カプコンは23日、任天堂の携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」シリーズ向けに「ICOCA(イコカ)」や「Suica(スイカ)」などの交通系ICカード10種類と連携したゲームを開発したと明らかにした。カードに蓄積された乗降履歴が得点につながる内容で、実際に各地へ行くことを促す。ゲームは全国9千駅以上を網羅。関係者は地域活性化にも貢献できると期待している。 3DSシリーズでICカードの読み取り機能のある機種が対象となる。ゲーム製作にはJR東日本子会社が協力した。交通系ICカードとゲームの連携は初めてだ。 ICカードをゲーム機にかざしてデータを転送。移動するごとにポイントがたまり、初めて行く駅ほど高いポイントがもらえる仕組みで、ポイントはゲームを優位に進めるためのアイテム(景品)などと交換できる。イベント開催地の最寄り駅は、ポイントを高くしたり期間中にアイテムを設置したりすることも検討しているとい
