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ブックマーク / hrhtm1970.hatenablog.com (3)

  • 竹内一郎サントリー学芸賞受賞問題の〈起源〉・承前 - 宮本大人のミヤモメモ(続)

    『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』は、著者の「あとがき」によれば、「日下(翠)さんの助言と励ましによって成った学位論文を平易に書き改めたもの」であり、「当初のプランから文は約三分の二、図版は約二〇分の一に削ってある」と言われます。そしてその後に竹内氏はこう付け加えています。「だが、研究の精神は削っていない」。 前回のエントリでは、元になった学位論文もまた、博士論文の水準にはほど遠いものであるという前提で話を進めてしまいましたが、もし『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』と元の学位論文の間にかなりの違いがあるとすれば、出版されたヴァージョンがいかにひどいものであれ、博士論文の方はそれほどでもなかったのでは、という疑問を持たれた方もおられるのではないかと思います。今回は、その点について検証していきたいと思います。 このを通読して上記の「あとがき」に接したとき、私が抱いた淡い期待は、この

    竹内一郎サントリー学芸賞受賞問題の〈起源〉・承前 - 宮本大人のミヤモメモ(続)
    shinimai
    shinimai 2006/11/24
    いやー執念だなー国会図書館にまでいって調べるのは。見習わなきゃいけないとは思う。
  • 竹内一郎サントリー学芸賞受賞問題の〈起源〉 - 宮本大人のミヤモメモ(続)

    竹内一郎氏が『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』でサントリー学芸賞を受賞した件について、緊急声明的に問題提起を行なったところ、予想以上に大きな反響をいただき、また、多くの有力な援護射撃をいただくことができ、心強く感じました。マンガ論の蓄積が今、どの程度の地力を持ちえているのかを確認する機会を提供してくれたという点では、竹内氏とサントリー学芸賞の選考委員諸氏にも、お礼を言うべきなのかもしれません。 さて、この件がどのような意味で「問題」なのかについては、すでにさまざまな形で上に触れた有力な援護射撃の中で指摘されていますが、今一度、私なりにまとめておきたいと思います。 まず、大きく分けて、二つの問題があります。 ①この著書そのものの質の問題。 ②この著書がサントリー学芸賞を受賞してしまったことの問題。 ①については、すでにこの著書が刊行された時点で、「漫棚通信」、「紙屋研究所」、「白拍子なんと

    竹内一郎サントリー学芸賞受賞問題の〈起源〉 - 宮本大人のミヤモメモ(続)
    shinimai
    shinimai 2006/11/21
    サブカルチャー、ポピュラー文化の研究者としては他人事ではない問題に思えてきた。
  • 宮本大人のミヤモメモ:サントリー学芸賞はその歴史に大きな汚点を残した

    と思います。 「サントリー学芸賞に7氏」 http://www.asahi.com/culture/update/1108/019.html 「第28回サントリー学芸賞の決定」 http://www.suntory.co.jp/news/2006/9630.html 今回の「芸術・文学部門」の受賞作の一つである、竹内一郎『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』(講談社)が、この受賞にふさわしいレベルの著作でないことは、「恍惚都市」の下記のエントリにまとめられた、いくつかのブロガーたちによる議論や、「白拍子なんとなく夜話」のエントリを見れば明らかです。 http://d.hatena.ne.jp/komogawa/20061109 http://d.hatena.ne.jp/y-shirabyoushi/20060309 今回この著作を受賞作に選んだ「芸術・文学部門」の選考委員諸氏(大岡信、大笹

    宮本大人のミヤモメモ:サントリー学芸賞はその歴史に大きな汚点を残した
    shinimai
    shinimai 2006/11/10
    まあ裕ちゃんにマンガを論じる能力なくてもそうだとしかいえないわ。
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