Windows 7にインストールされた8月12日公開の更新プログラム「2982791」。Windowsが異常終了したり、再起動を繰り返してPCが起動しなくなるトラブルを引き起こす可能性が発覚し、この更新プログラムは更新が停止された 2014年8月、世界中のPCユーザーが騒然となった。Windows OSに8月12日(米国時間)公開の更新プログラムを導入することで、PCが起動不能になってしまう不具合が一部で発生したのだ。 Microsoftは8月27日に問題となる更新プログラムの1つを修正するアップデートの自動配信を開始し、さらに9月2日には残りの更新プログラムのアップデートについても配信を始めた。 これにより、1カ月近く続いてきたWindowsのアップデートに関するトラブルは落ち着いたように思える。今回はこの詳細と経緯をまとめたうえで、今後考えられる新たな問題について考えてみたい。 Mic