平成25年に東京23区で発売された新築タワーマンション(階数は20階以上)は46物件7,000戸強ありました。これは23区で1年間に発売された新築マンション住戸数のおよそ1/3にあたります。都内ではタワーマンションに住むことが特別なことでは無くなってきました。 タワーマンションと言っても、その建物の高さや太さなど建物形状は様々です。中には他とは違ったカタチをしたタワーもあります。しかし、建物の外観が変わっているのは、ただ目立つためにというわけでもないようです。マンションのカタチが、各住戸の設計や、全体の住戸数に大きく影響しているからです。 タワーマンションの構造や設計の話題は、「免震」「制震」「耐震」といった地震対策が中心になりがちですが、今回はマンションの外側、タワーのカタチに徹底的にこだわります。タワーマンションのカタチの違いには、どのような意味があるのか掘り下げてみましょう。 個性的