背景には、農園体験に関心を持つ層の増加がある。都市部では、子育て世代に入ったポスト団塊ジュニアや、60代以上のアクティブシニアがとりわけ強い関心を示している。子どもに農園体験をさせたり、余暇の時間を土いじりに使おうとしたりする人が、相対的に増えているのだ。 一方、こうした消費者側のニーズとは別にもう1つ、農園増加を促す動きがある。遊休農地の新しい活用方法として、地主側が注目し始めているという変化である。従来塩漬けにされ、遊休農地・耕作放棄地として放置されていた農地が、市民農園に活用されることで、消費者・地主双方に価値を生む土地に生まれ変わる。 このギャップに着目して事業を拡大しているのが、菜園の運営サービスを展開するアグリメディア。昨年、住友不動産と連携し、農園利用権付きマンションを開発するなど、耕作放棄地・遊休農地の新しい活用方法で話題を呼んだ。 遊休農地は東京都、埼玉県、千葉県、神奈川
女性ならではの感性を生かして農業に取り組む「山形ガールズ農場」(山形県村山市大槙)が、貸農園「メイド付き農園」のオーナー募集を始めた。 オーナーが畑の世話をできない期間は、ガールズが代わりに農作業をするユニークなネーミングの新事業で、5月1日に開園する予定。同農場では、「仙台市や首都圏などから農業に関心のある人を呼び込み、『山形ファン』を作りたい」としている。 ガールズ農場は、Uターン就農した高橋菜穂子さん(30)が2009年に始め、現在は高橋さんのほか、6人の20歳代女性がメンバーとして働いている。 農業には初心者というメンバーがほとんどの同農場では開設以来、作業が手早い熟練農家と競争しなければいけないという課題があった。 これを克服するために、今回、顧客とコミュニケーションを取りながら、おもてなしができるという若い女性ならではの強みを生かし、貸農園のオーナー募集を始めることになった。年
Index of / NameLast modifiedSizeDescription cgi-bin/ 2019-12-26 10:41 -
ダーチャに行ってきました! お久しぶりです!今日で私たちの2週間の休暇が終わり、明日からまた仕事です!ブログも再開いたしますので、よろしくお願いします!(びっくりマークが多いのはいかにもロシア人らしい文章です。ま、ロシア人なので(笑)……。) 今回の休みはとても充実していました。キーラフ市に行っておばちゃんのダーチャ(別荘、サマーハウス)でゆっくりしてから、トルコのアンタリヤのビーチでおもいっきりくつろいで、アンカラに住んでいる友人のうちに遊びに行ってきました。 ■ロシア式別荘「ダーチャ」 今日は、ダーチャでの休みについてお話しします。ロシア人の多くは普段町で暮らしながら、郊外にも家を持っています。「ダーチャ」を日本語に訳そうとする と「別荘」という言葉が出てきますけれども、「別荘」は何となく優雅なイメージがあるので、手作りでシンプルなロシアの「ダーチャ」には合わない気がしま す・・・。だ
幅広い世代で野菜作りに取り組む人が増えた結果、農機や殺虫剤の売り上げが伸びている。土や緑に触れる楽しみはもちろん、安全で安心な食品を求める動きが追い風となり、関連メーカーも講習会の開催など新たなファン層の取り込みに力を入れ始めた。 野菜作りブームを証明しているのが、市民農園の伸びだ。「10平方メートル程度を借りて手軽に楽しむ人が増えている」(クボタのトラクタ事業推進部)のが理由で平成20年度に全国で3382カ所。この10年で6割近くも増えた。 農機の中でも顕著な伸びを示すのは、取り扱いの簡単なミニ耕運機だ。クボタの場合、好調なのはカセットコンロ向けのカセットガスを燃料とした「ニューミディ カチット」。農機専門店など一般ユーザーになじみの薄い場所で扱うため「販売計画は慎重だった」が、今年1月の販売開始以来、3カ月で1千台を突破した。年間目標に匹敵する数字という。 昨年のサントリーフラワーズの
農業や食の安全への関心が高まる中、レンタル農園を利用して野菜を育てる消費者が増えている。郊外の農地を借り、自分で野菜を育て消費する「自産自消」という新しい食のスタイルを取る。ただ野菜作りが簡単とはいえないこともあり、一過性のブームに終わる可能性もある。レンタル農園事業最大手のマイファームは、利用者に向けたコミュニケーションサイトを構築し、「自産自消」の継続を支援する。 京都に本社を置くマイファームは全国26カ所にレンタル農園を持ち、2000人を超える利用者に提供している。週末になると近郊都市部の利用者が家族連れで農園を訪れ、野菜作りや畑の整備に精を出す(写真1)。利用料金は、15平方メートルの農地が、月額3000~6000円である。西辻一真代表自身も、週末には全国の農園に顔を出し、会員と一緒に農作業に汗を流す。 利用者の多くは、野菜作りの素人。そこで農園の持ち主などが「管理スタッフ」「菜園
NECビッグローブは2009年11月6日、レンタル農園事業を行うマイファームと提携し、ネットを活用した市民向けレンタル農園「BIGLOBEファーム」を2010年2月から提供すると発表した。マイファームのレンタル農園事業のノウハウに、ビッグロープのネットサービスのノウハウを組み合わせて提供していく(【発表リリース】)。 BIGLOBEファーム このサービスは1区画あたり7.5平方メートルのレンタル農園を、「BIGLOBEファーム」のブランド名でBIGLOBE会員に対して貸し出すもの。価格は月額3980円(他に初期費用1万0500円、年間更新料1万0500円)。 具体的にはインストラクターによるアドバイスや、農具レンタルなどのサポートに加え、野菜の栽培に関する相談や育成状況の確認、利用者同士の情報交換が、ネットを通じていつでも行なえる。農業経験が浅くひんぱんに農園に訪問できない利用者でも
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