に破産。オッジ・インターナショナルが同年9月、同社の主力事業であった「アクアスキュータム(AQUASCUTUM)」「ダーバン(D’URBAN)」ブランドの事業を譲受した。今年8月には、破産手続きを終えた旧レナウンは法人としては消滅していた。 事業譲受より4年経ち、「アクアスキュータム」「ダーバン」事業は堅調に推移し、現在はオッジの主力事業として成⻑している。同社は社名変更の背景について、「社名を『レナウン』とすることで、当社の主力事業、 またその業態や業容をより分かりやすくステークホルダーに伝えることができ、認知度の向上と事業のさらなる発展につながるため」としている。ただし旧レナウンが「株式会