五輪会場「負の遺産化」懸念 5施設が赤字見通し―東京都 2021年09月09日07時11分 【図解】東京五輪・パラリンピックで新設された都の恒久施設 先に閉幕した東京五輪・パラリンピックで、東京都は約1400億円を掛けて新たに六つの恒久競技施設を整備した。このうち今後黒字運営が見通せるのは1施設のみ。新型コロナウイルスの影響で来場者が想定を下回る可能性もあり、「利用が低迷すれば負のレガシー(遺産)になる」との懸念も出ている。 五輪経費増、都が負担? 小池知事は「国と協議」―無観客で900億円消失 「素晴らしい成果を挙げた東京大会のレガシーを生かし、ハードとソフトの両面で豊かな街づくりを進めたい」。小池百合子知事は8日、満足げに記者団に語った。しかし、競技会場の採算面では課題が山積する。 最多の567億円が投じられ、競泳などが行われた「東京アクアティクスセンター」(江東区)。再整備した上で2
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