[Scott Sumner, “Language and unemployment,” Money Illusion, May 2, 2017] 地図はぼくの好物だ.先日,ランディ・オルセンがヨーロッパの失業を示すおもしろい地図にリンクを貼っていた: この地図を見る前から,フランスよりドイツの方が失業率が低いのは知っていた.そしてやっぱり,失業率は両国の境界で劇的な変化を見せている――ライン川流域がそれだ. きっと,ドイツの失業率の方が低いのは,労働市場規制がすぐれていることの反映なんだろうと想定していた.ところが,このグラフはそれと別の相違点を示唆している――言語のちがいもあるようだ.ゲルマン系言語圏はロマンス系言語圏よりも失業率が低いと仮定してみよう.言語と政府政策のどちらがより重要なのか検証するにはどんな手があるだろう? ひとつには,複数言語が話されている国がある点に着目するアプロー
技術の進歩は受け入れるしかないが 人と技術と情報の境界面を探る #005 2017.05.22 Updated by Shinya Matsuura on May 22, 2017, 07:00 am JST 技術革新がグローバリズムによる高速の経済運動を引き起こし、その結果が「風が吹けば桶屋が儲かる」のように連鎖して、ポピュリズムの台頭を招くーーポピュリズムに賢く危機を乗り切る知恵はない。新たな状況に直面して恐怖に身がすくんでいる人々に、耳に入りやすいデマを流し込んでいるだけだから、ポピュリズムでは事態は解決しない。 経済の高速化の根本には技術革新による、情報と物流の高速化、低コスト化がある。人類の歴史を振り返ると、大きな技術革新があった時、人類は技術を社会に合わせるのではなく、技術に合わせて社会を変えてきた。技術を封じ込めて、これまでの社会体制を維持しようとする試みはすべて失敗した。
ロシア首都モスクワで行われた反汚職デモに参加し、機動隊員に連行される男性(2017年3月26日撮影、資料写真)。(c)AFP/Alexander UTKIN 【5月17日 AFP】ロシア・シベリア(Siberia)トムスク(Tomsk)市に住む高校生セルゲイ・チャイコフスキー(Sergei Chaikovsky)さん(18)は教室に入ったとき、普通の歴史の授業だろうと思っていた。 だがそこで始まったのは、「過激派」の危険性を説く特別講義だった。担当教師は、チャイコフスキーさんを辛辣(しんらつ)な口調で激しく非難した。今年3月、チャイコフスキーさんが野党指導者アレクセイ・ナワリヌイ(Alexei Navalny)氏が組織した反政府デモに参加していたからだ。 「ファシスト」「アングロサクソン国家の追従者」「国賊」──教師は容赦ない言葉を浴びせ続けた。 「クラスメート全員の前で、みんなをぼくみた
Facebook’s secret rules and guidelines for deciding what its 2 billion users can post on the site are revealed for the first time in a Guardian investigation that will fuel the global debate about the role and ethics of the social media giant. The Guardian has seen more than 100 internal training manuals, spreadsheets and flowcharts that give unprecedented insight into the blueprints Facebook has
■朝鮮半島危機があぶり出したもの 実際に日本に対してミサイル攻撃がある可能性は現時点ではほぼないと考えている。最も頼りになる指標は、在韓米人に対して退避指示を米政府が出していないことだ。1994年に米クリントン政権が北朝鮮の核開発を止めようと考え、先制攻撃した場合の被害を試算した。だがその数字があまりに膨大だったため「北の核開発問題」の武力行使による解決を断念し、今日に至る。 いま試算すれば当時よりも大きな被害が算出されるだろう。従って普通に考えれば北朝鮮への先制攻撃などあり得ない選択だ。だが、トランプ政権のとる方向性はいまだ不透明だ。硬軟いずれをとるにせよ、従来とは異なる仕方で行くと宣言している。 仮に戦端が開かれたならばどうなるか。北朝鮮と韓国を隔てる国境、38度線ではソウルに向けて砲台が並べられている。日本へ向けられた弾道ミサイルの基地も複数ある。先制攻撃となればまずそこをたたくこと
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