国定公園の指定が取り消されれば開発で自然の景観が失われるかもしれない(写真はアリゾナ州のバーミリオン・クリフス) REUTERS <今週トランプは大統領令で、96年以降に歴代大統領が指定した国定公園の見直しを命じた。指定が取り消されて開発が許されれば、資源開発などで雄大な自然の絶景が失われる可能性も> 大統領就任から100日を迎えるドナルド・トランプは、法案成立という点から見れば大した成果はあげていない。しかし毎回、物議を醸す一連の大統領令で、アメリカの今後数年に及ぶ国内政策、そしてアメリカの風景を根本的に変えてしまいそうだ。 アメリカの国定公園(ナショナル・モニュメント)では、1906年制定の米国遺跡保存法が定める大統領権限で、自然や文化を守るために開発が規制されている。今週26日にトランプが署名した大統領令は、国定公園の一部の指定を見直すもので、今後国定公園が開発で荒らされてしまうおそ
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