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ブックマーク / xtech.nikkei.com (23)

  • 日本IBM全面敗訴の深層 「議事録」が決め手に | 日経 xTECH(クロステック)

    IT関連トラブルを検証する日経コンピュータのコラム「動かないコンピュータ」から、裁判に発展した事例を再録しました。記事は、日経コンピュータ2012年6月7日号の「動かないコンピュータ」です。 なぜ10対0なのか―。実質的に日IBMの全面敗訴となった「スルガ銀―IBM裁判」第一審判決の判決理由が明らかになった。東京地方裁判所の判断を左右したのは、両社幹部によるステアリングコミッティーの議事録だった。書面として残された証拠の重要性が改めて浮き彫りになった。 勘定系システムの開発が失敗した責任を巡り、スルガ銀行と日IBMが互いを訴えたスルガ銀―IBM裁判。2012年3月29日に東京地方裁判所が下した判決は、日IBMの責任をほぼ100%認定する内容だった。誌5月24日号で報じた通り、その理由を示す判決書が5月中旬にようやく公開された。 日IBMは「営業秘密を保護するため」として判決書の

    日本IBM全面敗訴の深層 「議事録」が決め手に | 日経 xTECH(クロステック)
  • 無人コンビニか無人レジか、24時間営業に必要なIT

    2018年はコンビニエンスストア業界にとって、大きな転換期になる。見た目で分かりやすい変化は、POS(販売時点情報管理)レジの刷新だ。 セブン-イレブン・ジャパンとファミリーマート、ローソンの大手3社がまるでタイミングを合わせたかのように、2017年後半から一斉にPOSレジを新型機に替え始めた。セブンイレブンとファミリーマートは2018年中に、ローソンは2019年初めまでにPOSレジの切り替えを完了する計画である。 各社の新型レジに共通するキーワードは「省力化」。人手不足を背景に店員の確保はますます難しくなっている。にもかかわらず、今後も出店は続ける。そこで少しでも店員の負担を減らそうと、コンビニ各社は躍起になっている。コンビニで扱うサービスや決済手段が増え続けるなか、それでもレジ機能は可能な限り簡素化し、不慣れな店員にも分かりやすく、かつ間違いが起きにくいように工夫を凝らしている。 なか

    無人コンビニか無人レジか、24時間営業に必要なIT
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    shkh 2017/12/19
  • 顧客にピークを避けてもらう、くら寿司と東急電鉄の大きな成果

    ピークは企業だけでなく顧客にも負担を強いる。ピークを避けてもらうための働きかけが有効だ。少ないインセンティブで大きな効果を生んだ事例も出てきた。 [東京急行電鉄]前・横・後に乗客を誘導 日におけるピークの最たるものは都市部の通勤ラッシュだ。神奈川県から渋谷駅に向かう東京急行電鉄田園都市線の混雑率は184%。午前7時50分からの1時間に7万4261人が渋谷駅に到着する混雑ぶりは全国屈指である。 「大規模な改良工事はすぐには難しいが、手を打たなければ混雑はひどくなる一方だ」。東急の梶谷俊夫鉄事業部事業戦略部企画課課長補佐はこう話す。同社は設備増強に比べるとはるかに少ない費用で、様々な施策を打ち出し、混雑率を2~3ポイント抑制しているという。 田園都市線の混雑率は以前198%に達していた。渋谷駅を迂回して都心部に通勤できるよう、15年以上と約1400億円投じて大井町線の設備を増強し、田園都市

    顧客にピークを避けてもらう、くら寿司と東急電鉄の大きな成果
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    shkh 2017/11/14
  • プログラマーは「作業者」ではない、技術の力で今の100倍のユーザーを支える

    ITに全く関係ない分野からITに飛び込んで活躍しているエンジニア」や「システムインテグレーター(SIer)からWebベンチャーに転職して成功したエンジニア」など、何らか“越境”を経験したエンジニアを「越境エンジニア」と名付け、1カ月に一人ずつインタビューを掲載する。今月取り上げるのは、ビジネスSNSWantedly」を提供するウォンテッドリーの最高技術責任者(CTO)である川崎禎紀氏。同社にどのようにして出会い、CTOとして何をしていきたいかを3回にわたってお送りする。最終回の今回は、ウォンテッドリーでの取り組みやエンジニアとしての思いを聞いた。 (前回から続く) ウォンテッドリーでは2015年に「Wantedly Chat」という新しいチャットサービスを開発し、2016年初頭にリリースしました。当社はテクノロジーの力で大勢の人に価値を届けることをミッションにしているので、「会社と人の

    プログラマーは「作業者」ではない、技術の力で今の100倍のユーザーを支える
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    shkh 2017/10/27
  • 幻滅期に向かうAIとRPA、ガートナーが予測

    トレンドとなっているテクノロジーの期待度や普及フェーズなどを可視化する、米ガートナーの「ハイプ・サイクル」。その日における最新版「日におけるテクノロジのハイプ・サイクル:2017年」が、2017年10月3日に公開された。 日で注目すべき40のテクノロジーを選び出し、波形曲線にマッピング。どの技術が注目されていて、どの程度成熟しているかが分かるようになっている。 2017年は新たに、「仮想パーソナル・アシスタント」「OSコンテナ」「ブロックチェーン」「生体認証」など、12のキーワードが追加された(図1)。「人工知能AI)」や「IoT(インターネット・オブ・シングズ)プラットフォーム」「セキュリティ・インテリジェンス」「ロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)」などは、2016年に引き続き選定されている。

    幻滅期に向かうAIとRPA、ガートナーが予測
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    shkh 2017/10/10
  • IIJ、2枚のSIMカードを使えるモバイルルーターを発売

    インターネットイニシアティブ(IIJ)は2013年11月13日、2枚のSIMカードスロットを備えたモバイルルーター「RX501NC」を発表した(写真1)。IIJが提供するNTTドコモの携帯電話網を使った法人向けMVNOサービス「IIJモバイルサービス/タイプD」の端末ラインアップとして提供する。製造はネクス(旧ネットインデックス)で12月9日に発売する。 RX501NCはNTTドコモやイー・アクセス、それらのMVNOのSIMカードを使える(写真2)。IIJはイー・アクセス網を使ったMVNOサービスも提供している。当初はIIJモバイルサービス/タイプDでの提供となるが、年度内をメドにマルチキャリアに対応した新サービスを用意する予定だ。「具体的なサービス内容は決まっていないが、低速だが安価なサービスと高速な従量課金サービスを組み合わせるようなものを想定している」(IIJの早坂忍ネットワークサー

    IIJ、2枚のSIMカードを使えるモバイルルーターを発売
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    shkh 2013/11/16
    “SIMカードの切り替えは物理的なスイッチで行う”
  • なぜ今、ホームネットワーク?

    「ホームネットワーク」と聞いて、どんなネットワーク環境を思い浮かべるだろうか。よく言われるのは、家庭内の家電やパソコンなどがネットワークで結ばれて、データを転送したり、外部からの操作を可能にしたりする──といったもの。ホームネットワークを実現する技術としては、テレビやレコーダーなどデジタル家電向けのDLNAや、白物家電や住宅設備向けのエコーネットなどが代表的だ。 ネットワーク対応の家電やデジタル機器は増えているが、ホームネットワークが普及しているとは言い難い。世間の話題も、電力メーターをネットワーク対応にしてデータを活用する「スマートメーター」などに移っている気がしていた。 そんな中、ホームネットワークに関係する新たなサービスが始まった。ニフティが2013年10月3日に開始した「スマートサーブ」だ。スマートサーブは、外から自宅内の機器を操作できるようにするネットワークサービス。「なぜ今、ホ

    なぜ今、ホームネットワーク?
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    shkh 2013/11/11
  • [すごいネットワーク]DC内は「小型インターネット」

    データセンター(DC)の「すごい」変化は、建物やラックといったハードウエアだけでなく、それ以外の部分でも生じている。米マイクロソフトがクラウドサービスを提供するDCでは、ネットワーク構成に大きな変化が起きていた。 表1は、マイクロソフトの電子メールSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)、「Office 365 Exchange」を提供するDCで、2012年に行った大がかりな構成変更をまとめたものだ。 マイクロソフトは2012年6月まで、DCの中に大きなレイヤー2(L2)ドメインを構成し、ネットワークスイッチが備える「VLAN」機能を使って、必要に応じてネットワークを分割していた。ところが2012年6月以降は、L2ドメインをラックの中だけに限定し、ラック間をレイヤー3(L3)ネットワークで接続するという構成に切り替えた。 この狙いは、ネットワークスイッチが故障してもネットワークが利用し

    [すごいネットワーク]DC内は「小型インターネット」
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    shkh 2013/10/03
  • “パケットの気持ち”になってネットワークを理解する

    日経NETWORKの9月号の特集1では「パケットの気持ちでプロトコル連携を理解する」というタイトルで、IP(Internet Protocol)のパケットが家庭内のLANを出て、やがてインターネット上にあるWebサーバーにまで流れていく過程を説明した。ここでは特集のこぼれ話をご紹介したい。 その昔、記者がネットワークの勉強を始めたごくごく最初の頃に「よくわからない」と思ったのが「レイヤー2のイーサネットと、レイヤー3のIPはどう連携しているのか?」ということだった。そんなとき、日経NETWORKの先輩記者は「わからない?そういうときはパケットの気持ちになって考えるんだ!」と言う。「……なんですかそれは!?」 要するに、通信の流れが理解できないときは一度、「パケットの立ち場になると、いま自分はどんな情報を持って、どこにいるんだろう。次のホップに行くために足りない情報はなんだろう」と考えてみる

    “パケットの気持ち”になってネットワークを理解する
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    shkh 2013/09/03
  • [仮想化編]重要性増すネットワーク・レベルの仮想化

    「ユーザーが必要とする処理能力に見合うCPUリソースをオンデマンドで提供する」,「コストを下げられるよう,未使用のCPUリソースは解放する」,「使用中のサーバー・マシンに障害が発生しても,即座にハードウエアを切り替えてサービスを継続させる」──。 クラウド型サービスには,こうした機能が期待される。ユーザーが最も気にしているのは,サーバーやネットワークの導入・運用コストや運用負荷を抑えながら,安定して稼働するシステムを実現することである。 こうしたニーズに応えられる仕組みを実現するうえで,中心となるのが仮想化技術である。“仮想化”と言った場合,一般にはサーバー仮想化を指す。これは,サーバー・マシンを仮想的にソフトウエアで実現するものだ。さらに,仮想サーバー同士を接続するため,仮想的なスイッチを用意する必要がある。これを「仮想スイッチ」,そのための技術を「スイッチの仮想化」あるいは「ネットワー

    [仮想化編]重要性増すネットワーク・レベルの仮想化
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    shkh 2013/07/17
  • 第2回 チップ・セットに支援機能を搭載してI/Oを仮想化

    前回紹介した「VT-x」と「VT-i」はCPUを仮想化する技術である。これに対して,「ダイレクトI/Oテクノロジー(VT-d)」は,I/Oを仮想化する技術だ。特に,チップ・セット,I/Oコントローラ,メモリー・コントローラの部分を担うのがVT-dである(図1)。以下では,このVT-dについて詳しく解説する。 図1●PCのプラットフォームにおけるVT-dの位置付け。チップ・セットに搭載され,各種I/Oデバイスを仮想化する。PCI ExpressデバイスがCPUを介さずにメイン・メモリーとの間でデータ転送を行う際に,適切にアドレスを変換するのもVT-dの役割である 3種類のI/O仮想化モデル I/Oの仮想化にはいくつかの手法がある。代表的な手法として,サービスVM(仮想マシン)モデル,Hypervisorモデル,パススルー・モデルの3つが挙げられる(図2)。 サービスVMモデルでは,I/Oアク

    第2回 チップ・セットに支援機能を搭載してI/Oを仮想化
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    shkh 2013/07/16
  • 第1回 1985年以来のアーキテクチャを革新する新技術

    インテルは,「プロテクト・モード」と呼ぶアーキテクチャを採用した32ビット・プロセッサ「Intel386」を1985年に発表した。このプロテクト・モードは,発表から20年以上経過した今も,なおそのままの形で使われている。 「Intel Virtualization Technology(VT)」は,このプロテクト・モードに,さらに新しいアーキテクチャを追加したもので,実に20年以上の歳月を経て,プロテクト・モードにメスが入れられたことになる。今後は,すべてのIAプラットフォームの利用形態を大きく変革させていく核心技術となっていくだろう。 ここでは,プロセッサのアーキテクチャとしてのIntel VTの技術内容を,既存のソフトウエアのみによる仮想化手法と対比しながら解説する。 特権レベルで命令実行を制御 インテルのマイクロプロセッサは,2ビットの特権レベルの概念に基づく保護機構を備えている。I

    第1回 1985年以来のアーキテクチャを革新する新技術
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    shkh 2013/05/30
  • マルチキャスト編 PIMを知る

    マルチキャスト通信で欠かせない要素は,マルチキャストアドレッシング,IGMP,そしてマルチキャストルーティングプロトコルです。マルチキャストルーティングプロトコルにより,マルチキャストのトラフィックが適切にネットワークに配信されます。今回は,マルチキャストルーティングプロトコルの代表であるPIM(Protocol-Independent Multicast)を学びます。 PIMのモード PIM(Protocol-Independent Multicast)は,ユニキャスト用のルーティングプロトコル(EIGRPやOSPFなど)から独立(Independent)した,マルチキャスト用のルーティングプロトコルです。 PIMでは,マルチキャスト・ルーティングのための専用のルーティングテーブルを作ります。また,PIMが動作しているルータ間では,ユニキャスト用ルーティングプロトコルのようなルーティング

    マルチキャスト編 PIMを知る
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    shkh 2013/03/19
  • サーバーを多彩な手法で監視 Nagios

    Nagiosは,サーバーの稼働状態を監視するソフトウエアである。システムの異常を検知すると,それを管理者にメールで報告する機能などを備える。Webインタフェースによるステータス閲覧やレポート出力もできる。 サーバーの稼働状況を監視するのは,システム管理者の役目である。システム管理者は,サービス停止などの異常をいち早く見つけ,それに迅速に対処しなければならない。しかし,24時間365日,常にサーバーを監視するのは大変である。特に複数台のサーバーを管理している場合はなおさらであり,監視漏れなどが生じやすい。きちんと管理するには,複数台のサーバーを常時一括監視できる「監視ソフト」の導入が望ましい。 Nagiosは,有償ソフトに匹敵するほどの充実した機能を持つ,フリーの監視ソフトである。基機能は,サーバーにPINGを飛ばしての「死活チェック」と,クライアントとしてサーバーにアクセスして稼働状況を

    サーバーを多彩な手法で監視 Nagios
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    shkh 2013/02/13
  • 第1回 ズタズタになった情報網

    東日大震災と福島第一原発事故は、未曾有の災害をもたらした国難と言えよう。被災者の方々には心よりの哀悼の意を伝えたい。しかしいつまでも頭を垂れているわけにはいかない。この国難に臨み、我々がどのような教訓を得て今後の復旧・復興に活かし新たな国造りを行うかは、日国民だけでなく世界の注目する所である。今回はそれらをICTの観点からまとめ、今ICTが国に何を貢献できるかを提言したい。 途絶した通信網 マグニチュード9.0の東日大震災はその壊滅的被害が東北地方の太平洋側全体に及び、かつ巨大津波が10メートルの防波堤(岩手県宮古市田老町)さえも乗り越えて町全体を壊滅させるという、まさに想定外の巨大エネルギーだった。 日はこれまで世界的にも通信インフラの優れた国と評価されてきた。しかしこの未曾有の災害を見ると、通信網が想定外の規模で途絶したことは、ある程度しかたのないことだったのかもしれない。行方

    第1回 ズタズタになった情報網
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    shkh 2013/02/06
  • 第7回■文字エンコーディングが生み出すぜい弱性を知る

    文字コードに関する問題は大別すると文字集合の問題と文字エンコーディングの問題に分類できる。前回は文字集合の取り扱いに起因するぜい弱性について説明したので、今回は文字エンコーディングに起因するぜい弱性について説明しよう。 文字エンコーディングに依存する問題をさらに分類すると2種類ある。(1)文字エンコーディングとして不正なデータを用いると攻撃が成立してしまう点と,(2)文字エンコーディングの処理が不十分なためにぜい弱性が生じることがある点だ。 不正な文字エンコーディング(1)――冗長なUTF-8符号化問題 まず,(1)の不正な文字エンコーディングの代表として,冗長なUTF-8符号化問題から説明しよう。前々回に解説したUTF-8のビット・パターン(表1に再掲)を見ると,コード・ポイントの範囲ごとにビット・パターンが割り当てられているが,ビット・パターン上は,より多くのバイト数を使っても同じコー

    第7回■文字エンコーディングが生み出すぜい弱性を知る
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    shkh 2013/01/03
  • ヤフーがパソコン禁止の「スマホフライデー」結果公表、社員の6割が定期開催望む

    ヤフー(Yahoo! JAPAN)は2012年12月25日、パソコンの利用を禁止しスマートフォン/タブレット端末のみで業務を行う社内イベント「スマホフライデー」実施後の調査結果を公表した。資料作成や開発業務などを中心に不便さを感じた社員がいたものの、回答者の61.7%が今後も定期的に開催することを望んだとしている。 ヤフーが「スマホフライデー」を実施したのは11月9日(金)午後で、対象者は正社員約3900人。パソコン作業が必須である一部社員を除いて、全員が参加した。ヤフーは正社員全員に業務用のスマートフォンの「iPhone 5」と、タブレット端末の「iPad(第3世代)」を貸与している(関連記事)。参加者が当日使用した端末はiPadが全体の98.7%で圧倒的に多かった。iPhoneは59.6%だった。 当日、パソコンの業務利用ができなくて不便だったことについて尋ねたところ、「企画(資料作成

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    shkh 2012/12/26
  • 第4回 仮想化によるサーバー集約でIT利用効率を向上

    IT部門の重要な課題の1つとして,ITコストの削減が挙げられる。IT部門は限られた予算の中で継続的に品質を向上させ,リスクに対する対策を講じ,ビジネスの変化に柔軟に対応しなければならない。この厳しい要求に応えるため,IT部門では様々なコンソリデーションに取り組んでいる。コンソリデーションの目的は,ITシステムを集約・統合して簡潔な構造にすることで,コスト削減や効率化を図ることである。ここでは,仮想サーバー技術を効果的に活用したコンソリデーションについて考えてみたい。 サーバー集約に有効な仮想サーバー技術 コンソリデーションの対象となる領域は,サーバーやストレージに限らずITシステム全体に及ぶ。業務アプリケーションの統合,アプリケーション実行環境の統一,運用環境の一元化,認証やディレクトリ・サービスなどの機能統合など,広範囲に渡る。 図1はシステムを構成する領域を表した図である。従来,システ

    第4回 仮想化によるサーバー集約でIT利用効率を向上
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    shkh 2012/08/06
  • 直接変調

    レーザ素子を使って,電気信号を光信号に変換する方法の一種。変調した電気信号をレーザに直接加えて発振させる。外部変調器を使わない。取りあえず安定なレーザ光を発振させ,その後で変調を加える外部変調方式と比べると,一般に波長の精度が粗く高速化や長距離伝送が難しいが,小型化でき,低消費電力であるという特徴がある。 直接変調型レーザの高速化が難しいのは,半導体レーザ自体を高速動作させる必要があるため。半導体レーザを高速動作させるには,電流に対する光の応答度合いが急激に低下する緩和振動周波数(fr)を引き上げる必要がある。frは,媒質利得および体積の逆数のそれぞれ1/2乗に比例する。このため,レーザ光を発光する活性層材料の利得を上げ,活性層体積を低減しなくてはならない。 例えば,データ・センターなどにおける高速ネットワーク機器では,小型・低消費電力で40Gビット/秒と高速のレーザ送信器が必要となる。直

    直接変調
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    shkh 2012/02/23
  • OpenFlowが話題な理由

    最近、筆者の周辺ではネットワークの制御に利用する「OpenFlow(オープンフロー)」という技術が話題だ。OpenFlowはもともと2008年にスタンフォード大学などを中心に設立された「OpenFlowコンソーシアム」が提唱し、実証実験を重ねてきた技術である。2011年にはしっかりした規格策定のため、新たに設立された「Open Networking Foundation」という団体により標準化作業が進められている。 Open Networking FoundationにはNECNTTグループのほか、世界のルーターやスイッチのベンダー、通信事業者が参加している。そのほか、米グーグルや米マイクロソフト、米フェイスブックなどのクラウドサービス事業者も名を連ねていることから、にわかに注目を集めている。ここではなぜOpenFlowのような技術が話題になりつつあるのか、国内のIaaS事業者に聞いたデ

    OpenFlowが話題な理由