ウエスカは最終節を待たずに自動昇格できる2位以内を確定させ、1年で1部に返り咲いた 【写真:ムツ・カワモリ/アフロ】 ラ・リーガがスペイン政府の文化機関インスティトゥト・セルバンテス東京と共同で開催するオンラインセミナー「#TodayWePlay」。7月16日の第6回は岡崎慎司が所属するウエスカのマーケティングディレクター、ホアキン・アイネト氏による講演が行われた。 ウエスカはここ数年で急成長を遂げてきたクラブだ。創立は1910年。その後、2度の消滅を経て、現在のソシエダ・デポルティーバ・ウエスカが誕生したのは1960年のことだ。以降、ほんの十数年前までは4部と3部を行き来するのが常で、2008-09シーズンまで2部で戦ったことすらなかった。 それが17-18シーズン、プレーオフの末に1部昇格を果たしたことで、クラブを取り巻く環境は激変した。 ラ・リーガが分配するテレビ放映権収入により、1