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ブックマーク / wirelesswire.jp (10)

  • 美しい友情の終わり

    美しい友情の終わり 2023.07.19 Updated by yomoyomo on July 19, 2023, 05:59 am JST Everyone I know goes away in the end (Nine Inch Nails, "Hurt") 先月、アメリカ合衆国政府による国際的な情報監視網を告発したエドワード・スノーデンの最初の暴露から10年経ち、我々は何を学んだかを問うRegisterの記事を読み、しばし物思いにふけってしまいました。 この手の「○○○○から×年」は切り口次第なので、普段は特に興味を惹かれることはありませんが、この時は二つ個人的な事情がありました。ひとつは、もう少しでワタシは50歳になることで、つまり、この10年と言われると、それはワタシの40代にほぼ重なることになります。そして、エドワード・スノーデンの名前に、その少し前にたまたま読んでいたあ

    美しい友情の終わり
  • ウェブをますます暗い森にし、人間の能力を増強する新しい仲間としての生成AI

    ウェブをますます暗い森にし、人間の能力を増強する新しい仲間としての生成AI 2023.06.19 Updated by yomoyomo on June 19, 2023, 16:16 pm JST 少し前に佐々木俊尚氏の「オープンなウェブ世界とジェネレーティブAIの終わりなき戦いが始まる」という記事を読みました。自分の電子書籍に『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて』というタイトルをつけたワタシ的にも、オープンなウェブが生成AIに脅かされるという話は興味があるのですが、今年はじめに読んだ、Oughtでプロダクトデザイナーを務めるマギー・アップルトンの「拡大する暗い森と生成AI」を思い出しました。 昨今この分野は動きが速く、半年前の文章でも随分昔に思えたりするものですが、都合良いことに、4月にトロントで開催されたCausal Islandsカンファレンスでマギー・アップルトンが「拡

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  • 学術会議問題は「学問の自由」が論点であるべきなのか?

    学術会議問題は「学問の自由」が論点であるべきなのか? 2020.10.07 Updated by Yoichiro Murakami on October 7, 2020, 17:47 pm JST 日学術会議次期会員の推薦候補の一部を内閣が任命しなかった事について、出発点から、「学問の自由の侵害」と捉え、糾弾するのが新聞輿論のようです。一部の学者や識者層も、その立場で動こうとしているようです。しかし、客観的に見れば、この主張は全く的外れであることは明瞭で、間違いの根は「現在の」日学術会議に対して広がっている幻想、あるいは故意の曲解にあります。 日学術会議はもともとは、戦後、総理府の管轄で発足しましたが、戦後という状況下で総理府の管轄力は弱く、七期も連続して務めたF氏を中心に、ある政党に完全に支配された状態が続きました。特に、1956年に日学士院を分離して、文部省に鞍替えさせた後

    学術会議問題は「学問の自由」が論点であるべきなのか?
    shinichiroinaba
    shinichiroinaba 2020/10/08
    村上陽一郎先生まだご健在でしたか。しかしこれは具体性のないクソ記事ですね。もうみんな故人なんだから実名で書くべき。
  • 技術の進歩は受け入れるしかないが

    技術の進歩は受け入れるしかないが 人と技術と情報の境界面を探る #005 2017.05.22 Updated by Shinya Matsuura on May 22, 2017, 07:00 am JST 技術革新がグローバリズムによる高速の経済運動を引き起こし、その結果が「風が吹けば桶屋が儲かる」のように連鎖して、ポピュリズムの台頭を招くーーポピュリズムに賢く危機を乗り切る知恵はない。新たな状況に直面して恐怖に身がすくんでいる人々に、耳に入りやすいデマを流し込んでいるだけだから、ポピュリズムでは事態は解決しない。 経済の高速化の根には技術革新による、情報と物流の高速化、低コスト化がある。人類の歴史を振り返ると、大きな技術革新があった時、人類は技術を社会に合わせるのではなく、技術に合わせて社会を変えてきた。技術を封じ込めて、これまでの社会体制を維持しようとする試みはすべて失敗した。

    技術の進歩は受け入れるしかないが
  • 第二世代人工知能の亡霊がもたらす”AIの冬”

    第二世代人工知能の亡霊がもたらす"AIの冬" AI Winter is coming!! 2016.11.21 Updated by Ryo Shimizu on November 21, 2016, 15:49 pm JST 日立が公開した「汎用人工知能」のプロモーションビデオが日AI業界で悪い意味での注目を集めています。 このビデオでは、日立は自社で開発したAI技術「H(エイチ)」を、「汎用人工知能」と自称しています。 しかし、「汎用人工知能」は、通常、AGI(Artificial General Intelligence)の訳とされ、人工知能研究のメインストリームでは、GoogleやFacebookなどを含めて「まだ世界の誰も開発に成功していない」ものとされています。 ビデオに登場する株式会社日立製作所、研究開発グループ技師長の矢野和夫氏によれば、このH(エイチ)は、「(カスタマ

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  • もし不老遺伝子が特定されて、人類の平均寿命が1000歳になったら

    もし不老遺伝子が特定されて、人類の平均寿命が1000歳になったら Methuselah's planet 2016.08.26 Updated by Ryo Shimizu on August 26, 2016, 13:44 pm JST 二年ほど前、ブルック・ミーガン・グリーンバーグさんという20歳の女性がこの世を去りました。 世間を驚かせたのは、このブルックさんが年を取らない奇病にかかっていたことです。 彼女は1歳10ヶ月くらいの状態で年を取らなくなり、残りの18年間、そのままの姿で成長しないままこの世を去りました。 しかも死因も、乳幼児がよく罹患するような、ちょっとした風邪のような病気が原因だったそうです。 このニュースは世界中に報道されました。今でも検索するといろいろなニュースサイトでニュースが出てきます。 しかし一体全体、当にそんなことが起きうるのでしょうか。 このニュースが

    もし不老遺伝子が特定されて、人類の平均寿命が1000歳になったら
    shinichiroinaba
    shinichiroinaba 2016/08/27
    “筆者としては、既に深層学習の出現によってそれまでやっていた仕事が無意味になってしまった現実の研究者たちを見ているので、「奪われません」とはどうしても言えませんでした。”
  • もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて

    もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて This is Not the End of the Open Web 2016.08.22 Updated by yomoyomo on August 22, 2016, 10:31 am JST すっかり旧聞に属しますが、Internet Archive が主催し、これからのウェブのあり方を議論するイベント Decentralized Web Summit が6月に開かれました。 このサミットには "Locking the Web Open" というサブタイトルが付いていますが、逆に言えば、主催者には現在のウェブはオープンではないという認識があるわけです。それにいたる流れを少し辿りたいと思います。 そもそも Open Web(オープンウェブ、開かれたウェブ)という言葉が特に言及されるようになったのは、2010年だったと記憶します。その背景の

    もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて
    shinichiroinaba
    shinichiroinaba 2016/08/23
    “このサミットには “Locking the Web Open” というサブタイトルが付いていますが、逆に言えば、主催者には現在のウェブはオープンではないという認識があるわけです。”
  • 人工知能の研究開発で文科省・経産省・総務省が合同シンポジウムを開催 -政府、産業界、人工知能研究者は同床異夢か?

    人工知能の研究開発で文科省・経産省・総務省が合同シンポジウムを開催 -政府、産業界、人工知能研究者は同床異夢か? 2016.04.26 Updated by Katsue Nagakura on April 26, 2016, 07:18 am JST 政府は人工知能AI)の研究開発を加速するために、文部科学省、経済産業省、総務省の3省で今年度、計約100億円の予算を投じる。3省での研究開発の足並みを揃えて産業化を推進していくとして、その中核に「人工知能技術戦略会議」(議長:安西祐一郎・日学術振興会理事長)が今月発足した。そこで4月25日、3省連携の格稼働として、「第1回 次世代の人工知能技術に関する合同シンポジウム」が日科学未来館(東京・お台場)で開催された。 ▼政府、産業界、AI研究者らが一堂に会して丸一日かけてシンポジウムが行われた。パネルディスカッションでは6人の研究者がこ

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  • ロボットと法を考えよう

    ロボットと法を考えよう 2015.12.16 Updated by ロボット法研究会 on December 16, 2015, 07:30 am JST 読者の皆様の中にも、お掃除ロボットを「飼っている」方がいるかもしれない。もしかしたらPepperを購入して家でロボットのコミュニケーションを楽しんでいる人もいるかもしれない。あるいは昔から飼っているAIBOのメンテナンスに頭を悩ませている方もいるだろう。 お掃除ロボットやペットロボットをはじめ数多くのいわゆるサービスロボットと呼ばれるロボットが我々の生活の様々な場面で活躍し始めている。そして大手自動車メーカーが2020年をめどに自動走行車の投入を宣言するなど、ロボット技術が身近になりつつある。日常生活以外でも、災害現場の探索や遠隔操作での手術など、その活躍の場とその可能性は今後飛躍的・劇的に拡大することが見込まれるといえるだろう。 他方

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  • 思想としてのインターネットとネット原住民のたそがれ

    思想としてのインターネットとネット原住民のたそがれ Twilight of the digital natives and thoughts on the future Internet 2015.07.14 Updated by yomoyomo on July 14, 2015, 13:41 pm JST 少し前に、人気ポッドキャストの Rebuild で、伊藤直也さんが川上量生氏の『鈴木さんにも分かるネットの未来』を紹介しているくだりが面白かったので、長くなりますが文字起こししてみます。 例えば電子書籍の話も、僕らはすぐそうやって、Kindle になってねーから、ふざけんなって思うじゃないですか。テクノロジーの進化を止めやがって、みたいな。だけど、このに書かれているのは、そうやって電子書籍が広まっていくのはいいんだけど、そうなると書籍ビジネスって基的に今の構造のままだとシュリンク

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