【午後11時】名人位を防衛した羽生名人の記者会見が行われた。やりとりは以下の通り。 ――防衛の実感は 「感想戦もやり、終わったんだなという気がしている」 ――今シリーズ、競った内容が多かった 「特に2局目以降はずっと苦しい展開というか、作戦的なところから押されている状況が続いた。かなり厳しいんじゃないかなという気持ちを持ちながら指していた」 ――逆転する秘訣(ひけつ)みたいなものは 「持ち時間9時間あるので、できるだけのことは頑張ろうという気持ちはありましたが。それが秘訣につながるかはわからないですけど、気持ちの面では折れないように指せたらいいなというつもりだった」 ――苦しい局面で、どういう心境だったのか。例えば第4局は大変そうに見えたが、そういう時の気の持ちようは 「時間が長いと不利な局面を見ている時間も長くて、だんだん嫌になってくる(笑)。1手指して急に良くなるわけではないが、その状
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