わたしがクラウドストレージ「Bitcasa」の噂を聞いたのは昨年9月のことでした。事実上容量無制限で使える上で利用料は毎月10ドル。しかも、その10ドルでさえ「いずれは」という話であり、ベータ版の現在は利用料無料! という話です。そんな夢みたいなサービス、本当にあるんでしょうか?
昨年から、ミニシアターの休館が相次いでいる。今年に入り、1月28日に恵比寿ガーデンシネマ(1994年開館)が休館し、シネセゾン渋谷(1985年開館)も今月いっぱいで四半世紀の歴史に幕を下ろす。日本のミニシアター文化をけん引してきた二つの映画館がなくなることは、映画ファンや業界関係者に少なからずショックを与えている。 ミニシアターとは、その名の通り座席数の少ない小さな映画館のこと。上映される映画作品も特徴的だ。ハリウッドや日本の大手映画会社の娯楽大作ではなく、どちらかと言えば娯楽性の低いインディペンデント系の作品がその中心だ。例えば、シネセゾン渋谷の歴代の上位ヒット3作は、フランス映画の『レオン 完全版』(1996年公開)、スペイン映画の『オール・アバウト・マイ・マザー』(2000年)、そして日本映画の『PARTY 7』(2000年)。だが2000年代に入り、シネマ・コンプレックス(複合型映
日経BPコンサルティングでは「ソーシャルメディア実態調査」を2010年6月に実施した。さまざまなソーシャルメディアについて、誰・どういうタイプの人がどういうサービスを使い、どういうテーマで会話をしているのかなどを調べた。国内の29のサービスを対象とし、どれか1つでも利用したことがある20~60代の1200名に聞いた。(詳しい調査概要はこちら)。 前回の記事では、ソーシャルメディアの利用者像を知るために、サービスの使いこなしによって分類した「オンライン行動属性」、オフラインを含めた対人関係の考え方によって分類した「ソーシャル心理クラスター」の2つの考え方に沿って説明した。 今回は、ソーシャルメディアの各サービスには実際にどのような人が集まっているのかについて見ていく。本調査では対象プラットフォームをSNS(Social Networking Service)のmixi、Twitter、Fac
ソフトバンクモバイルが4月27日から料金プランを改定すると発表した。おもな変更点は、基本プラン「ホワイトプラン」の2年縛り化と、パケット定額プラン「月月割」の内容変更だ。新規加入者全員が2年縛りとなるため、解約のタイミングが難しくなる“改悪”といえる内容だ。一見すると分かりにくい変更なので、細かい内容を詳しく見ていきたい。 前代未聞の「基本料金2年縛り」、名称を変えずに内容をこっそり変更 4月27日からのホワイトプラン改定では、料金や無料通話の条件は変わりない。新たに2年間の継続利用が必須となるのが大きな変更点だ。その代わり、2年後に2カ月間、基本料金の無料期間が付く。名称は「ホワイトプラン」のままで変わらないので、従来までのものを「旧ホワイトプラン」、4月27日以降のものを「新ホワイトプラン」と呼ぶことにする。新ホワイトプランのポイントをまとめてみた。 ▼「新ホワイトプラン」の変更点や注
4月15日夜、地上波のテレビ放送とインターネットのライブ放送「Ustream」をミックスした画期的な放送がオンエアされた。Ustreamを利用した「ダダ漏れ」で有名なケツダンポトフと、フジテレビのアニメーション番組「ノイタミナ」(毎週木曜日、深夜24時45分~)とのコラボレーション番組「朝ダダ×ノイタミナ Ustream座談会」だ。地上波とインターネット動画サービスという異なるメディアがタッグを組んだきっかけは何だったのか、新しい試みでの苦労はあったのかを取材した。 テレビとUstreamを融合させる野心的な試み 「ノイタミナ」は、フジテレビの深夜枠で放送されているアニメーション番組だ。「ハチミツとクローバー」「のだめカンタービレ」「東のエデン」など、クオリティーの高いアニメーションを放送してきた。4月の改編で1時間番組に拡大したことを記念し、初の生特番としてUstreamとの融合が企画さ
大日本印刷と大手出版社がブックオフコーポレーション(以下ブックオフ)に出資するニュースが、業界を驚かせた。しかしながら、この真の目的は見えていない。もちろん、低迷が続く出版業界をより良い方向に導くという大義があってのこと。だが、消費者にとってどのような影響があるのかはほとんど語られていない。そこで、元シンクタンク研究員でコンテンツビジネスに詳しい松谷創一郎氏に、大日本印刷のブックオフ出資の消費者への影響や、今出版界が抱える問題点について寄稿してもらった。 出版業界に、大変動が起こりそうだ。 5月、出版関連6社がブックオフ株を取得した。その6社とは、大手出版社の小学館、集英社、講談社の3社と、印刷大手の大日本印刷とその傘下である丸善と図書館流通センターだ。このメンバーは、業界を驚かせた。 ブックオフと言えば、3月現在で全国に922店舗を展開する日本最大の中古書店チェーンだ。2008年度の書店
秋葉原で発生した無差別殺傷事件。社会に衝撃を与えた凶悪事件でアキバはどうなるのか? アキバ大手家電量販店の元幹部にしてライターの島川言成氏が、ショップ関係者の怒りの声を緊急取材。「一人の大バカ者のせいで、アキバの街と文化を後退させてはならない」とショップ関係者は声を震わせた…。 忌まわしい事件が発生した。小生の愛するアキバが血に染まった。逮捕された男に関する情報が入ってくるにつけ、被害者への同情がつのり、「世の中が嫌になったので、人を殺したかった。誰でもよかった」と話した犯人に怒りを覚えた。言葉は格好付けのものと独断する。思考することと実行することは違う。社会に衝撃を与えた事件からアキバはどうなるのか? 事件が起きた日曜日から2日間、アキバで働く知人やアキバ好きの友人たちを緊急取材した。 昼食に向かうために中央通りを歩いていた量販店の幹部 「最初、何が起きたのかと思いましたね。ソフマップの
ぼくらの少年時代から、週明け月曜日には「週刊少年ジャンプ」、水曜日には「週刊少年マガジン」と「週刊少年サンデー」が発売され、友達と回し読みしたり貸し借りして楽しんでいたものだった。読み終わると、翌週が待ち遠しく、一週間がなんと長かったことか。 これらの少年マンガ誌から生まれた名作の数々は、今もタイトルを見れば、多くの人がまざまざと当時のことを思い出すのではないだろうか。 今年は、1968年創刊の少年ジャンプが40周年を迎え、1959年に同時創刊された少年マガジンと少年サンデーが50周年に向けて、さまざまな活動を開始した。さらに、マンガ雑誌に限らず、マンガ家やアニメの周年企画が目白押しだ。ざっと見回しただけでも、「手塚治虫生誕80周年」「石ノ森章太郎生誕70周年」「松本零士生誕70周年」「『北斗の拳』連載開始25周年」「『ルパン三世』登場40周年」「『キン肉マン』連載開始29(ニク)周年」「
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