ブックマーク / tomohiro358.hatenablog.com (473)

  • 寿命の延びとキャリアモデル - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    いつの時代も未来は暗い セロトニンが多い南米やアフリカの人は楽観的ですが、少ない東アジアの人は不安症になります 東アジアの中でも日人は特に少なく90%近くの人が不安を抱えやすいハートをしています これは非常に損な性格に感じますが ・日の製品は壊れない ・サービスが丁寧 ・交通機関の運行が段違いに正確 ・貯蓄率が高い ・社会ルールを守る などのメリットもあり、コロナの時も最後までマスクを取らない国が日でした 「少子高齢化で日は縮み続ける」 「労働人口がどんどん減っていく」 「年金が不安だ」 などなど、とにかく将来に対して不安がりますが、いつの時代も日人は将来に対して明るく見ていません 変化の時も不安 変化しないのも不安 これはある意味『未来に対しての防衛思考が働きやすい』というメリットに感じます 「日人は失職に弱い」と言われますが、故に昭和の終身雇用制度はありがたかったし、終身雇

    寿命の延びとキャリアモデル - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 最も重要な知識は口伝となる - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    知識や技術は財産 母がギャラリー経営をしていた頃、作る⇒売る⇒学院で教えるの3つが年齢的にきつくなったと地銀の副頭取に相談した時 下は物を仕入れて売ること 中は自分でつくって売ること 上は知識を売ること とアドバイスされます ようは、作って売る仕事を縮小し、知識を売る=教える方に注力した方がいいとアドバイスされます 知識や技術というものは人の頭の中に保存されてますので、盗まれることもなく、火事で焼けることもなく、なによりタダです 無形ではありますが知識や技術は財産と言えます 人は誰しも知的財産をもっています 学び続けたもの、やり続けたもの、没頭し続けたもの、好きで継続しているもの・・・ 「あれは趣味だから・・・」で終わらせず、一度見直すことも必要かもしれません 一昔前まで「テレビに出演する」「を出す」などはとてつもなく大変なことでしたが、現在は誰でも『YouTubeという放送局』『Am

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  • 恵まれた環境の注意点 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    社会はどんどん良くなっていく 報道を見ていると悪いことばかり流すので「世の中は悪くなっている」ように感じますが、実際はどんどん良くなっています そもそも『世の中に役立っているから企業は存在できる』ので、人々の問題、悩み、困り事を多くの人が日々解決するために働いているわけで、少しずつですが良くなっていくように出来ています 「あの仕事は価値がない」という考え方があるだけで、どの仕事にもそれぞれ価値があります 同じく経営陣も社員も「会社をよりいいものにしよう」という共通認識があります 私は平成入社ですが、昭和入社の社員は労働組合を作り、会社に様々な改善要求をし続け、会社もそれを実現するために努力し続け『働く人にとってのいい会社』になっていきます 私は創業75周年の年の入社ですが、その前には社員と経営陣の努力の歴史があるわけです 『良い環境になる』はもちろんいいことですが、東洋の『一極二元論=一つ

    恵まれた環境の注意点 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 労働は美徳なのか - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    摺り込まれた労働への美意識 「なぜブラック労働が生まれるのか」という講義を受けたことがあります もちろん様々な要因がありますが『最大の要因は勤勉に対する美意識』と言われ、驚きます 中世の頃より 「国家の支配者層が一番注力するのは、いかに国民の財布からお金を搾取するか」と 「富裕層貧困層の余暇時間が増えるのを非常に嫌がる」 という性質があり『労働は美徳・怠惰は悪』は古来より私たち庶民に植え付けられていた思考です そういえば私がまだ社会人として駆け出しの頃、社長が「週休3日を目指したい」と主張したことがあります 私は大学生の新卒採用の仕事だったので「採用がやりやすくなる」と喜びましたが、部長などは「そんなのにつられて入社する学生は勤勉性がなく、ろくな奴じゃない」と嫌な顔をしていました 当時は昭和の価値観が崩れはじめ、平成の価値観に少しづつ変わり始めた時代です 令和の今この部長たちの発言を

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  • 研修責任者としてヒューマンスキルを総括する - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    教育の目的とは何だろう 『福祉の充実した国は自殺率が上がる』という衝撃の事実があります 日の場合、雇用の安定させる取り組みと医療制度の充実に老後の年金は世界トップレベルなので、やはり自殺率は高いです 今話題のガザ地区やウクライナは非常に苦しい環境ですが、自殺者はほぼゼロです 保護制度もいき過ぎると生きるたくましさを奪います 極端な例でいえば、以前ご紹介したナウル共和国がいい例です tomohiro358.hatenablog.com 例えば子供の過保護で考えてみると 知り合いの小学校の先生に聞いた話ですが、結婚は早かったものの子供を授かったのが40代の夫婦がいました 夫婦も同居していた祖父母も非常に喜び、かなり過保護に育てたようです 体操着には自分で着替えられない 給べるのは人の3倍かかる 翌日の授業の教科書等の準備は両親がしている なにからなにまで過保護に育てているため、先生も家

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  • 言われやすい人になる - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    ザビエルは日での布教に疲労困憊だった 日は宗教観が薄いと言われがちですが、キリスト教やイスラム教のように唯一絶対の一つの神様を信仰していないせいだと思います 八百万の神(やおよろずのかみ)というくらいですから、当時の人口の百万人より多くの神様が存在していたことになります 海、山、川、滝、池、湖、木、空、岩、田、動物や 自然現象の雷、雨、風、台風、雪、地震、火山噴火などそれぞれの神様がいて、自然からの恵みに対して感謝していたのが古代の日です そこへ大陸から仏教が入ってきます 「同じ宗教を信仰しているとアピールすれば、大陸から侵攻されない」で日発の国際都市平城京には多くの寺院が建立されます また「我々が今あるのは先祖のお陰」という意識の高い日人は「お墓は先祖の家=陰宅」「先祖の魂はお墓や仏壇にある」という仏教の考えを非常に有り難がりました 仏教はインドのヒンドゥー教のカースト制度にあ

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  • 籠の鳥の人生を見直す - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    自分の花を咲かせにくい 昔、愛弟子の安田選手が自殺を図った時、師匠であるアントニオ猪木さんは 『花が咲こうが咲くまいが生きてることが花なんだ!生まれたことが花なんだ!』 と言いました そう、人間は皆が個性をもった花なんですが、なぜか大人たちは「目立ってはいけない!周りをよく見て合わせて生きることが大切だ!」と摺り込みます 友人たちも「空気読めよ」と言い、社会に出ても同調圧力があり「出る杭は打たれる」などと脅され、実際に出る杭がうたれるのを目の当たりにしたりします 集団で生きることは『花が咲かせにくい環境』と言えます 朝の新宿駅などで、行きかう人たちを見ると芝生のように同じに見えたりします 花を咲かせてキラキラ輝いている人はごくごく少数です 皆、赤ん坊の頃はキラキラしているのに・・・ 研修の仕事をしていると「長きにわたり学校という枠にはめられてきた人を、企業組織という枠にはめ直す仕事だな」と

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  • 対Z世代へは『育ち方改革』が必要 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    どの世代も希望の光であり毒でもある 人は皆、世の中を良くしようと取り組んでいき、世の中は少しづつ良くなっていきます 陽を目指して邁進していますが、陽に進んだ分、陰にも進んでいます 便利になった分、何かの能力が退化したり 医療や糧不足の解消で寿命が長生きになると、社会保障が崩壊寸前になったり 必ず光ある所に影があります 日は「団塊の世代」「バブル世代」「氷河期世代」「ゆとり世代」など独自の世代分類がありますが、最近は世界のスタンダードである「X世代」「Y世代」「Z世代」などを世代分類に多く使用しています 元号と西暦のように使い分ければいいと思います どの世代にも『希望の光』となる気質があり『毒』となる部分があります 日の場合は少ないZ世代ですが、どこの企業も「Z世代を採用しろ!」と躍起になっています 労働人口の中では最も多いX世代ですが「時代に合わないと言われないようにしよう」「今座っ

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  • 待つ採用と攻める採用 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    嫉妬深い大企業の採用担当者 私が入社したのはギリバブルでしたので採用業務についた時は超売り手市場で、圧倒的に学生優位でした 最初の配属先は採用企画部の新卒大学生を採用する採用1課の東京採用部が私の社会人としてのスタートです 面接に駆り出された総務の課長が新人の私にぼそっと言います「採用の人って嫉妬深いよね」 当時の課長はいかにも早稲田の政経出身という感じでプライドが高そうでした 当時の学生は引っ張りだこですからいろいろな企業の面接を受けています 「幅広い企業を自分の目で見て決める」別にしごく当たり前のことだと思いますが「うち以外にも志望している企業がある」が気に入らぬようです お高くとまってる女性のようです 「内定を辞退したい」などには嫌悪感をあらわにします それが自社よりも小さな会社だったりするとなおさらです 「生涯賃金で1億円は低い会社だ!」 「福利厚生だってうちの方が圧倒的にいい」

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  • 眼をもつ努力 〜格差社会に立ち向かう知識と行動〜 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    眼を得た人たち 何度か語ったことですが『民』という字は『眼』から目ともう一つの目を取り除いた字だそうです 『社会の仕組みが見えていない人々』 『世の中の真理を知らずに生涯を終わる人々』 という意味らしいので怖い話ですね 国民とか市民とかなにげなく使っていますが、支配者からは見下されているということです 「勤勉に働くことは美しい」 「努力する姿は素晴らしい」 「組織に忠実な姿は誇らしい」 という支配者に都合のいい価値観に真面目にしたがって生きている人のようです 4割くらいの人は「人の言うことに従っていた方が楽だ!」という質だそうです この4割の人は従業員として生きる一択です 2割の人は「人の言いなりに動くのは苦痛だ!自分で考え、自分の足で進んで行きたい」という質のようです この2割は就職せずに起業したり、独立したり、フリーランスになったり、研究者になったりする人もいます どちらが幸福なのかは

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  • 幸福って何だろう - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    人は幸福になる為に生きている あらゆる生物はべる・排出・寝るという行為で生命維持をし、子孫繁栄で次の生態を生み出すことしかプログラミングされていません 大脳が異常に発達してしまった人間だけは「生きる意味」「生きがい」などを考えて求めたりします 「何か目的をもち、それを実現するのが人として生まれた意味だ!」などという人もいれば「人生は壮大な暇つぶし」という人もいます 『世の中に真実はなく、解釈があるだけ』なのかもしれません あえて共通の生きる目的を上げるとすれば『幸福になることを求めている』と言えそうです 我々人間は「自分は何のために生まれてきたのか?」などを考えたりするし、人それぞれいろいろなことを生きがいにしようとしますが、幸福を求め不幸を避けることは皆、求めていることのようです 科学的に見た幸福は? 幸福を科学的に見た場合、幸せホルモンと呼ばれているのは「オキシトシン」「セロトニン」

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  • 富は知のないところからある方に流れる - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    「知」のないものに手を出さない 「日はどんどん貧しくなっていく」 「少子高齢化で年金はあてにならない」 「独自に資産は運用しないと老後暮らしていけない」 「資産形成を何かやらねば!」という意識は年々強くなっています 野村総合研究所のデータによると、日富裕層世帯が保有する金融資産額は過去最高の364兆円で、21年までの10年間でほぼ倍増したそうです そうです!日はどんどん貧しくなる一方で富裕層は10倍になっているのです 野村総研は1億円以上の金融資産を保有する世帯を富裕層と定義しており、その数は過去最高の149万世帯だそうです 「やってる人は益々豊かになり、やらない人はどんどん苦しくなる」 このような現実を見ると焦りますね! ここを狙った商売も増えてますが、向こうから来る話にはいいものはありません 前回不動産投資を書き綴りましたが、決して薦めているわけではありません tomohiro

    富は知のないところからある方に流れる - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 朱に交われば・・・ - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    ステージが変わると集まる人も変わる 人生に行き詰ったときは ①住む場所を変える ②人間関係を変える ③考え方を変える のが良いとされています 私は以前は24年間、全国転勤のサラリーマンだったので、望む望まないに関わらず「住む場所」と「人間関係」は定期的に変わっていました いい面もあり、悪い面もあります 家を購入し、定住生活をしてみると『刺激のなさが脳を固く、視野を狭くしている』ことに気が付きます とはいえ、会社の辞令1つで明日はどこに行くかわからない生活に戻る気はありません 定住生活は良くも悪くも変化が少ないです サラリーマンでいえば『ステージが変わると景色が変わる』とも言えます どんなに偉い役職でも、違う場所に行けば新参者になります 多かれ少なかれ、新たな緊張と刺激があります ステージにより住人が違う 一度、今後の存続をどうするのか問われているような老舗の支店に転勤したことがあります 行

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  • 新卒採用は徐々に困難になってきている - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    人材の質は企業の生命線 「今年の新人は豊作」とプロ野球のドラフト会議が盛り上がってますね 『優秀な新人をどれだけ確保したかで組織の未来が決まる』はどこの世界も同じようです 「まったく!うちにはろくな新人が入ってこない!」と嘆く企業もありますが、採用力の強弱は長い年月でボディーブローのように効いてきます 採用専門の部署や採用担当者がいる企業であれば、その社員の腕っぷし次第です 「うちの商品じゃ売れない」という営業マン 「うちの技術力じゃいい商品が創れない」という開発担当者 「うちの会社じゃ優秀な人材が来るわけない」という採用担当者 与えられた環境で戦えないのであれば交代すべきです 採用は大きく2種類あり、ほっといても学生に人気で多くの学生が詰めかけて、選考能力が重要な会社 ほっとくと良い学生が来ないので、営業のように積極的に動かないと学生を確保できない獲得力重視の会社 建設業・宿泊業・飲

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  • 働かなくてもいい社会の実験 - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    中国の専業子供 前回は中国の「寝そべり族」を書きましたが、中国の若者の間では就職はせず、掃除・事の準備をして親からお金をもらっている「専業子ども」が増えているそうです そういえば少し前の日も「学校出てもすぐに結婚するから」と就職せず「家事手伝い」という女性も多かったです ただ日の場合は「家事能力を母親から学ぶ花嫁修業期間」で女性のみでした 中国の場合は男女で、 失業率の高さや中国の「996」と呼ばれる働き方(午前9時から午後9時まで週6日出勤)が働くことに対して魅力をなくしているようです 日は「965」がスタンダードですね 来大人になるということは「社会で働き親から自立して生きる」ということですから、中国の専業子供は一昔前の日の「パラサイトシングル」「引きこもり」のようなものです 中国の大学進学率は55%弱で、日より少しだけ高い状況ですが「大学を出てもそれに見合う仕事がない」

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  • 働かないと生きていけないか否か - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    中国で急増の寝そべり族 過去最高の失業率の中国で「寝そべり族」なるものが増え続けるそうです 一日中ゴロゴロして好きなことをしている若者のことです 以前、高学歴なのにそれに見合う就職先がなく、アルバイトのような仕事をしている「アリ族」は紹介しましたが、こちらはアリ族のようにもがいていません 21世紀に入ってから一般の中国人はマイホームとマイカーを持つようになり、後期の「一人っ子世代」は物心ついた時から、新築マンションに住んでいたり、マイカーで学校に送り迎えしてもらったりしているそうです この世代は一人っ子だから、親の愛情と資金をふんだんに享けて育っているため根がガツガツしていないようです ゼロコロナ政策を徹底し、日のように雇用や経営継続のための補助金がない中国では、バタバタ企業が倒産して働き口が激減しました 従って就業競争はかなり激化しています 不景気なのに大学の卒業生は、毎年約40万人ず

    働かないと生きていけないか否か - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 承認欲求はやっかいなのか? - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    欲求が満たされてしまった人間 人間以外の生物は捕活動と生殖活動がメインの欲求です ようはべることにより肉体を維持して、次の子孫を残す活動がほとんどです この2つは努力とか義務感からではなく、快楽によって誘導されます やはり美味しいべ物をべる時は快楽に満たされます あらゆる生物は生を受けたら、べて寝て生殖活動をすることがほとんどで、これが生きる意味のすべてです 当たり前にべることができ、安全な環境が保証されると新たな欲求が生まれてきます 「俺はべて、排出して、寝る為だけに生まれてきたんじゃない!」 「生きる意味ってなんだ!」 「自分を理解してほしい!自分を認めてほしい!」 という承認欲求です 東洋では『引力能・魅力能=人を引き付けたい能』と呼んでいます 自己重要感 SNSの広がりは「いいねが欲しい❤」「フォロワーを増やしたい」「チャンネル登録者数を増やしたい」「共感さ

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  • 視野・視座・視点を高める - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    多くの人との議論は大事 人と話したり、やネットで情報を得たりすると『思考を変えるような気付き』に出会います 今までの自分の身につけた思考とは違う考え方に出会うと「視野が広がった」と感じます 社会に出たての新入社員の研修の主な柱は『知識・やり方・考え方』ですが、考え方を教えることは非常に大切だということは、どこの企業でもわかっています 「どこ⇒なぜ⇒どう(する)の順番で考えること」 「どこ⇒なぜで思考を止めて『どうするか』を考えないと、組織が悪い・周りが悪い・社会が悪いという原因他人論タイプになってしまい、害な人間になってしまう」 などが教え込まれているか否かで長い人生では大きな差が生じてしまいます ある程度のキャリアを積んでしまい「あなたは原因他人論ですね!原因自分論に変えた方がいいですよ!」などといわれると反発をおぼえるようになります やっぱり真っ新な新入社員だからこそ吸収できる教育

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  • ネガティブっていけないのか? - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    リーダーから愛されるポジティブ 「ネガティブは悪くて、ポジティブは良いこと」 「ポジティブな人は発言も前向きで明るい」 「ポジティブな人はチャレンジ精神旺盛」 「ポジティブな人は活気があり周りを明るくする」 と聞けばポジティブな人の方がいいに決まっているという結論になります ネガティブはこの逆ですから「いや」「でも」「そんなこと言っても」などといううじうじした後ろ向きなイメージがあります 先日変わった意見を聞きました 「A君はポジティブだから上司にいいように利用され搾取されている」 リーダーからすると、前向きですぐに行動に移すポジティブな人はありがたいようですが、ついつい過剰に利用してしまうようです 「Bさんはポジティブすぎて人の気持ちにずかずか入り込んでくる」 人のネガティブな部分を否定してポジティブを押し付けてくる人は、周りに敬遠されるようです ネガティブは悪いことではない ポジティブ

    ネガティブっていけないのか? - 人事からみた採用とキャリアアップの実情
  • 無冠と実力とキャリア - 人事からみた採用とキャリアアップの実情

    無冠の帝王 私が生まれる前に現役だったプロレスラーに『神様カールゴッチ』がいます 神様と呼ばれるぐらいですから相当強い人で、アントニオ猪木さんやUWF選手のような実力重視派のレスラーには師匠として慕われていました カールゴッチがハワイにいると聞けば、猪木さんは自費でハワイまで飛んで教えを請うたと言われるほどの実力者です カールゴッチには神様の他に『無冠の帝王』という呼ばれ方があります いわゆるメジャーなタイトルのベルトに縁がなかったということです 「一番強いのになぜ?」と思われるかもしれませんが、プロレスは興行なので「客を呼べる人間にベルトを巻かせないと!」という側面があります 強いが客を沸かせられず、集客力もないゴッチにメジャーなベルトは任せることができないということです 多くのレスラーは人気のがあり集客力のあるレスラーに「この人にわせてもらってる」という敬意をはらいます 強い弱いでは

    無冠と実力とキャリア - 人事からみた採用とキャリアアップの実情