NHKがついに、受信料支払いの法的督促後も不払いが続く5都府県の契約者5人に対して強制執行を申し立てました。福島県の1人が支払いに応じたものの、残りの4人については差し押さえに出るそうです。「支払い受け福島は強制執行取り下げ…NHK」(スポーツ報知)は「福地茂雄会長は3日の定例会見で『(強制執行の申し立ては)今後も当然続けていく』と述べた」と伝えました。一罰百戒を狙っているのなら大間違いです。ビルトインされている「時限爆弾」の炸裂が早まるだけです。 ネット上に公開されている「ISSUE BRIEF NHKの受信料問題」は国会図書館の資料です。そこから受信契約の状況の推移を見ましょう。 一連の金銭不祥事が収まって(あるいは記憶が薄れて)平成18年度には契約者中での未払い件数は16年度並に減りました。しかし、未契約件数は着実に増え続けて4年間で200万件も増え、全体の徴収率は7割かつかつになり