筆者も北京の空から祖国の健闘を祈っている。 北京の地はワールドカップ一色で染まりあがっている。学生から社会人まで、勉強も仕事も手につかないようだ。 案の定、北京大学では「期末試験の時期に入った。学生諸君ワールドカップで頭がいっぱいのようだが、観戦もほどほどに留めるように。勉強を疎かにしてはいけない。夜更かしも禁物だ」などの指令が出ている。 多くの会社が出勤時間を平時の9時から10時半にずらしている。筆者の知人で、有名コンサルティング会社の社長は大のブラジルファン。彼は従業員にこう伝えている。 「ブラジルが勝った翌日は休日とする。仮にブラジルが優勝したら全員に給料ひと月分のボーナスを払う」 テレビ、新聞からネットまでワールドカップ一色