私は岩手県盛岡市の一市民として、近年、歴史的なまち並みや建造物が急激に失われていくことを憂慮しています。 私自身、紺屋町は生活圏内とは言えない距離にありますが、盛岡市中心部に位置する紺屋町界隈は、清流・中津川の東側にある歴史的なまち並みを散策できるエリアとして、私たち盛岡市民が胸を張って維持・活用してきたものであり、また多くの観光客が訪れる人気のスポット、我が盛岡の象徴のひとつであると考えています。 このようなまちで、先人たちは建造物を更新する際、周囲の景観と調和するよう注意を払ってきた歴史もあります。それが現行の許可により、14階建ての高層マンション、『レーベン盛岡紺屋町』の建設で大きく影響を受けようとしています。 この高層建築は、まち並みや景観を破壊するだけでなく、地域経済の持続的な発展にも寄与しないと私は強く感じています。建物は一時的な建設経済効果はもたらすかもしれませんが、長期的な