中国の都市中間層から生まれた暴力や略奪への批判。「愛国無罪」から「理性愛国」へ、反日デモの「静かな変容」は何を意味するのか その写真へのリンクが筆者のツイッターのタイムラインに流れてきたのは、9月15日深夜のことだった。「前方でクルマが壊されている、日本車はUターンを」---。大学生風の中国人青年がそう書かれた段ボールを掲げ、道路の真ん中に立っている。 「この暗黒の一日に、彼はわずかな希望の光を残してくれた。彼は西安市民の誇りだ」。写真にはそんな意味のコメントが添えられていた。 最初は何のことだかわからなかった。気になって調べてみると、中国のインターネット上では思いもよらぬ事態が進行していた。中国人にとって「愛国的行為」であるはずの反日デモに対して、多数のネットユーザーが憤りや嘆きの声を上げていたのである。 日本車60台を救った西安の青年 青年の写真が撮影されたのは、9月15日昼間に西安で
1969年外務省入省。オックスフォード大学修士課程修了。北米局審議官、在サンフランシスコ日本国総領事、経済局長、アジア大洋州局長を経て、2002年より政務担当外務審議官を務め、2005年8月退官。小泉政権では2002年に首相訪朝を実現させる。05年9月より日本国際交流センターシニア・フェロー、2010年10月に(株)日本総合研究所 国際戦略研究所理事長に就任。22年12月から現職。著書に『見えない戦争』(中公新書ラクレ、2019年11月刊行)、『日本外交の挑戦』(角川新書)、『プロフェショナルの交渉力』(講談社)など。2021年3月よりTwitter開始(@TanakaDiplomat)、毎日リアルタイムで発信中。 田中均の「世界を見る眼」 西側先進国の衰退や新興国の台頭など、従来とは異なるフェーズに入った世界情勢。とりわけ中国が発言力を増すアジアにおいて、日本は新たな外交・安全保障の枠組
尖閣問題をめぐり日中の緊張が高まる中、元内閣官房長官の野中広務氏(86)が中国の国営テレビ局「中国中央電子台(CCTV)」の取材に応え、「こんな不幸な事件が起きたのは、まったく日本の人間として恥ずかしい。中国の皆さんに大変申し訳ない」と謝罪していたことが明らかになった。 野中氏は自民党幹事長などを歴任、2003年に政界を引退している。インタビューは2012年9月21日、「日本政府の不法な『尖閣購入』による中日関係亀裂 日本の元官房長官が中国にお詫び」との見出しで放映された。 「歴史を知らない若い人たち、間違ってます」 野中氏はまたインタビューの中で、現在の民主党政権、そしてかつて所属していた自民党に対して、「国のためにどうするか、国民のためにどうするか」という国家観、そして「そのために周辺国とどのように平和を守っていくか」という大局観を欠いていると批判し、「情けない、悲しい思いです」と嘆い
> > > 「中国は好戦的な暴漢のよう」尖閣危機、米国議会は日本より切迫感2012年09月20日12時45分提供: 「中国は海洋紛争の関係諸国に対し好戦的な暴漢のようにふるまい、とくに日本に向かって官営メディアやブログが国内の反日感情をあおり、各都市で反日暴動まで起こしているが、米国はあくまで同盟国としての日本を支援します」 日本側としては、ほっとさせられる言明だった。米国連邦議会の下院外交委員会がつい先週、開いた南シナ海などでの中国パワー拡張についての公聴会だった。その冒頭で委員長のイリアナ・ロスレイティネン議員が中国の南シナ海から西太平洋での行動を無法だと非難し、その軍事の攻撃や威嚇には米国海軍を使っても日本やフィリピンを守るとまで明言したのだ。 オバマ政権の高官たちの「尖閣には日米安保条約が適用される」という無機質な言明にちょっと息を吹きこむと、こうなるのか。伝統的に同盟の絆を重
明日を信じられる時代になって欲しい。 今日このブログに来られた事を感謝いたします。 愛と夢と幸せと元気を願って真剣勝負・・・年間運用収益を1千万円以上に挑戦。 ブログ画像一覧を見る « 反日デモの被害者は・・・ 記事一覧 確信犯的放火犯 » 反日デモ 私服警察が組織、暴徒化あおる 2012-09-18 22:25:08 capitarup0123の投稿 テーマ:ブログ 反日デモ 私服警察が組織、暴徒化あおる (反日デモ参加者ブログより) ( すずしろ日記 )より 写真は、率先してデモを主導していた山東省威海市公安局長! デモ参加者のブログで、 山東省威海市公安局長も率先してが行っていたことが書き込まれた模様だ。 このブログはしばらくして削除された。 デモは、警察だけではなく軍隊も加わっていたようだ。 北京のネットユーザはブログで次のように述べている。 「朝陽公園の近くで大勢の私服軍
女子の生き方 / 文学・思想・美学論 / 中国、日中関係 / 着物日記 / 仕事論 / 日々のこと / 世の中のこと / 和のこと / 猫 / 本や映画や美術展感想 / お仕事ご報告 / 2013年 / 6月 / 5月 / 3月 / 1月 / 2012年 / 12月 / 11月 / 10月 / 9月 / 8月 / 7月 / 6月 / 5月 / 4月 / 3月 / 2月 / 1月 / 2011年 / 12月 / 11月 / 10月 / 9月 / 8月 / 7月 / 6月 / 5月 / 4月 / 3月 / 2月 / 1月 / 2010年 / 12月 / 11月 / 10月 / 9月 / 8月 / 7月 / 6月 / 5月 / 4月 / 3月 / 中国・反日デモ暴徒化の背景と、日中関係の今後~~最も基礎から解説! 2012/09/18 ツイート 中国で連日強烈な反日暴力行動が続き、多くの方か
中国で大人気の日本のAV女優・蒼井そらさん(28)がミニブログで、「日中友好」「日中人民友好」という毛筆の文字を2012年9月14日に掲載したところ、15日昼までに15万近くのコメントが殺到し、ミニブログのコメント欄が「大炎上」している。 蒼井さんがメッセージを出したのは中国版「ツイッター」と呼ばれる新浪微博(シンランウェイボー)で、蒼井さんのフォロアーは1300万人を超えている。蒼井さんは14日、 「私もあなたたちも地球を愛して暮らしているのに、友好な関係を願っているのに、今の日本と中国の関係は悲しい」 などとつぶやき、自筆と思われる毛筆の「日中友好」「日中人民友好」という文字の写真を掲載した。 すると、コメント欄に批判が殺到し15日昼までに15万近いコメントが寄せられ、「蒼井は地球そのもの。蒼井の話を聞いて」などというものもあるのだが、多くは日本、そして蒼井さんへの批判で埋まり「大炎上
沖縄県・尖閣諸島国有化に抗議する中国の反日デモで、日系企業などが襲撃され多大な被害が出たことについて、中国外務省の洪磊副報道局長は17日の定例記者会見で「その責任は日本が負うべきだ」と述べた。今後の反日デモについて「事態が深刻化するかどうかは日本側の対応にかかっている」とした。 中国政府として反日デモを静観する姿勢を示したもので、18日に各地で呼び掛けられているデモが大規模化する可能性がある。 洪氏は襲撃による被害について「(尖閣)国有化という日本の不法行為の悪影響が顕著になってきた」と指摘し、日本に対し「(国有化という)誤りを正すよう強く求める」と強調した。 一方で、洪氏は「中国は法治国家。国民に理性的で合法的に意思表明をするよう求めている」とも述べた。(共同)
上海のユニクロ店舗のショーウィンドーに、「支持釣魚島是中国固有領土」(尖閣諸島は中国固有の領土であることを支持する)と書かれた紙を張り出した写真が、インターネット上に掲載されている件につきましてご報告申し上げます。 弊社にて調査いたしましたところ、上海郊外の一店舗におきまして、9月15日午後、当該店舗の現地従業員が独自の判断により、上記内容の張り紙を掲示し、約40分後、撤去していた事実が判明いたしました。 本件は会社の指示によるものではなく、また、他の店舗におきまして、このような事は一切起きておりません。 (株)ファーストリテイリング、並びに、(株)ユニクロは、一私企業が政治的外交的問題に関していかなる立場も取るべきではないと考えており、このような行為があったことは大変遺憾であると考えております。 今後は、二度とこのような事が起こらないよう社内徹底してまいります。 現在、中国におきまし
台風16号が尖閣諸島を過ぎ去った。1931年に満州事変が起きた今日、9月18日、大量の中国漁船が尖閣諸島に押し寄せる可能性がある。その一部が魚釣島に上陸する事態も起こりうる。川村純彦・元海将補に今後の見通しを聞いた。同氏は著書『尖閣を獲りに来る中国海軍の実力』の中で、中国の漁船や海軍がどのような行動を取るか、シミュレーションをしている。(聞き手は森 永輔=日経ビジネス副編集長) 9月18日は、満州事変の発端となった柳条湖事件が起きた日です。この日を期して、1000隻の中国漁船が尖閣諸島に向けて出港したとの情報があります。台風16号も同諸島を通り過ぎました。これから同諸島周辺の海でどんなことが起こりうるでしょうか? 川村:まず、中国人民解放軍の海軍がすぐに乗り出してくる可能性は小さいと思います。上陸部隊が海から急襲する、特殊部隊が潜水艦から潜行上陸する、空挺団が空から侵入する、といった事態は
最初に述べておくべきは、尖閣諸島は日本の領土であり、領土問題は本来なく、日本の実効支配下にあるという従来の主張を是とすることです。ネットの情報を見て右往左往している人は、外務省のこのサイトを百回読んで、落ち着きましょうね。 尖閣諸島に関するQ&A http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/senkaku/qa_1010.html で、語るべきは三点です。 ■中国人が尖閣諸島問題で怒る理由をよく理解すること 中国が後から領有権を主張した尖閣諸島問題が、中国国内のプロパガンダの材料となり、政府への不満のガス抜きとして反日行動が当局管理の下で行われてきている話は一般的に日本人も良く知るところとなっています。 ただ、今回中国の当局の承認のもとで香港活動家が船舶で尖閣諸島に上陸した背景には、日本政府が最終的には却下したものの日本の一部有志が尖閣諸島の既存施設管理・補修のために
ずいぶん昔、北朝鮮の核問題をめぐる六カ国協議が北京で行われていたころ、中国のネットで流布した笑い話がある。 六カ国協議中、日本代表がトイレに席を立った時、みんなが我慢強い日本をどうしたら怒らせることができるか、という話で盛り上がった。 北朝鮮代表「国民が拉致されても怒らない国だからな」 韓国代表「独島(竹島)を不法占拠されてもにこにこしているし」 ロシア代表「北方領土とられても平気みたいだ」 中国代表「反日デモで大使館に石投げても日中友好って言っているよ」 北朝鮮代表「さすがに核ミサイルを撃ち込みゃ怒るだろう」 するとアメリカ代表がいった。「ダメダメ、それは俺がもうやってみたから」 いろんなバージョンがあって細かい文言は忘れてしまったが、とにかく日本がお人よしである、ということを揶揄する内容だった。この笑い話を改めて思い出してしまうのが今の日本の状況だろう。 韓国大統領が天皇陛下に暴言を吐
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