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2008年10月5日のブックマーク (10件)

  • 預金金利引き上げと銀行の行動・続き - himaginary’s diary

    昨日のエントリは思ったより反響が大きかった*1。特にmojimoji氏からはブログとブコメで反論を頂いたので、氏の主要論点を3つ取り上げ、それに関する小生の考えを少し整理してみる。 1)枝野案は与謝野案よりひどいか? これに対する小生の答えはYESである。Baatarism氏のエントリの以下の文章でその話は尽きていると思う。 与謝野氏の利上げ論は日銀が主張していた「金利正常化」ですから、普通に中央銀行が政策金利を上げるだけでしょう。これは間違っているとはいえ、資主義・市場経済の範囲内の政策と言えるでしょう。 しかし、枝野氏の発言では「貸出金利は上げずに、預金金利だけ上げるべきだ。」となってますので、政府が直接金利を規制する、社会主義・計画経済的な手法だと言えるでしょう。 自民党利上げ派と民主党利上げ派の違い - Baatarismの溜息通信 Baatarism氏の言うとおり、与謝野案はマ

    預金金利引き上げと銀行の行動・続き - himaginary’s diary
  • 読むわたくし(2・完) - おおやにき

    でまあここからは資料を読みながらぼんやりと考えていたことで、問題意識としては上記二冊とも関連してくるところがあるのだが、つまり「国民統合」がそれほど絶対的な価値かということだ。 『思想地図』1号(いただきもの。ありがとうございます)の対談で萱野先生が、貧困層が社会福祉を要求する根拠としてナショナリズムを逆用する可能性というのを主張していて、そうやなと思う部分とそれは逆用なのかと思う部分というのがある。つまり「長いナイフの夜」までのナチス突撃隊とかを見れば貧困層がナショナリズムと結びつくとか、それがブルジョアジー・国防軍のようなエスタブリッシュメントと対立しながら既得権解体を主張するというのは不思議なことではない。我が国でも最悪の形では二・二六事件として暴発した陸軍の貧民救済志向というのは当然に皇道派のナショナリズムと重なっていたわけだし、既得権益層を批判する立場からむしろ共産主義に同情的な

  • 読むわたくし(1) - おおやにき

    さて、というわけで往復の車中で延々とを読んでいたわけです。まあ一番時間かかったのは資料としていただいた某先生の連載テキストですが。あれステイタスどうなのかな、一度は公開されてるはずなんだけどそのままの形かどうかわかんねえしな。そういうわけでちょっとごまかしておく。 まずもうお勧めなのは松仁一『アフリカ・レポート』(岩波新書)で、まあ『カラシニコフ』の人なので面白くないわけがないわけですが、現在破綻しつつあるアフリカ諸国の統治の現状と、そのなかでも社会の改善のために行なわれている取り組みについて書かれたものであります。特に注目されるのは破綻の原因の多くが独立後のアフリカ諸国の統治者たちの無能・無責任・無関心にあると指摘されているところで、もちろん従属論的なモノカルチャー経済の問題とかもあるんだけど、入ってきたお金が国内でとてつもなく不正に分配されるというそれ以前の問題があるということにな

    shinichiroinaba
    shinichiroinaba 2008/10/05
    おもしろそう
  • Moji Pest Control

    When you hear the word sunroom many different pictures come into your head.  First and foremost is how much will it cost?  For those interested in these types of additions, price shouldn’t be a factor.  You need to look at this as an investment in your home and you will get the monetary value back out if and when you sell your home. This is why sunroom additions in Columbia, SC are so popular.  Pe

    shinichiroinaba
    shinichiroinaba 2008/10/05
    いまのところは小野理論とほぼ重なっているような。ここからが正念場。しかしこれが彼の言いたいことの本筋として、枝野擁護はそれといったい何の関係が……。/議論をきちんと追うつもりのない方はお静かに。
  • 間違っているオバマが勝ち、正しいマケインが負けそうな件

    「緊急事態」を宣言=金融法案成立、あきらめず-米大統領 つーか、もうあまりに腹がたったんで、腹いせに書いてるんですが。 昨日ね、共和党のマケインのじーさんが、 "Now is not the time to fix the blame. It's time to fix the problem," 「今は犯人捜しをしている時じゃない。問題を解決する時だ」 "I would hope that all our leaders ― all of them ― can put aside short-term political goals and focus on what’s best for the American people," 「私は、全てのリーダーが、全員が、短期的な政治的目標を脇に置き、アメリカの人々にとってベストな事に集中することを望んでいる」 と言ったわけなんですがね。 ま

    間違っているオバマが勝ち、正しいマケインが負けそうな件
    shinichiroinaba
    shinichiroinaba 2008/10/05
    なにこの祭り
  • 中日新聞:「もやい」ピンチ 後援社破産、ホームレス支援困難:社会(CHUNICHI Web)

    トップ > 社会 > 紙面から一覧 > 記事 【社会】 「もやい」ピンチ 後援社破産、ホームレス支援困難 2008年10月5日 朝刊 後援企業の破産で窮地に立たされているもやい=東京都新宿区で ホームレスやネットカフェ難民などの生活困窮者を支援する特定非営利活動法人(NPO法人)「自立生活サポートセンター・もやい」(東京都新宿区)の活動が、主力だった後援企業の破産で窮地に立たされている。活動の危機を乗り切るため、もやいはカンパなどを募っている。 破産したのは不動産会社「リプラス」(東京)。もやいのアパート入居支援活動に賛同し、2006年4月から、1人6カ月分の家賃保証と、もやいに毎年約1300万円を寄付してきた。もやいは、生活困窮者の自立のため、賛同する会員が連帯保証人となって、アパートに入居できる支援を続けてきた。湯浅誠事務局長(39)は「住居の確保は人間らしく生きるための最

    shinichiroinaba
    shinichiroinaba 2008/10/05
    事務処理コスト等の問題もあろうが「一口五万」以外のルートでも支援できるようにすればよいのに。普通に振込とか現金書留じゃダメ? 首都圏の人間なら直接現金持って行けるわけだし。
  • 2008-10-04

    今夏フランスのコミックス研究者、ティエリ・グルンステンの著書『線が顔になるとき―バンドデシネとグラフィックアート』(古永真一訳、人文書院刊)の翻訳が発売され、続いて近い将来同じ著者によるより包括的な研究書『マンガのシステム』の翻訳も刊行が予定されている。まだかすかな兆しのようなものに過ぎないが、これはたいへん喜ばしいことである。 私はこれまでこのような海外におけるコミックス研究や批評の水位や情報、あるいは海外のコミックスそのものを無視して成り立ってきた日のマンガ研究・批評の現状がおかしいのだと考えている。 伊藤剛から毎度説教しているようなことをいわれて大変不意なので再度はっきり書いておくが、そもそも具体的な実体を把握しようともせずに1、2冊を見かけたりした程度で「日マンガの独自性」とか「海外のコミックスが日マンガの影響を受けている」とか来その辺を知らなきゃいえないようなことを断

    2008-10-04
    shinichiroinaba
    shinichiroinaba 2008/10/05
    ※欄の因縁つけ野郎どもがひどい。
  • ポール・クルーグマンはポールソン・プランに反対してしまいました。 - みごろ、よみごろ、しらべごろ

    NYT op-edで、ポール・クルーグマンはポールソン・プランに反対してしまいました。ポールソン・プランは、銀行の不動産関係の証券(つまり、銀行のBSではA (Assets)の部分)を財務省が買い取ってあげるというプランです。現金化できる資産を増やしてあげようというのがポールソン・プランです。その際に、資(つまり銀行のBSではK (Capital)の部分)の問題は見ないことにしようというのです。つまり、ポールソン・プランはBSの左側だけを見るプランです。 クルーグマンは、それは駄目だと言います。貸し渋りが起きている理由は、Kのところ、つまり過小資にあるのだと考えています。だから、資を注入して、政府はstakeをとらなければならないと言っています。つまりのBSの右側から見ろと言っています。 つまり、いわゆる、liquidityとsolvencyの問題です(See Mark Thoma)

    ポール・クルーグマンはポールソン・プランに反対してしまいました。 - みごろ、よみごろ、しらべごろ
    shinichiroinaba
    shinichiroinaba 2008/10/05
    クルーグマンのポールソン・プラン批判について、わかりやすい解説。
  • 10代、20代は経済に関心がない? 2008-10-05 - Economics Lovers Live

    某社編集の人と話していて、「10,20代にぜんぜん経済関係のが売れない」ということを聞いた*1。 まあ、僕の周囲のサンプルだと確実にそれを支持できるわけだが、やはりサンプルバイアスがききまくるのでよくわからないw 確かにあらゆる編集者が軒並み、経済問題に関心のあるのは中高年以上しかも還暦以上wが主流と口にしている。 まあ、僕は結構、mixi日記でも外資系の金融機関や企業なんかに勤めている若い人たちをちょこちょこ選んで読んでいるんだけども、やはり「強欲」というか、「自分だけの成功物語の信奉」というか「自分だけの潜在的な可能性への陶酔」としか読めないような、現代版金銭亡者という心性しか読み取れず、ほぼ社会的な関心はそこからは読めない。 まあ、これの過剰なヴァージョンが投資銀行で働いてた人たちで、それを救済するような法案を事実上「民主主義の敵」とでも形容したスティグリッツ先生の過激なw発言もま

    10代、20代は経済に関心がない? 2008-10-05 - Economics Lovers Live
    shinichiroinaba
    shinichiroinaba 2008/10/05
    "「自分だけの成功物語の信奉」というか「自分だけの潜在的な可能性への陶酔」としか読めないような、現代版金銭亡者という心性""それでもやはり強欲ものへの批判と世界経済の危機回避はわけないといかん"
  • ここで素人臭い質問をして識者の教えを乞う - shinichiroinaba's blog

    というわけで。 そもそも「サブプライムローン」ってそんなにけしからん仕組みだったの? やっちゃいけないことだったの? 危ういっていえば危ういだろうけど、そのおかげで家を持てた人もいたんじゃないの? 今回たまたま、それが金融危機の引き金になっただけで、よそで爆弾が破裂することもあり得たんじゃないの? これまでも、そしてこれからもそうでしょう? それに投機を助長するとしてこれまでもサブプライムローン以上に悪者だった「デリバティブ」っていうか先端的金融手法にしたって、ただ単にバブルを生むだけの存在だったってわけじゃないでしょう? 先物があるおかげで、普段はリスクをヘッジできているわけだし。 そして何より大事なことは「バブルは事後的にのみ「バブル」と判定できる」ってことじゃなかったの? 厳密に言えばはじける前の好況期にだって、調子に乗って不正なことをやったやつは罰されるべきなんであって、バブルが弾

    ここで素人臭い質問をして識者の教えを乞う - shinichiroinaba's blog
    shinichiroinaba
    shinichiroinaba 2008/10/05
    昭和恐慌をリフレで切り抜けた高橋是清は、軍縮したせいで暗殺されたんじゃ? アメリカ大不況についても「ニューディールでは不足でWW2が必要だった」説は少数派。石橋湛山とピーター・テミンを読め。>hokusyu