前回の「理論編」では、ユーザビリティ調査のキモとも言える、ユーザーテストの実施方法についてご紹介しました。今回は、ユーザビリティ調査の手法のひとつである「ヒューリスティック評価」についてご紹介しましょう。 ● 「経験則」にもとづいてWebサイトを評価 ヒューリスティック、というのはあまり耳慣れない単語ですが、これは直訳すると「経験則」という意味になります。早い話、Webサイトにおけるユーザの一般的な行動原理に反した箇所がないか、これまでの経験則をもとにWebサイト内をくまなくチェックしていくという手法です。 例えば、リンクに関連した項目では「リンクの訪問済みと未訪問が判別できるようになっているか」「訪問者にことわりなく別ウィンドウでリンクを開いていないか」「全てのページにトップページへのリンクが設けられているか」といった項目が挙げられます。過去の事例からこうあるべきと判断されたこれらの項目
次世代マーケティングコミュニケーション -情報の信頼性が顧客を爆発的に増やす2007.06 代表 松田久一2007年2月にある業界団体での講演録をもとに加筆・編集したものです。 印刷用PDF(有料会員サービス) JMR生活総合研究所は、主に日本の製造業、消費財メーカーのマーケティングのお手伝いをしております。市場研究、消費者研究をベースに企業の戦略経営及びマーケティング政策の研究提案をしております。こうした知見をもとに、今後、消費者と企業を結ぶマーケティングコミュニケーションがどう変わっていくのかというお話をしてみたいと思います。 最初に結論を申しあげますと、これからお客さまとの間で一番重要になって参りますのが、Web2.0やCGM(Consumer-Generated-Media)と総称されるようなコミュニケーションツールの活用以上に、消費者の企業の商品サービスへの「信頼」をどう醸成して
『恋空』を読む(番外編):宮台真司を読む ― 繋がりの《恒常性》と《偶発性》について 久々の更新です。最後に更新したのが今年の2月なので、実に半年以上もサボってしまったことになります……申し訳ありません。今後もマイペースで「情報環境研究ノート」の更新を続けていきたいと思いますので、よろしくお願いします。まず、連載再開にあたって、2点ほどご連絡を。 2008年09月12日 16:00 『恋空』を読む(3):果たしてそれは「脊髄反射」的なのか――「操作ログ的リアリズム」の読解 『恋空』においては、「内面」の《深さ》のようなものは描かれていないけれども、「操作ログ」の《緻密さ》のようなものが刻まれている。ひたすらにケータイというメディアにどう接触し、操作し、判断し、選択したのかに関する「操作ログ」を描くものである、というように。 2008年02月14日 10:00 『恋空』を読む(2):ケータイ
※本記事は、11/29 13:18に最新の追記・修正が入っています。 builder読者の皆さん、こんにちは。 職場で隣のデスクの先輩に「僕は今年のクリスマスも一人寂しくTVを見ることになりそうです」と言ったら、「俺は一人でイルミネーションを見に行く」と呟かれてしまった山田井ユウキです。 この先輩には一生勝てないと思います。 そんなことはさておき。 今回もネット黎明期を支えた個人サイトについて更新しようかと思ったのですが、急きょ別の企画を思いついたのでそっちを書くことにしますね。 題して、 です。 「ネット文化圏」って何よ? という方のためにちょこっと説明すると、広大なネット世界には数多くの文化圏がそれこそ宇宙の星々のごとく点在しており、それぞれが独自のカルチャーやコミュニティを築いて発展しています。 たとえばmixiや2ch、ニコニコ動画など……。 そういった、ネットに大きな影響を与えて
グーグルは3月9日、検索ワードの入力を補助する「Googleサジェスト」日本語版(ベータ版)のほかに、もう1つ新しいサービスの日本語版を開始した。それは、ユーザーが指定した検索ワードに新しい検索結果が見つかった時に、自動で電子メールが送信される「Googleアラート」(ベータ版)だ。電子メールの形式は、テキストかHTMLを選択できる。 アラートには、検索の種類が(1)ニュース、(2)ウェブ、(3)ニュース&ウェブの3種類がある。(1)ニュースでは、指定した検索ワードに対して「Googleニュース」で検索結果の上位10件に新規のニュース記事が表示された場合に、また(2)ウェブでは同様に「Googleウェブ検索」で上位20件に新規のウェブページが現れた場合に、それぞれ電子メールが送信される。そして(3)ニュース&ウェブでは、(1)か(2)の場合に送信される。 検索結果を確認する頻度も、(1)1
次世代マーケティングプラットフォーム 広告とマスメディアの地位を奪うもの作者: 湯川鶴章出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2008/09/27メディア: 単行本 著者の主張は主に1章と7章に集約されている。だんだん広告でのクリエイティブは重要性が低下してきて、クリックレートとかを見ながらツールで自動最適化するような広告が主流になるだろうという予想だった。言ってることは分かるのだけれども、どうにも腑に落ちないのは何故だろうかと考えていたら、なんとなく私の感覚を表しているような記事を見つけた。BRM(ブロガーリレーションシップマネジメント)というエントリのコメント欄に以下の書き込みがある。広告屋にはデザイン屋さんやコンサル屋さんと競合している領域があって、そこは割と広告を前提としてない取引をやっています。こっちでなら、苦言を呈すことができる可能性はあると思いますが、通常の
00:54 | キャンパスプラザ京都で開催された、OBIIミーティング「はてなブックマークPR大作戦」に参加してきました。OBIIとは、サイトの説明によると大手町ビジネスイノベーションインスティテュート(Otemachi Business Innovation Institute:略称OBII)とは、ウェブの発達や社会構造の変化を日々感じ、危機感を共有した20代、30代の若手ビジネスパーソン有志によって結成された研究会です。OBII 大手町ビジネスイノベーションインスティテュート: OBIIとはとのことで、今回はその京都出張版が初めて開催されたそうです。お声がけいただき、はてなの数名で参加してきました。メインイベントは、先日リニューアルしたはてなブックマークのプロモーションを考えるグループワークです。4〜5名のグループに分かれてチームでプロモーション案について議論、その後発表を行いました。
OBIIの協力団体である日本MITエンタープライズフォーラム(MIT-EFJ)より、京都でのセミナー&ビジネスプランコンテスト説明会の案内をいただきましたのでご紹介いたします。 -- 関係各位 日本MITエンタープライズフォーラムの本橋と申します。第11回ビジネスプランコンテスト&クリニック(BPCC11)を開催にあたり、京都のかたへは説明会&セミナーをご紹介いたします。ぜひお越しください。 題名:MIT-EFJビジネスプランコンテスト&クリニック説明会&セミナー 「このビジネス儲かります?〜ビジネスアイデア、ビジネスプランの評価ポイント」 日時:2011年7月6日(水) 16:30-17:30、18:00-19:00の2回 場所:京都リサーチパーク 東地区1号館4階 会議室B http://www.krp.co.jp/access/index.html 講師:本橋 健(日本MITエンター
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