スマホの進化で深刻な本離れがといわれる昨今、注目を集めているのが“泊まれる本屋さん”です。本屋をコンセプトとしたホステルタイプの宿泊室が新宿や池袋などにオープンし、話題となりました。そういえば何年か前に湘南T-siteでも書店に一晩だけ宿泊OKというイベントがあり、羨ましい気持ちで取材に行ったのを覚えています。 そんな本に囲まれた空間で過ごす贅沢な時間を知る人にこそぜひ教えてあげたいのが、長野県「蓼科親湯温泉」です。温泉と名がつくこの宿はもちろん温泉旅館。 創業は1926(大正15)年という老舗の温泉旅館ですが、この「蓼科親湯温泉」がユニークなのは、なんと約3万冊もの蔵書を公開したライブラリースペースを有していること。さっそく、その魅力に迫ってみましょう。 歴史ある老舗温泉宿で、じっくりと本に向き合う時間 入り口を入ると、まず目に入るのがロビーに置かれた本棚。チェックインを待っている間から
![読書×温泉で至福の時間。文化の香り感じる長野「蓼科親湯温泉」 - TRiP EDiTOR](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/131dd433b26c70638d9e22bf4631b24fce5d8450/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftripeditor.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2019%2F03%2F26113813%2F9946d466de5f00e45a92c50591b73aa2-1200x675.jpg)