目次へ はじめに ゲームのルールって、もともと自分でつくるものなんですよ。ご幼少のみぎり、「地面に落ちては駄目」というルールで、花壇から電柱にとびうつって、そこから歩道の鉄パイプの手すりにしがみついて、並木から公園の金網に、そしてジャングルジムまでいくっていうような遊び、しませんでしたか? あるいは、「踏めるのは白いところだけ」というルールで、道路の白線や横断歩道を伝っていったり。 「5人タクティクスオウガ」は、自分ルールというものを定義してタクティクスオウガを遊んだ記録です。それはまた、自分ルールはおもしろいぞ、みんなも自分ルールで遊ぼう、というふうに触れ回るページでもあります。でもそれはべつに私が考え出したものではなくて、みなが昔からやっていることなのです。 じぶん家のまわり、という世界をながめまわして、さあどんなルールを作ればおもしろいかな、と考える。それとおなじです。 それで