Inkscapeプロジェクトは5日(米国時間)、オープンソースモデルで開発が進められているベクター画像編集ソフト「Inkscape 0.45」を公開した。対応プラットフォームはWindowsと各種UNIX系OS、コンパイル済みのバイナリパッケージはWindowsとLinux、Mac OS X(要X11.app)の3種類が提供される。 今回のリリースでは、Google Summer of Code 2006の成果をマージ。初のSVGフィルターとしてガウシアンブラーをサポート、オブジェクトに効果を適用した後もベクタ属性を損なわずに再編集可能になった。描画速度が向上、再描画完了前にユーザの入力を検知できるようになったことにより、応答性能も改善された。編集履歴ダイアログが新たに実装されたほか、ビットマップトレーシングの強化、AI/PDF/PS/EPS/EMFエクスポートへの対応、色に関するエフェク