右傾化した日本社会に迎合しそれを拡大再生産までしている右傾化した経営陣、報道が、国内良識派や外国から批判されているNHK。 その制作部門が「花子とアン」のような内容のドラマを放映していると称賛の声を上げる左派・リベラル系メディアや左翼人士たち。 しかし、こういうのにも、日本人の歴史総括や作品評価の甘さを感じますね。 「花子とアン」の「反戦性」なるものも、加害責任総括の等閑視や誤魔化しがある点ではあまり評価出来るものではないと思います(ただし現在放映分まで)。 今週金曜日に放映された第149回分などを観ていても、戦時中憲兵であったことに苦悩し始めた「あにやん」に対する花子や「おとやん」の慰撫的な対応には違和感を感じる。鹿内・櫻田や「戦友会」的バカ話しが指弾されず放置されて来た戦後日本の無反省に対する免罪と同質なものをです。 一時は社会主義運動にカブレたハズの「おとやん」までもが「人生にムダだ