通産は昔からロクなことはしない。自動車産業は「レッセフェールでいいのに通産が統制して」と言われていた。原子力政策もそう。経産になってからのメモリやら液晶もそれだ。 半導体材料規制も同じことだ。政権の人気取りでやったはいいものの、将来的には市場を失う結果に終わる。 これは石油戦略を思い出せば良い。 一発目は効いた。先進国は石油不足に喘いだ。景気は減退しトイレットペーパーも無くなった。 だが以降は効果を出せていない。第二次オイルショックの契機はイラン革命であり石油戦略ではない。 石油輸入国は対策を練ったからだ。省エネを進め、備蓄を行い、熱源を石炭・天然ガスに転換し、さらには自前で油田を掘った。 フッ化水素でも同じことが起きる。 しかも原因は日本による韓国への嫌がらせである。そんな国の製品に国の経済、輸出の核は委ねない。今は当座の必要量を確保する必要がある。だがその後には、ケチくせえことをやって