バフェットは10代にして、彼が通う学校の教師よりも稼いでいた。新聞配達によって。 AP Photo/Nati Harnik 8月30日、ビリオネアで伝説の投資家ウォーレン・バフェットが87回目の誕生日を迎えた。770億ドル(約8兆5000億円)近い総資産を誇る「オマハの賢人」は現在、世界で4番目に裕福な人間だが、そんな素振りは全く見せない。 ネブラスカ州にあるバフェットの自宅は質素で、その価値は自身の総資産の0.001%に過ぎず、毎日の朝食はマクドナルドで食べる3.17ドル(約350円)のメニューだ。 バフェットを最初から知る人にとって、その成功は驚くものではない。11歳から株を買い始め、16歳の頃には現在の価値にして5万3000ドル(約580万円)の蓄えがあった。 だが、バフェットには稼ぐだけではなく、与える才能もある。最初の妻の勧めによって、寄付をするようになったのは人生も後半に入って