ブックマーク / globe.asahi.com (9)

  • 世界で急減のミツバチ、沖縄の女性研究者が解決に没頭 原動力はタトゥー刻むほどの愛:朝日新聞GLOBE+

    ミツバチは人間社会と比べても劣らない社会制度が発達した世界に住んでおり、その労働倫理の高さには定評があります。 そんな愛すべきミツバチに大きな危機が押し寄せています。個体数が急速に減っているのです。 この問題の解決につながるような発見を、沖縄科学技術大学院大学(OIST)の博士課程に入ったばかりの女性研究者が成し遂げました。 巣箱に群がるミツバチ。リンゴやコーヒー、アーモンドなど、様々な植物を受粉させることができる=ブリティッシュ・コロンビア大、長谷川のんのさん撮影 ミツバチの数が少なくなると人間にどんな影響があるのでしょうか。ミツバチはハチミツやローヤルゼリーを生み出し、私たちの栄養や健康、経済に大きな貢献をしています。 それ以上に大事なのが、ミツバチは花粉を運ぶ役割を果たしていることです。専門家によると、ミツバチは世界の農作物の約3分の1の受粉を担っていて、ほかの昆虫や動物などの「花粉

    世界で急減のミツバチ、沖縄の女性研究者が解決に没頭 原動力はタトゥー刻むほどの愛:朝日新聞GLOBE+
    shoi
    shoi 2021/09/13
  • ドイツの少女像で思うこと 歴史認識の折り合いをつけるのは見果てぬ夢か:朝日新聞GLOBE+

    少女像は9月28日、ベルリン・ミッテ区から1年間の許可を得て、住宅街にある公園前に置かれた。日政府は不適切だとして、ドイツ政府に撤去を要請。区は10月8日、設置許可を取り消し、14日までに撤去するよう市民団体に求めた。 これに対し、市民団体は撤去を求める区の決定の差し止めを行政裁判所に申請した。区は13日、「当面の間、置かれたままになる」と発表。裁判所の判断が出るまでは新たな決定はしないとした。日側はドイツの司法手続きを見守る姿勢を示している。 今回、ミッテ区の判断が揺れた背景には、市民団体の姿勢に対する不信感があった。フォンダッセル区長は声明で、少女像の設置を承認する過程では戦時中の性暴力に反対する趣旨と受け止めていたが、実際には「旧日軍の行為のみを対象とし、日やベルリンでいら立ちを招いた」と指摘した。ミッテ区には100カ国超の出身者が住んでおり、地域の調和を損なわないために「国

    ドイツの少女像で思うこと 歴史認識の折り合いをつけるのは見果てぬ夢か:朝日新聞GLOBE+
    shoi
    shoi 2020/11/01
  • なぜ若者の政権支持率は高いのか 学生との対話で見えた、独特の政治感覚:朝日新聞GLOBE+

    東京都知事選を翌日に控えた7月4日、土曜日の昼下がり。私は、ある学生団体が主催するオンライン討論イベントに招かれた。テーマは民主主義。日政府のコロナ対応はうまくいったと思う?  明日の都知事選、どんな視点で投票するんですか?  全国各地から参加してくれた若者たちと意見を交わすうち、都内の大学に通う4年生の男子学生(23)の発言に、メモを取る手がとまった。 「ぼくは選挙に行くとき、候補者の主張を調べはします。でも、どうしても距離を感じてしまうので、多数派から支持を得ている人に投票するようにしています」――。 え、どういうこと?  理由はこうだった。 子育て、年金、医療、働き方……各候補が様々な政策を主張するけれど、どれも「自分ごと」に感じられない。でも、選挙に行かなきゃ大人じゃない。国民の義務を果たしていないと言われたくない。そんなあやふやな考えの自分の1票が変な影響を与えないよう、せめて

    なぜ若者の政権支持率は高いのか 学生との対話で見えた、独特の政治感覚:朝日新聞GLOBE+
    shoi
    shoi 2020/10/01
  • グーグルからパナへ 松岡陽子氏が強調する、徹底した「ユーザーファースト」:朝日新聞GLOBE+

    ■テニス選手志望から人工知能の研究者へ 1971年、東京生まれの松岡氏は、プロテニスプレイヤーをめざして16歳の時に渡米した異色の経歴の持ち主だ。大学時代にケガでプロをあきらめざるをえなくなったときに、目が向いたのがロボット工学だった。当初は「テニスができるロボットをつくりたい」と考えていたという。そこで進学したマサチューセッツ工科大学の大学院では、人工知能の研究も進めて博士号を取得した。 ――当時のAIには満足がいかなくて、「テニスの相手はできない」と思ったので、「リアルのインテリジェンスが分かればAIも分かる」と、脳の研究に入りました。ヘルスケアも学ばないといけないところだったので、分野を急に変えた感じで、それもおもしろくて、それでPhD(博士号)を取ってしまって。でも、テニスできるロボットは今でもできてないですよね。そのとき気づいたのは、脳やヘルスケアを勉強してみたら、ロボットやAI

    グーグルからパナへ 松岡陽子氏が強調する、徹底した「ユーザーファースト」:朝日新聞GLOBE+
    shoi
    shoi 2019/11/01
  • 公園を埋め、そして消えたイラン人 あの波は日本に何をもたらしたか:朝日新聞GLOBE+

    代々木公園の入り口は、多くのイラン人でごった返していた=西山毅・写真/文 「東京のキャバブのけむり」(ポット出版発行、径書房発売)より ■欧州に渡った 2人の明暗 2001年秋から04年春までテヘランで暮らした私にとって、イラン人は親日家という印象が強い。だれもがテレビドラマ「おしん」(*1)を知っているし、「ヒロシマ」を口にする。 (*1)1983年~84年に放映されたNHKの朝ドラ。戦中、戦後の混乱期を生きる女性を描いた。イランではイラクとの戦争中に放送されて共感を呼び、放送中は街から人影が消えるほどの人気に。 それだけに、1990年代初めに起きたことが心のどこかにつかえていた。当時、メディアは「公園がイラン人に占拠された」とセンセーショナルに報じた。変造テレホンカード(*2)や薬物取引など犯罪がらみの報道ばかり目立った。 (*2)公衆電話用のプリペイドカード。国際電話ができるカード式

    公園を埋め、そして消えたイラン人 あの波は日本に何をもたらしたか:朝日新聞GLOBE+
    shoi
    shoi 2019/06/10
  • 『否定と肯定』 歴史を否定する人と同じ土俵に乗ってはいけない:朝日新聞GLOBE+

    『否定と肯定』より、デボラ・E・リップシュタット役のレイチェル・ワイズ © DENIAL FILM, LLC AND BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2016 裁判の直接のきっかけに使われたのは、リップシュタット教授が1993年に出した著書『ホロコーストの真実 大量虐殺否定者たちの嘘ともくろみ』。英国人デイヴィッド・アーヴィング(79)は翌年、リップシュタットが講義中のエモリー大学の教室に乗り込み、学生たちの前で彼女を噓つき呼ばわりして責め立てた。この時の様子は映画の冒頭、リップシュタット役のレイチェル・ワイズ(47)と、アーヴィング演じるティモシー・スポール(60)が再現している。 リップシュタット教授はそれまで、アーヴィングに会ったことはなかったという。リップシュタット教授は当時を、「車のヘッドライトに突如照らされた鹿のように身動きができず、どうしたら

    『否定と肯定』 歴史を否定する人と同じ土俵に乗ってはいけない:朝日新聞GLOBE+
    shoi
    shoi 2019/03/18
  • 国籍に縛られない「私」はどこに 在日コリアン記者が世界を旅して見つけた答え:朝日新聞GLOBE+

    宋光祐 「世界で同じ悩みを抱える人たちと出会い、勇気をもらえた」 出生地・日/国籍・韓国/居住地・日(外山俊樹撮影) *ディアスポラ 「離散」を意味するギリシャ語。来はパレスチナ以外の地に移り住んだユダヤ人とその社会を指すが、今はユダヤ人に限らず、故郷や祖先の地を離れて暮らす人やコミュニティーにも使われる。 ■韓国でも日でもない私 ここ数カ月、なんとなく居心地の悪い日々が続いている。韓国の最高裁が日企業に賠償を命じた徴用工訴訟や、韓国軍と海上自衛隊の間のレーダー照射問題で、日韓国の間がかつてないほど険悪になっているからだ。 私の祖父母は第2次世界大戦中、当時植民地だった朝鮮半島から日に渡ってきた。韓国にルーツがあり、日に生まれ育った身としては、日韓関係が悪くなるたびに、複雑な気分になる。正直、発言もしづらい。 これまで、誰かに「自分では何人だと思う?」と問われれば、「日

    国籍に縛られない「私」はどこに 在日コリアン記者が世界を旅して見つけた答え:朝日新聞GLOBE+
    shoi
    shoi 2019/02/06
    在日韓国人を独仏のガチ移民と比較するとは尊大だよ。俺(日本人)もあんたも大したもんじゃない。考え過ぎかアフォ日本人しか周りにいないか。
  • 「軍事政権だって、いいじゃない」という学生たち:朝日新聞GLOBE+

    ■圧力もうまく使うなら 日のある大学に通う3年生の学生は、ブラジルの軍事政権期について学ぶうちに、軍事政権にも見習うべき点があると考えるようになったという。「軍事政権というと、軍部が市民に圧力をかけるイメージだったけど、ブラジルの場合は逆に、それによって平和と安全がもたらされたといわれています。圧力もうまく使えば、治安の安定につなげられるのではないかと考えました」 ブラジルでは軍事クーデターが起きた1964年以降、軍部が政治の中枢を握った。しかし、70年代前半までに「ブラジルの奇跡」と呼ばれる高度経済成長を実現。軍部が反対勢力を抑え込んで資源開発など重要な国家主導型プログラムを推進し、治安を安定させたことで海外企業の進出や融資を呼び込めたとされる。軍部が民間からテクノクラート(高度な専門知識と政策能力を持つ技術官僚)を重用したことも大きいといわれる。 【もっと知りたい】 「独裁」という新

    「軍事政権だって、いいじゃない」という学生たち:朝日新聞GLOBE+
    shoi
    shoi 2018/12/13
    5.15事件当時の民意と同じや。原因は失政。
  • 「バース・オブ・ネイション」 黒人奴隷反乱を描いた話題の映画、日本公開中止に:朝日新聞GLOBE+

    『バース・オブ・ネイション』より © 2016 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION 「ナット・ターナー」と聞いても、米国人でも知っている人はそう多くはないようだ。南北戦争勃発に30年先立つ1831年の米バージニア州で、心身ともにこれでもかと虐げられ続けた黒人奴隷たちが白人の「主人」たちに文字通り刃向かい、結局は弾圧・処刑された事件を率いた人物だが、米国でもこれまで広く教えられることも、格的に映画化されることもなかったという。 舞台となったバージニア州出身で、今作の製作・監督・脚・主演の4役に挑んだネイト・パーカー(37)も「大学でアフリカ系米国人研究のクラスをとるまで、彼のことを何も知らなかった」とオフィシャルインタビューに答えている。足元の米国社会では、白人警官による黒人への相次ぐ不当な殺害や乱暴行為がますます問題になっている。当時の黒人奴隷

    「バース・オブ・ネイション」 黒人奴隷反乱を描いた話題の映画、日本公開中止に:朝日新聞GLOBE+
    shoi
    shoi 2017/10/25
  • 1