世界中から集められた約50種の希少植物を展示する「ウルトラ植物博覧会 西畠清順と愉快な植物たち」が、ポーラ ミュージアム アネックスにて8月16日まで開催中だ。 1980年生まれの西畠清順は、幕末より150年以上続く花と植木の卸問屋「花宇」の五代目。これまでに日本全国を始め、世界数十カ国を旅しながら数千種類もの植物を収集してきた。現在、年間200t以上の植物をハンドリングする”プラントハンター”として活躍している。2012年には、植物素材を用いたプロジェクトを展開する”そら植物園”の活動をスタートし、多くの企業や行政機関などと企画したプロジェクトが各地で反響を呼んでいる。 会場では、植物の見せる摩訶不思議でドラマチックなビジュアルを堪能することができるのはもちろん、性質や名称、入手経路などにまつわる興味深い謂れも紹介されている。 中には、野ねずみすら捕食する巨大食虫植物、「火星人」の和名を