ブックマーク / swallowlesmi.hatenablog.com (16)

  • オオルリ幼鳥 - Things a little bird told me

    多くの鳥たちが今年の子育てを終えたようで、 山に入ると一際賑やかだった、オオルリの声も聞かれなくなり、 どこで残暑を過ごしているのか、カラガラさんの集団も見かけない。 寂しくなった森の中、時々出会う小鳥さんたちは皆、単独行動が多かった。 チヨチヨと囀りながら現れたのは、1羽のセンダイムシクイさん。 葉の裏にいる虫を探しながら、枝から枝へと移動して行った。 秋になると、越冬の為に東南アジアへと渡ってゆく。 ちょこちょこと顔を見せてくれるコゲラさん。 丈夫な足でスルスルスルっと枝を登って行く。 スズメサイズの小さなキツツキさん ぶさかわヤマガラさんもひょっこり現れた。 渓流沿いを歩いていると、メスのオオルリさんが飛んできた。 水浴びにやって来たようで、傍にぴったりともう1羽オオルリさんがついて来ていた。 母と娘かな? 久し振りに出会ったメスのオオルリさん 一緒にやって来たのは幼鳥さんかな? メ

    オオルリ幼鳥 - Things a little bird told me
  • ぼさおがおしえてくれたこと - Things a little bird told me

    まだ肌寒かった4月初旬の朝。 山に入ると元気な歌声が聴こえて来た。 高い木のてっぺんで囀っていたのは、青い鳥。 その青い鳥は時々場所を移動しながら長い間、木のてっぺんで大声で囀っていた。 初めて出会ったオオルリだ。 初めて出会ったオオルリ、ぼさお もっと近くで見てみたいな。下りて来てくれないかな? そう思っていると、スーッと下りて来て目線の高さぐらいの枝にとまってくれた。 その姿を見た瞬間ショックを受けた。 お腹の白い羽はぼさぼさ。 とても疲れているように見えた。 オオルリはツバメと同じように春、東南アジアから海を渡ってやってくる夏鳥だ。 ここまでの道のりがどれだけ過酷なものなのだったかと物語っているようだった。 お腹がぼさぼさ。旅の疲れを感じさせた。 ぼさおと同じく4月初旬にやって来た、いけお ぼさおと同じ時期にやって来ていた綺麗なオオルリ(いけお)もいた。 いけおはしばらく囀っていたけ

    ぼさおがおしえてくれたこと - Things a little bird told me
  • さよなら、ぼさお! - Things a little bird told me

    ぼさおが縄張りにしていた場所へ行ってみる。 もしかすると、今日は会えるかもしれない。 でも、オオルリの歌声は聴こえてこなかった。 もうここにはぼさおはいないのかな? しばらく待ってみると元気な歌声が遠くから聴こえてきた。 歌声は近づいて来て頭上でとまった。 ぼさおの歌声だ! ぼさおは歌いながらすーっと下りて来て、いつものポジションにとまった。 「やあ!元気だった?」 元気だよ! 歌声が聞こえなかったから、もういなくなっちゃったのかと思ったよ! 元気そうだね、ぼさお! 脇腹のぼさぼさ感はまだ少し残ってるけど、 出会った頃と比べるとだいぶ綺麗になったね。 ぼさおはしばらく、耳を澄ませて遠くで歌っているオオルリの声を聴き その歌に呼応するように歌い始めた。 聴こえてくる他のオオルリの歌声に耳を澄ませ… 返事をするように歌で返していた 好奇心旺盛なぼさおはこちらが待っていると、興味津々でよく近くに

    さよなら、ぼさお! - Things a little bird told me
  • 水浴び学習中?のキビタキさん - Things a little bird told me

    オオルリのメスさんによく出会う場所で、 この日も会うことができました(でも写真は後ろ姿だけ…) 山の上の方から下りて来て木の枝にとまり、 この後すぐ近くの小川の流れが無い場所に下り立ち、水浴びを始めます。 オオルリのメスさんが、岩場の間に隠れるように水浴びを始めました。 そこへキビタキの幼鳥さんがやって来て、少し離れたところから 水浴びの様子をじっと見ています。 以前もキビタキの幼鳥さんがここで水に浸かっているのを見たことがありますが、 同じ子なのかな? 水浴びの様子をじっと見つめる幼鳥さん 水浴びの方法を見学しているかのようです。 オオルリさんが、バシャバシャやっているところを盗み見して、 オオルリさんが顔を上げると、目をそらしている姿が面白かったです。 「水浴びが上手にできないんだけど、みんなはどうやってるんだろ?」 「ふ~ん…ああやって水の中に飛び込むのか…そうだ!」 「もうちょっと

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  • おやこ会議 - Things a little bird told me

    山道の入り口を少し入ったところ、 前方で何やらキビタキ親子が向かい合って会議中。 会話の内容までは聞き取れなかったけど、 子どもがお父さんの顔をじっと見つめて何かを訴えている様子…。 「もっともっとちょうだい!」 お父さんは知らんふりしてるみたいに見える(^^; 育ち盛り、べ盛りの子どもの横でお父さんはきっとちょっぴり休憩中… 「もっともっと!」 子どもの気迫に負けたのか、お父さん、この後飛び立ちました。 その後を追うように子どももすぐに飛び去りました。 キビタキ父さん、お疲れさま! 🐦🐦🐦🐦🐦🐦🐦🐦 関西は7月24日に梅雨明けの発表がありました。 途端にもう35度近い気温で、体がついて行ってない~💦 駅までの道のりを歩いているだけで体力が奪われてしまいそうです。 皆さまも熱中症にお気をつけください! 水分補給等、暑さ対策を万全に! そして、台風もやって来ているようです

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  • 森で出会った幼鳥さん - Things a little bird told me +

    山歩きをしている途中、独り立ちした幼鳥に出会った。 よく小鳥たちが水浴びにやってくる小川の流れの無い場所にポツンと1羽。 水浴びをしようとやって来たキビタキの幼鳥さん。 まだどこか水浴びの姿がぎこちなくて… 水浴びの為に岩に降り立ったキビタキの幼鳥さん そ~っと水に浸かっていました 水に浸かっただけで飛び立ちました カワラヒワの幼鳥さんにも出会いました。 木陰で少し休んでいたのか、こちらもどこかぎこちない様子でしたが、 自分で餌を探そうとしているようにも見えました。 幼鳥らしいフワッとした毛並み 後ろ姿はカワラヒワのトレードマーク しばらく枝から枝へ移動したあと、どこかへ飛び立って行きました 親鳥と別れ、独り、自然の厳しさを学んでいる幼鳥さんたち。 今日も山で、森で、自然の中で頑張ってます。 強く逞しく生き抜いていって欲しいです。

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  • 巣立ち後のツバメっ子 3 - Things a little bird told me +

    電線で休憩していたツバメっ子。 兄妹が同じ電線に休憩にやってきたら、とっても嬉しそうな表情を見せた。 昨夏、8月上旬の暑い日の午後、近所でツバメの賑やかな声が響いていました。 外を見ると、たくさんのツバメたちが周辺を飛び回り、餌の虫を捕っているようでした。 しばらくすると1羽、また1羽と採餌を終えて、電線に整列するように1列に並んでとまりました。 数は20羽にも満たない集団でしたが、中には約200m離れたお店の近くで営巣していた見覚えのある片燕尾のツバメもいました。 しばらく電線にとまり念入りに羽繕いを終えた後、1羽ずつ順に電線から飛び立ちました。 その夏は、この日を最後に近所でツバメの姿を見ることはありませんでした。 あの光景はもしかすると、旅立ちの日の別れの挨拶だったのかもしれません。 ☆☆☆ 町を出たツバメたちは、日各地の集団ねぐらを経由して、徐々に南下していきます。 最終目的地は

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  • 巣立ち後のツバメっ子 2 - Things a little bird told me +

    お父さんツバメが電線にやって来た。 シャープな翼を広げて、カッコよく電線に着地。 餌捕りの練習で疲れてしまったのか電線にやってきた親鳥に向かって餌の催促 電線にとまった親鳥にすかさず餌のおねだりをする雛 ん?お父さんは僕を見てくれてない??? にじり寄って更におねだり もう餌はもらえません 今年は3月中旬頃に1羽のツバメの飛来を確認し、 今年は早いんだなと思っていたら、後続のツバメがなかなかやって来ない。 最初に飛来したツバメもまだ3月の寒い日は、 古巣でじっと寒さに耐えているように見えました。 5月に入ってやっと近所でもツバメの賑やかな声を聞くことができました。 ツバメはオスが先に渡って来てメスの到着を待つそうです。 この時、年齢の高いベテランツバメほど早く渡って来て巣をかけるのに良い条件の場所を確保し、遅れてやって来る若いツバメは条件のあまり良くない場所で営巣することになるので、巣立ち

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  • 巣立ち後のツバメっ子 - Things a little bird told me

    すっきり晴れた午後の空。 巣立ち後のツバメ一家に出会った。 時々電線に休憩にやって来る。 巣立って少し時間が経っているのか5羽のまるっこい幼鳥たちは 柔らかい曲線の翼をなびかせて次々にフワフワと風に向かっていった。 まだ親鳥のような素早い動きは無理だけど 臆することなく何度も空へと飛び出して行った。 もう自由に空を飛んでいたけど 電線への着地があまり上手くできなくて 体が軽いので風に煽られそうになりながら 方向転換も大変そう。 少し移動しようと… 翼を広げると風で体が浮いてしまう 右は今年生まれで既に独り立ちした若鳥。少し燕尾が伸びてきてる 少し右に移動したい… 翼と尾羽を広げてコントロール 飛ばされそうになる 電線にとまる瞬間。バタバタしてる感じ 翼も体もまるっこくて 顔の赤みもまだ薄い カッコイイ燕尾もまだまだ短い 頑張れツバメっ子たち!

    巣立ち後のツバメっ子 - Things a little bird told me
  • シジュウカラの親子 - Things a little bird told me

    初夏の森。 巣立ったあと、親鳥が幼鳥に給餌をしている姿を見かけました。 シジュウカラのお父さんが幼鳥を連れて移動しているところでした。 幼鳥に与える餌の虫を咥えたお父さん。 シジュウカラっ子ちゃんが来るのを待っていました。 ごはんが欲しければここまで来なさい、とお父さん シジュウカラっ子ちゃんがピョンピョンと元気に跳ねながら登って来ました。 あれ?お父さんは? お父さんはどこ?のシジュウカラっ子 お父さんは更に上の方に移動して もっと上に来るようにと呼んでいました。 頑張れ、シジュウカラっ子ちゃん!

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  • 巣作り中のコシアカツバメさん - Things a little bird told me

    コシアカツバメたちが 一生懸命に巣材を集めていました。 巣作りの合間に空中で採餌しながら上空を飛ぶ姿はカッコいい。 巣材となる泥や藁を集めます。 巣と巣材場所を何度も往復していました。 巣材を探しに下りて来たコシアカツバメ 器用に嘴を使って巣材を集めます コンクリートの僅かな隙間から巣材となる藁を確保しました こちらのペアは1羽が巣材を集めている間 もう1羽が傍で囀っていました。 まるで相方の巣材集めを応援しているみたい(*^^*) 1羽が巣材の藁を集めている間… もう1羽が傍で囀っていました 藁を咥えて建設中の巣に帰って行きます 時々休憩したり 事はもちろん空中で ********** 📝コシアカツバメ(腰赤燕) 学名:Hirundo Daurica 英名:Red-rumped Swallow スズメ目ツバメ科ツバメ属。全長約19㎝。ツバメよりも少し大きく燕尾も長い。雌雄同色。頭上か

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  • サンコウチョウと天真爛漫なオオルリさん - Things a little bird told me

    コゲラっ子ちゃんに会いました。 近くにいる親鳥の後をずっと鳴きながらついて行ってました。 たくさんのテングチョウが飛び回っていた。 クロツグミの声が聴こえる。 残念ながら会えなかったけど 水浴びに下りて来たサンコウチョウに偶然出会うことができました。 尾が短いメスさん。 ウツギのお花 名前がわからないけどとっても可愛いらしい花。 最近野草図鑑を買ってみたんだけど。 メスのオオルリさんが枝にちょこんととまって休憩中。 しばらくしてシュッとスリムに戻った。 虫を追っかけたりして自由に過ごしていた傍で その様子をただ見つめるだけのオスのオオルリさん。 なんだかメスさんのご機嫌を損ねないように緊張しながら見守ってるみたい(笑) しばらくして山の方に飛んで行ったメスさんを オスさんも慌てて追っかけて行きました。 そんなオスさんの姿がちょっと可愛らしくて面白かった。 to be continued…

    サンコウチョウと天真爛漫なオオルリさん - Things a little bird told me
  • あきらめるな、ぼさお! - Things a little bird told me

    4月から観察を続けているオオルリのぼさお。 2ヶ月経つけどまだパートナーに出会えていないみたい(´;ω;`) でも、最初に出会った時とは見違えるほどお腹のぼさぼさ感が無くなってきた。 4月 ずっと木の上で囀っていたけど途中休憩に下りて来たぼさお。 長旅の疲れからなのか 初めて見た時の彼の羽はぼさぼさだった。 🍃🍃🍃 5月 だんだん葉が生い茂ってきた。 休憩に下りて来たぼさおの左脇の羽が少し生えそろってきてた。 囀るぼさお 前回、ぼさおの縄張りよりずっと上流に現れた新たなイケメンのライバルは 素敵なパートナーに出会っていました…。 ☟上流のイケメンのところに突然現れたメスさん。 下流にいるぼさおをスルーしてきたのか~(>_<) それまで囀っていたイケメンくんが下りて来て そっと木の陰から彼女を見つめていた。 しばらくすると意気投合したのか2羽でどこかへ飛んで行った。 ペア成立するとこれ

    あきらめるな、ぼさお! - Things a little bird told me
  • 小さな渡り鳥さんと紫陽花 - Things a little bird told me

    山歩きをしていると ヤブサメの「シシシシシシシ!」という声が聞こえてくる。 この囀り声で鳴いている時は藪の中なので見つけられないことが多い。 採餌している姿を何度か見つけたことがあるけど 暗い場所を群れでちょこちょこと歩いているので見つけにくい。 ヤブサメは渡り鳥。 僅か10㎝ほどのこんな小さな鳥さんが海を渡ってやって来るなんて ちょっと信じがたい。 こんな小さな体のどこにそんなパワーが秘められているのだろう? チッチッチッという声が聞こえて来た。 しばらく待っていると可愛い小鳥の群れが ちょこちょこ歩きながらやって来た。 当に小さくてちょっと茶褐色。 枯れ葉と同じ保護色をしてるので目を離したら見つけられなくなる。 群れの中には黄色い嘴の幼鳥もいてとっても可愛い!(撮れなかった) 親鳥が小さな虫を捕まえた。 このあと群れは藪の中へ。 小さくて可愛い渡り鳥さんとの出会いでした。 *****

    小さな渡り鳥さんと紫陽花 - Things a little bird told me
  • オオルリとササユリ - Things a little bird told me

  • エナガ - Things a little bird told me

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