さて、前回はシュナムル氏によるTwitterでの発言から始まったラノベ表紙問題、NHKの特設サイトに登場したキズナアイが批判されたキズナアイ騒動…そういった萌え絵嫌悪論はかつての有害図書問題の焼き回しなのではないか、そして出版側は待つこと耐えること、つまりネガティブ・ケイパビリティという力で事態を乗り切ってきた、という所までお話ししました。 yutoma233.hatenablog.com 今回は萌え絵嫌悪派はかつてのPTAのような一大勢力となり得るのか?そしてPTAが行った有害図書規制は本当に正しかったのか?というお話です。 そもそもかつてPTAが行った有害図書問題とは、本当に子どもを暴力や性的表現から守るためだけのものだったのでしょうか? もちろん本当に、子どもの事を考えて行動した親も存在したのだろうと思います。 しかしヤングサンデーなどの青年誌にまで規制の手を伸ばすのは明らかにやりす