韓国の情報機関は、北朝鮮が7回目の核実験の準備をすべて終え、実施のタイミングだけを見計らっている段階だという見方を示しました。 これは韓国の情報機関、国家情報院が19日、国会の情報委員会で明らかにしました。 出席した議員によりますと、この中で、国家情報院は2017年9月以来、7回目となる核実験に向けた北朝鮮の動向について、国内で新型コロナウイルスの感染が広がっている中にあっても、北東部プンゲリ(豊渓里)にある核実験場での準備はすべて終わり、実施のタイミングだけを見計らっている段階だという見方を示したということです。 また、これと合わせてミサイル発射の兆候も捉えられているとの報告もあったということです。 これに先立って、アメリカのサリバン大統領補佐官は18日、バイデン大統領が20日から日韓両国を歴訪する間にも、北朝鮮が長距離弾道ミサイルの発射や核実験に踏み切る可能性があるという見方を示してい