22歳が妊娠のピーク!?文科省が改訂した「保健教育」の高校生向け副教材で、女性の妊娠のしやすさと年齢による変化を表す折れ線グラフの表記ミスがあった。今回の騒動から見える、日本の性教育の現状について社会学者の永田夏来氏に話を伺った。(聞き手・構成/山本菜々子) (文科省HP:「健康な生活を送るために」19家族社会・20妊娠出産(p38~p41) より転載) ――今回、グラフの数値が元のデータと大幅に違っていたことが問題になりましたね。 そうですね。基のデータを見る限り、20代前半、22歳と25歳とではほとんど値は変わらないように見えますし、30代になっても急激に落ちているわけではありません。「グラフを単純化して見やすくした」という範疇は超えていると思います。「改ざん」と言われても仕方ないかもしれません。 それ以上に、今回のグラフの最大の問題点は、出典がわからないことでしょう。(O’Conno
![「妊娠しやすい」年齢を教えることだけが性教育なのか/永田夏来 - SYNODOS](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1a1741415fdb7830e200ab0c19839104722f17cd/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fsynodos.jp%2Fwp2%2Fwp-content%2Fuploads%2F2021%2F06%2F5a834e14ea57a0cf726f79f1ab2dcc39-1.jpg)