あけましておめでとうございます。 2016年は日韓サッカーシーンをウォッチングする立場からすると、静かな1年だったと言わざるを得ない。最大のトピックスはリオデジャネイロ五輪アジア最終予選を兼ねたU-23アジア選手権決勝。 日韓が対決し、日本が3-2の劇的な勝利を挙げた。これにより手倉森監督率いるチームへの注目度・期待度がぐっと高まり、やはり日韓戦の影響力は強いと感じさせた。また、Kリーグでは優勝したFCソウルで高萩洋次郎がレギュラーとして活躍するというトピックスもあった。 一方、アジアチャンピオンズリーグではJリーグ勢がすべてラウンド16で敗退。大会終盤での日韓対決が実現しなかった。フル代表では、双方海外組が出場する日韓戦は2011年8月以来実現していない。そういった点が寂しさを助長した。 そんななか、心温まるトピックスがあった。 サガン鳥栖・金民友(キム・ミヌ)の「ホーム最終節スピーチ」
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