信州カラマツの増産やブランド化へ、国、長野県、流通・加工業者などが川上から川下まで連携して動き出した。戦後の植林で樹齢50~55年の良質なカラマツが育ってきたうえ、曲げ強度で優れる信州産は付加価値の高い建築材としても注目されるようになっている。製品の技術開発も進み、耐火集成材などとして東京五輪関連施設でも使われる見通しだ。●生産林野庁中部森林管理局の清万採種園(御代田町)。各地から集めたカラ
長野市、善光寺界隈の門前町が近年、リノベーションによって生まれ変わった建物の集積地として知られるようになっている。行政や不動産オーナーが主導したものではなく、特に2000年代まではお互いの存在もよく知らないまま、蔵、古民家などの遊休不動産に魅力を見いだした小規模の事業者(テナント)が個々に始めた取り組みだった。 2010年代から急進展、活動は新たな局面に 2009年開設の「カネマツ(KANEMATSU)」は、現在のキーマンが共同するきっかけになったプロジェクトだ。農業用ビニールシートの加工場跡地(蔵)を活用して、カフェや古書店、シェアオフィスの入る拠点施設をつくった。早くから市内でリノベーションに関わってきた建築家の広瀬毅氏や宮本圭氏などがLLP(有限責任事業組合)「ボンクラ」を設立して運営に携わり、空き家仲介・リノベーションを業務とするマイルーム(本社・長野市)を創業した倉石智典氏もここ
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